【9ページ目】虎斗 | 三国志大戦 アーケード | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

【9ページ目】虎斗 | 三国志大戦 アーケード

三国志大戦 アーケード 遊々亭Blogです。遊々亭一押しのプレイヤーさん達による攻略情報やゲームに関する様々な情報、担当のおすすめなど、三国志大戦 アーケードに関する情報を配信していきます。Twitterでも情報配信中です!
遊々亭@三国志大戦 アーケード担当アカウント@yuyuTaisen 遊々亭公式アカウント@yuyuteiNews

虎斗 アーカイブ

タイトル一覧へ ≫

Ver3.00E 士気7号令強化で環境変化!? オススメ武将&デッキ紹介!

    posted

    by 虎斗

    torato0912.jpg
    Ver3.00E 士気7号令強化で環境変化!?オススメ武将&デッキ紹介!

    こんにちは、虎斗です。
    9/2からver3.00Eが稼働しましたね。

    前バージョンは<R曹髦>、<R2夏侯淵>が強い、というところから始まり、<SR2黄忠>、<R4大喬>、<SR2花鬘>の単体強化が号令を崩しにかかる、というバージョンとなりました。

    前VERの振り返り【コラボ・配布武将の台頭】

    特に<R4大喬>は<SR3孫策>、<R3呉夫人>あたりも含めて環境トップレベルにいたので、コラボでやってきたEX武将が全員大活躍する珍しい形でしたね。
    バージョン中盤から参戦した<SR2花鬘>も目覚めの手段が豊富にあったので、<R2魏延>や<UC張嶷>、各種号令のお供など、様々な形で使われました。


    号令としては<R曹髦>、<R2夏侯淵>はもちろん、武力上昇と兵力回復で安定した性能を出せる上に優秀な単体強化を仕込める<R2魯粛>、攻城力アップのおかげで中盤以降に逆転を狙いやすい+終盤にコンボも構えられる<SR2曹丕>あたりをよく見ました。

    晋、漢あたりはやや苦しいバージョンでしたね。仕掛けを早めようと思えばなんとかできる晋はデッキ構成でなんとかついていけていたかなとは思うんですが、早い段階から強めの計略が飛んでくる環境でありつつ、終盤に仕掛けても<R4大喬>が超えられない漢軍は完全に元気がなかったですね。

    計略自体がどう、というよりはデッキ相性、カード相性の問題で使われていないところもあったと思うので、今回の修正で使用率がどうなるのかには注目したいところです。
    今回のバージョンアップではこのあたりに加えて、これらのデッキのパーツである<C趙広>や<R2卞氏>、地味に各デッキで活躍していた<C2凌操>などにもしっかり手が入っており、公式サイトのコメント通り、下方修正については勝率/使用率が高いカードを中心に、ちょっと落ち着かせた、ということでしょう。
    というわけで、今回もおすすめ・注目のカードについて紹介していきたいと思います。

    Ver.3.00E オススメ武将!
    SR3皇甫嵩

    計略の強化、エラッタ、範囲調整。ここまでくればまさに別物。魔改造の名がこんなにふさわしいカードがあったでしょうか。

    さすがに強い、もう強いと言われて数か月。計略自体はさすがに強いと思うんですよね。
    ついつい城門を殴りに行きがちなんですが、城門に来られたらまずいのは対戦対手だって百も承知。設置された「防柵」と法具【防柵再建の法】を超えて城門へ攻城を決めるのは容易ではありません。
    城門前に「防柵」が置かれている場合は、「防柵」を置かせたことをよしとして左右の空いている壁に向かわせると、思っている以上に止めるのが難しくなります。
    気持ちよくなりたいばかりに城門を狙って、結果勝ちにつながらない、私のようなプレイヤーの方はぜひ一度壁を狙ってみてください。だいぶ勝てる試合が増えると思いますよ。
    頭では分かっていてもなぜか向かいたくなるんですけどね......城門に。
    漢鳴レベル3で使用することを前提として運用するはずなので、士気効率をよくするためにも<SR馬倫>、または<SR2曹節>あたりを採用したいところ。
    士気を貯めている最中も細かく計略を使える<SR馬倫>は安定するんですが、ほかの漢鳴計略とのコンボを狙うなら<SR2曹節>の方が爆発力を出しやすいです。ここは好みになりそうですね。

