お久しぶりです、弘介です。今回は今流行の、このカードについて話していきたいと思います!!
『巨虎の王道』その強さとは?
さて、今回紹介させていただくのは呉に追加された新カードである<SR3孫権>です。
スペックは武力8、知力7、征圧力2の2.5コスト槍兵です。特技として、計略を打ちやすくする「魅力」と守りに便利な「防柵」を所持しています。バランス型のスペックなので、白兵戦では遅れをとりがちです。しかし将器【攻城術】を持つので、見た目の数値より重いプレッシャーをかけることができます。
計略は赤ボタンと青ボタンで効果の変わる岐略です。簡単に効果だけ説明すると、緋略は速度上昇と武力+5、蒼略は速度低下と武力+8。どちらも効果時間は8C程となっています。
士気7という重さから考えると、緋略は少し物足りない数値かもしれませんね。同じ勢力には速度上昇に加え、武力+6の<R陸抗>もいます。<SR3孫権>は共振計略とは違って、計略範囲内の武将コストに依存しない点で差別化できますが、それでも万全な状態での爆発力は敵いません。
また、武力+5は英傑号令と同じ数値なので、<SR3孫権>のバランス型のスペックと相まって、士気7以下の計略で凌がれやすいです。士気差で負けてしまうこともあるので、緋略はライン上げやカウンターしたいときなどぶつかり合いとはそこまで関係のないときに選択するとよいと思います。もちろん超絶騎馬や騎馬単の相手で槍出しをしたいときにも選ぶことができます。
注意する点は、今回のバージョンアップによって速度上昇値があがり、弓兵は走射すると迎撃されるようになったことですね。
蒼略は、今回のバージョンアップによって武力+8となりました。これは士気12あるときの<SR1袁紹>の『栄光の大号令』と同じ武力上昇値です。士気7にふさわしい火力を出すことができるので、できるだけぶつかり合いではこちらを選んでいきたいところですね。
相手の城際で使うとそのパワーがよくわかります。将器【攻城術】を付けた部隊を多数採用すると、一気に落城まで持っていく事も出来ます。
デメリットとして速度低下がありますが、0.7倍程度とそこまで遅くなるわけではありません。相手の城にもう少しでたどり着けそうだけど、計略を先に使われたよーという状況などは緋略よりも蒼略を選んで無理やり前進する方が攻城につながりやすいです。また、守りにおいてはそこまで速度低下を気にする必要はないので、どんどん蒼略を使っていきましょう。
注意する点は、早く計略を使ってしまい相手に帰られてしまうことですね。いくら速度低下がそこまでないといっても、戦場の真ん中ぐらいで使ってしまうと相手の城にたどり着くころぐらいには効果が切れてしまいます。戦場真ん中よりも少し敵陣寄り、くらいを意識して使えるとよいと思います。
緋略を使うべきか、蒼略を使うべきか、という状況の見極めが大事ですね。特に騎兵は、緋略の場合は突撃するために槍兵の後ろに、蒼略の場合は突撃できないので乱戦または攻城要員として槍兵の前に置くなど、ポジショニングが大事となります。
相性のいいカード
コストによる縛りや兵種による縛りもないので、編成はかなり自由です。そのため、相性の良いカードもかなり多いですね。その中から全国対戦でもよく見かけるものをピックアップしてみました。
将器【攻城術】と『夷陵の炎』というダメージ計略を兼ね備えているので、相手にかなりのプレッシャーを与えることができます。1コストの<C趙夫人>と共に採用すれば、相手は法具【再起の法】を選択せざるを得なくなるでしょう。立派な裏の手ですね。2.5コストの槍兵がどちらも武力8では不安な方には、あまりおススメできませんがw
騎馬にコストを割きたい場合はこのカード。スペック良し、計略『小覇王の蛮勇』もピンチを救ってくれる火力があります。ただし知力3はダメージ計略や妨害計略に弱いので、しっかりカバーできるカードも採用しておきましょう。
将器【攻城術】と特技「防柵」を所持しているので、<SR3孫権>と合わせればこの時点で【攻城術】2つと「防柵」2つを採用することができています。計略は元祖なんとかしてくれる『漢の意地』です。ほんとになんとかしてくれる安心感があります。
新カードで登場した孫策です。武力6に知力5、特技に「魅力」と「勇猛」はだいぶオーバースペックに見えますが、征圧力が0の1.5コスト騎馬です。将器に【征圧力上昇】があるとはいえ、総合征圧力にもかなり響いてきます。征圧戦を意識したい場合は別の騎馬を選びましょう。