    C軻比能

    完殺系の計略は、倒せそうな兵力の部隊が出てきたら計略を使って倒す、<SR侯氏>の計略『白馬陣』や法具【連環の法】などで速度差をつけて捕まえて倒す、みたいな、相手の隙をつく、もしくはほかの計略と合わせて使うようなやり方が主流だと思うんですが、計略『完殺麻痺矢戦法』は単体で使用しても撃破を狙っていけるんですよね。
    このあたりがほかの完殺系の計略よりも優れているところ。それで復活時間が+20秒なので、これはかなり強いです。1部隊倒すだけでも麻痺矢プラスアルファの効果としては十分、2部隊倒せればかなりの時間的なアドバンテージが取れるため、相手側からすればこのカードを見ただけで、内乱の取り合いにしても、号令での帰り際のタイミングにしても、判断が非常に難しくなります。
    SR7董卓>みたいなスタンダードな号令にワンポイントで採用しても面白いですし、<SR5董卓>と組ませて中間距離のやりあいなら<C軻比能>、早めに仕掛けてくるなら特技「復活」を活かして『魔王の蹂躙』、みたいな立ち回りをしてもよさそうです。
    C楊秋>や<R徹里吉>あたりと組んで騎兵盛りにして、かつての騎馬盛り<UC衛瓘>みたいな立ち回りもありそうですね。

    SR3孫権

    計略『巨虎の王道』は武力上昇値や効果時間、蒼略の性能は変わらず、緋略の速度上昇値のみが伸びました。相手の部隊を巻き込みやすくなったため、それだけでも使いやすさはかなり増した印象を受けますね。
    バージョンアップ直後は各種共振など、士気7計略を一通り見たんですが、号令使いはひとまずここに落ち着いている感があります。
    速度が速い=攻城エリアにたどり着きやすいということから、以前流行したときと同じく、将器には【攻城術】を選択するひとが多いですね。武力6で将器【攻城術】持ちということからか<UC宋謙>の採用率が多く見えるんですが、残りの4コストも含めてデッキ構成はまだまちまち。
    弓兵では安定の【迅速攻城】持ちの<R3太史慈>、将器【復活減少】持ちでカウンターに備えやすい<UC朱拠>あたりで差が出ますし、騎兵の枠も突撃の火力を優先して<SR2孫策>、将器【速度上昇】副将器【速度】×3の速さを買って<R陸景>、このあたりでも好みが出そうです。
    武力+速度上昇でクセがなくかなり使いやすいので、4枚でも5枚でも、使い手の好みで自由にデッキが組めそうです。
    個人的には4枚で武力8.8.8.6の形で組むのが、圧があって蒼略の使用も見れるので好きですね。

    注目デッキ紹介!
    老黄穿弩デッキ

    効果時間が約1カウントほど下方されたはずなんですが、いまワラデッキでアツいとされているのがこの老黄穿弩ワラ。<SR2黄忠>の火力と多枚数の強味を活かして内乱を数回取る、ワラらしい立ち回りのデッキですね。
    士気5で安定して敵部隊撃破を狙えるおかげで、相手の足並みを崩す能力がとにかく抜群。対号令デッキとしては本当に強いです。
    武力9の連弩で開幕は内乱を狙い、序盤以降は相手の部隊を取れそうなタイミングで<SR2黄忠>。中盤~終盤戦は相手側が号令を重ねたり、法具を使ってきた場合に法具【連環の法】か<UC2張絋>の計略を投げてあげれば大体解決します。
    士気5なので<SR2黄忠>3回に投げ計略2回が対号令戦での士気周りとしてちょうどいいんですよね。序盤に<SR2黄忠>の計略をつかわなかった場合にも、<UC麋夫人>の【遠弩の旋律】が控えているので士気盛れ対策もばっちり。
    SR2黄忠>の計略自体が舞キラーなところがあるので、対号令、対舞系デッキでは無類の強さを誇ると思います。
    連弩兵込みの6枚デッキという見た目の割には操作量もそこまで多くないので、連弩兵を使ったことはないけどちょっと練習してみたい......という方にもおすすめです。


    というわけで今回もおすすめのカードについて紹介してきました。
    現時点では号令使いには<SR3孫権>の『巨虎の王道』が人気あるのかな、という印象を受けるんですが、<SR2黄忠>のワラが元気に暴れまわっていまして、速度が上がる『巨虎の王道』でさえ辛そうなので......。ほかの号令だとまたかなり。
    ワラ対ワラ。特に超絶騎兵ワラと対戦、となったときに<SR2黄忠>ワラがどうなるか次第で今後の流行が変わってくると思うんですが、今バージョンもまだ始まったばかり。
    月末には中止となった全国大会の代替大会もありますし、各プレイヤーもまずは<SR2黄忠>対策、<SR3孫権>対策、というところから入ってくると思います。
    月末に向けて流行のデッキがどうなっていくのか、楽しみですね。

    それでは、虎斗でした。

Ver.3.00D ダンまちコラボ&エラッタ武将!!

    posted

    by 虎斗

    torato0813samune.jpg
    Ver.3.00D ダンまちコラボ&エラッタ武将!!

    こんにちは、虎斗です。
    8月5日(水)から、Ver.3.0.0Dが稼働して少々、だいぶ暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
    前バージョンは比較的落ち着いたバージョンで、このカードが強い、メタの中心、とはっきり言えるようなカードがなく、マッチングを見ても割とばらつきがあって、どの勢力もある程度計略がそろっているようなバージョンだったように思います。
    今バージョンアップでは、その中でも高めの勝率、使用率だった武将カードに調整が入ったようで、特に今回はカードそのもののバランス調整、俗にいうエラッタまでが入った調整となっています。
    新しくダンまちコラボのスタンプ武将も追加されていますので、今回はこの辺りも含めて見ていきましょう。

    武将カードのバランス調整について
    R王双 SR張飛 R曹髦

    エラッタ組で特に注目なのが第二の<Rホウ会>と化した<R王双>と、スペック最強枠だった<SR張飛>。やはりまずはこのあたりですかね。
    R王双>は武力9のオーバースペックからぐるっと方針を転換しまして、征圧2、特技「攻城」持ちの擬似<Rホウ会>に。
    端に投げて城を殴っていただけで下方エラッタを受けたあいつが帰ってきた。
    将器に【迅速攻城】がない、デメリット特技の「刻印」持ちなど、本家と比べるとやや端投げ性能は落ちますが、それでもスペック採用するなら十分になりました。
    今バージョンで流行の兆しが見える<R曹髦>あたりの2コスト騎兵枠としても十分採用の価値があるので、今後はちょくちょく見かけるようになるんじゃないでしょうか。
    救いの手が差し伸べられるの、本当に早かったですね。

    SR張飛>については新カードなのに下方でエラッタをかける、というあたりがまず意外でしたね。
    公式の生放送を見ていても、先月、今月と使用率が圧倒的だっただけに仕方ないところもあるんでしょうけど、この早さでカードそのもののデザインに手が加えられるあたり、<SR3呂布><SR文鴦><SR郭淮>の三大怪獣と比べても劣りませんね。
    調整としては知力が1下がっただけですが、この1がだいぶ大きい調整。ダメージ・妨害計略に弱くなったのはもちろんなんですが、知力9の「伏兵」を踏むと撤退するようになったので、開幕からとりあえず前に出して、踏んでしまったら帰ればいい、という雑な扱いができなくなりました。
    特技「刻印」持ちなので開幕撤退すると序盤がだいぶつらくなるので、いい落としどころかなと思います。<R2華雄>も一緒に知力1、くらいまでは覚悟していたので。