こちらも新カードの1.5コスト騎馬。武力5、知力4、征圧力2、特技「勇猛」という平凡なスペックですが、呉の騎馬で中武力の武力5と征圧2を有しているのはありがたいです。計略も上方修正され、一部隊との乱戦につき武力+4となりました。二部隊と乱戦すれば初期武力上昇値+3と合わせて脅威の武力+11!将器に【知力上昇】や【攻撃力上昇】があるので補いたい点を補っていきましょう。
将器【攻城術】を持ちながらこの良スペック。1.5コストの槍兵を採用するならば筆頭となるカードですね。
征圧力は1しかありませんが、武力6に特技【攻城】持ちです。攻城力だけなら2コストに迫るほどのものがあります。
サブ号令を積みたいのなら。スペックもまずまずなので、足も引っ張りにくいはずです。ただ、計略『美姫の憧憬』を使うと『巨虎の王道』を使える回数が減ってしまう点は気を付けましょう。
こちらもサブ号令。新カードの一枚で、武力5、知力8、征圧力1という高めのスペックに特技【伏兵】を持っています。計略効果に浄化が付いているので、妨害計略に役割を持つことができます。ただし、士気は5と軽くないのでただ浄化を求めるだけなら<SR1小喬>の『浄化の計』の方が士気が軽く済みます。<R張悌>を使うのなら、自身が入らないただの武力+4号令としても使う判断が必要となります。
一風変わったサブ号令です。こちらも新カードですね。武力5、知力6、征圧力2の無特技と何とも言えないスペックをしていますが、計略は士気5で武力+5とかなり効率のよい効果です。<SR3孫権>の『巨虎の王道』と合わせて士気12のフルコンも十分視野に入れることができます。ただし、敵味方ともに兵力-25%する毒効果があるので、こちらの兵力が少ない状態で使うのは厳禁です。
騎馬のコストを最小限にしたいのなら。征圧力が0ですが、1コストならそこまで総征圧力にも響かないかと。ただし騎馬単などの相手がとても重くなる点は留意しておきましょう。
1コストの槍兵と『火計』を両立させたい場合はこのカード。ただし知力7の『火計』はギリギリ知力3を撤退させききれないことを頭の片隅に入れておきましょう。
1コスト槍兵筆頭のカードですね。スペック、計略共にとにかく使い勝手がよいのでとりあえず入れておくのが良いかと思いますw
呉の1コスト弓兵は激戦区です。その中でも計略『遠弓麻痺矢戦法』という独自計略と安定したスペックが光ります。超絶計略や低枚数デッキには強力な抑止力になるはずです。
軽めの士気でフルコンをしたいのなら。『巨虎の王道』の蒼略からの『弓腰姫の目覚め』は相手のローテを崩壊させるほどのパワーがあります。移動速度が低下した状態での走射は少し難しいので練習が必用かもしれません。
最近注目を浴びている『弱体弓戦法』です。士気が3と軽く、武力-4と低下値も高いので開幕から仕掛けていく事も出来ます。
1コスト弓とは思えないほどの役割を持てるカードです。『火計』でプレッシャーをかけることはもちろん、征圧力2であることを活かしてどんどん征圧戦にも参加していきたいですね。
『巨虎の王道』の弱点とは!?
強さの項でも少し触れましたが、まず緋略のパワーはそこまで高くないこと、蒼略を逃げられる状況では使えないことなどが挙げられますね。
要は、戦場真ん中あたりでのぶつかり合いは緋略しか使えないので、そこまで強くないということです。そのため、<SR3孫権>側としては緋略でラインを上げて、相手の城際で蒼略を使う流れに持っていこうとします。これは士気14を使う大型のコンボなので、こちらもそれ相応の計略を使って対抗するとよいでしょう。特に緋略を使ったタイミングがぶつかりどころです。士気7を払っている上に、緋略が続いている8Cは蒼略を使うことができないということなので。
一番してはいけないのが、スルー気味に守ってカウンターしようとしてしまうことです。将器【攻城術】と重めの槍兵コストによってとてつもないリードをとられてしまいます。守りの蒼略を突破しながらこのリードをとり返すのはよほどのフルコンを搭載しているデッキではない限り厳しいので、こちらも守りは全力で対応しましょう。
デッキサンプル
総征圧Aを維持しつつ、裏の手として『火計』を採用している形です。かなりシンプルな形なので、<SR3孫権>を使い始めたい人にお勧めですね。
4枚型の巨虎の王道デッキです。それぞれの武将が強く、裏の手のパワーもあるので5枚型よりも白兵戦を意識したい人におススメです。
最後に
<SR3孫権>は頂上対決に乗ってからかなり増えたような気がします。そう考えると頂上の効果ってすごいと思いますね!僕も載れるよう頑張ります!