    計略面でのエラッタで面白そう、というか、すでにバージョン稼働直後から大注目なのが<R曹髦>。
    計略『魏帝の意地』は武力+4長めの号令で、バージョンを席捲したのも今は昔。新カードも続々と追加されてさすがに寂しくなったのか、味方に掛ける武力上昇とは別に、自身の武力も上がるようになりました。
    この調整のおかげで味方+4は変わらず、自身は+8になったので、『漢の意地』に『指揮』がついてくる、みたいなだいぶお得な計略になりましたね。
    1.5コストなので他の計略のサブ要員にしてもいいですし、長めの効果時間を活かして騎兵盛りにしても戦えます。
    雑に扱える武力8と12では、相手をしていてもだいぶ違うもの。
    とりあえず1.5コストあたりを乱戦させておけば勝手に撤退してくれる、という扱いから、2コストで抑えても超えて攻城できるレベルになりましたから、とりあえずで攻城ゾーンに投げておくだけで相手は扱いに困ってくれるでしょう。
    どうせ撤退する武将なので、相手が士気を吐いてくれたらそれはそれでよし。本当に、かなり使い勝手のいい計略になりましたね。

    おすすめ調整武将
    R2夏侯淵 SR1孫策

    計略調整でいま最もアツいのが<R2夏侯淵>。
    計略『妙才の影弓』は味方の武力上昇値が1増加し、+3になりました。
    自身+5、味方+3、弓を当てている部隊に-4が約10カウントと、文字に起こしてもなかなかの性能ですね。
    士気5で軽めに使える号令ということもあり、中盤ラインでとりあえず使って、相手がなにかしてくるなら、下がりつつ弓で低コストを落として仕切り直しで自分のターン。
    下がるならそのままマウントに移行して攻城を、というムーブが非常に強力。
    十分メイン計略を張れる性能を持ちつつ、自身が2コスト武力7の弓兵なので白兵でも足を引っ張らないのがいいですね。
    これ一本で戦っても十分ですが、<SR2曹丕>などの長時間号令のサブ計略として仕込んでももちろん優秀です。
    上司に対して、「なんかいい感じによろしく」の<R郭淮>と逆で、<R2夏侯淵>は自身がばりばり働くイメージです。
    計略使用後の<R2夏侯淵>は自分が主役なので、しっかり弓を当てられるような位置取りを心がけましょう。

    カードが追加されるたびに影が薄くなっていた<SR1孫策>の心情を表してか、計略『小覇王の蛮勇』は撤退時に吐く血の量が大幅に増加しました。戦場中央で爆発した場合、ほぼすべての征圧領域が塗り替わるレベルの広さです。
    内乱優勢がほぼ確定で取れるレベルになったので、守城時に計略を使用すれば、攻城を止めつつ内乱も止める、という動きがかなりやりやすくなりました。
    特に残り10数カウントの攻防で、計略を使えたときの安心感はすごいですね。同時に、相手をしているときの絶望感もなかなかです。
    スペックが優秀なのでとりあえずで<SR2孫策>が採用されがちでしたが、征圧ランク、将器の選択具合、計略の士気周り、このあたりを考えれば、意外と入れ替えてた方が戦いやすい、という方もいると思いますよ。

    スタンプカード R4大喬

    ダンまちコラボから登場の<R4大喬>。
    計略『エアリアル』は2回使用することで本来の火力を発揮する、<魏王>に似たような性質を持った超絶強化計略です。
    1回目が士気5、追加効果を得るのに士気2が必要で、士気5の1回目だけだとややパワー不足ですから、都合士気7の単体強化計略と考えた方が分かりやすいですね。
    追加効果を得た際は武力、速度、槍の長さに槍撃ダメージがアップと効果が盛り盛り。
    特に槍撃のダメージ効果が凄まじく、見た目の武力以上にごりごり相手の兵力を削っていけます。
    スペック的にも同コスト帯の槍兵と比べて最高レベルなので、現存する1.5コスト槍兵の中では最強レベルじゃないでしょうか。
    デッキを圧迫するコストでもないので、<SR1孫権>の『若き王の手腕』をはじめとした号令に入れても、<SR1孫策>あたりを採用したワラに入れても活躍が期待できますね。
    スタンプ武将としても1枚目ですし、呉をメインで使ってる方ならとりあえず取っておいて損はないと思いますよ。


    まずは<R2夏侯淵>、<R曹髦>。おすすめ武将には挙げませんでしたが、単純高火力の<SR2黄忠>。開幕こそ出遅れるけど計略性能は破格の<SR鍾会>。
    このあたりの士気5計略持ちの武将がいまはアツい、という印象を受けるバージョンですね。
    早い段階で強い計略が飛んできて、終盤までずっとペースを握られる、という展開が結構あるだけに、遅めのじっくりやるデッキはなかなか大変かもしれません。
    個人的にはエラッタでスーパースペックと化した皇甫嵩が気になっているんですが、下準備に結構時間がかかるだけに、このあたりとやりあって、最後にペースを握って逆転し切れるのかが気になりますね。
    コテンパンにやられるところからスタートしてみたいと思います。


    というわけでまた次回、虎斗でした。

Ver.3.00C 弱虫ペダルコラボ&修正武将雑感!!

    posted

    by 虎斗

    torato0715.jpg
    Ver.3.00C 弱虫ペダルコラボ&修正武将雑感!!

    こんにちは、虎斗です。
    7/8(水)からVer3.0.0Cが稼働しましたね。
    前回が6/11にバージョンアップされていたので、今回は1か月あけることのないバージョンアップとなりました。
    期間が短めなこともあってか、上方修正されたカードは全体的におとなしめで、下方された武将も、<SR2夏侯惇>や<SR孫氏>など、大暴れしすぎた武将に限られているように思えます。
    バージョンアップの内容全体を見ても前回ほどインパクトのある調整は少なめで、全体的に流行りすぎた、目立ちすぎたカードに手を入れて、使用率的にちょっと寂しいな、というカードを上げた形のようです。
    こいつを使ってくれ!このカード強くなったよ!という意識が割と前面に感じられた前バージョンアップと比べると、落ち着いたバージョンアップですね。
    というわけで今回は注目カードの紹介、をすると下方されたカードばかりになってしまうのですが、それだけこのカードたちが与えていた影響が大きかったと思っていただければ。

    Ver.3.00C 修正雑感
    魏 SR2夏侯惇 SR4曹操

    士気5払って撤退に追われ続ける、デスゲームの参加者気分が味わえるカード。みたいな立ち位置から、超絶強化騎兵ならこれ!と言われるくらいまで急成長を遂げた<SR2夏侯惇>の計略「神速の理」が効果時間短縮の下方を受けたのが大きな調整。
    時間の低下も約1.5カウントほどとがっつりですが、それでも効果時間は10カウント超え。
    まだまだ長いレベルですが、3コストが強化されている時間がそれだけ短くなるのは使用感的にはかなり違ってくるので、同じような効果が使える<SR2張遼>や、以前まで使っていた超絶騎兵に戻る方もちらほら。
    超絶騎兵同士のやりあいだと自身のコストの重さから、槍兵の薄さが目立ってきてしまうので、前バージョンほどは見かけなくなるかもしれませんね。
    メタの中心でなくなってくれるのは、多枚数のデッキを使っている君主の方からしたらひと安心でしょう。

    プラス要素としては前バージョン中盤くらいから流行りつつあった「紅蓮の覇道」の範囲拡大。
    部隊を入れようとして<SR4曹操>が中央あたりに戻ってきたところで内乱が互角に戻り、ただの+4号令と化してしまったプレイヤーが全国にどれくらいいることか。
    そういった悲劇が起きにくくなったのはかなりいいですね。

    それから今バージョンで劇的に効果が変わったのが<C2劉曄>。

    計略「継戦の号令」は武力上昇値こそ減りましたが、効果時間は約30カウントほどに伸び、さらに1募兵でなんと約7割回復するようになりました。
    止まっている部隊を突撃で落とそうとして、騎兵のオーラが出る前に全回復した姿に思わず笑ってしまった方もいるんじゃないでしょうか。
    計略時間中の部隊を倒そうと思ったら乱戦か、弓を当てて募兵状態を維持させないようにしながらの攻撃が必要です。本当に連綿と続く攻勢ができるようになりましたね。
    うまくやれば無限の兵力が生み出せることから各プレイヤーがデッキ作成に励んでいますが、一線級が生まれるかは今後に期待。
    当たった感想としては、強いかどうかは置いておくとして、もう当たりたくないな......でした。

    呉 SR孫氏

    呉のあらゆる号令と組んで超火力を叩き出した<SR孫氏>の計略「虎血の目覚め」も効果時間の調整が入りました。
    基礎(知力0時)のカウントは変わらず、知力依存が変わったため、素で計略を使った際の時間が約2カウントほど低下。
    R2周瑜>の計略『孫呉の礎』や法具【呉軍の大攻勢】の法玉「知略」などで知力を上げた際の恩恵も受けにくくなりましたね。
    破壊力は相変わらずなので、計略の強さ自体は変わってないのですが、約2カウントは1斉射分。1斉射できれば1部隊倒せる威力があるため、試合に与える影響はかなり大きいです。
    この効果時間短縮はマウント時に相手が城から出られない時間が2カウント短くなるということでもありますから、攻城を入れられる時間がそれだけ短くなるということなので、奪える城ダメージもかなり変わってきますからね。
    前バージョンでは<SR4孫堅>の計略『虎王の勇姿』にしても『孫呉の礎』にしても、ライン上げ→号令→<SR孫氏>、あとは行ってこいで試合を決める城ダメージを奪えていただけに、今バージョンでは試合展開が大きく変わってきそうです。
    呉のあらゆる号令と相性のいいカードだっただけに使用率も高かったはずなので、影響を受けるプレイヤーは多そうですね。

    晋 李婉

    李婉>の戦技「嫋やかな後援」は晋ならまず警戒、と言っていいレベルの遊軍でしたね。
    中盤~後半型のデッキに対して有効な、ある程度リードを取って30~40カウント台から時間をつぶしていくという戦法に対して発動したときの安定感がすさまじかったです。
    ほんとうに兵力がまったく減らずにのしのし歩いてきてましたからね。
    今回のバージョンアップで約60%回復が約45%になったようですが、依然として効果自体は高いので、これまで通り<SR1司馬師>を筆頭に、晋の終盤のライン上げを支えてくれるんじゃないでしょうか。
    単純にぶつかり合いのことだけを考えれば<羊コ>の+2なんですが、もともと中盤以降に強力な計略が揃っている晋軍的には計略を使い合って武力で負けている状況ってそこまで多くないんですよね。
    なので、武力で勝っている、部隊が生き残ることが前提なら、その後で城に戻ることなく敵城を目指せる兵力回復の恩恵の方が大きい場面が多いです。
    もちろん武力+2のおかげで勝った、武力上昇ならなって場面はあると思うんですが、それ以上に、兵力回復が間に合ったおかげで攻城が取れた、部隊が生き残った、ライン上げが上手くいった、という場面の方が多い気がするんですよね。
    それくらい、兵力回復の価値は高いと思います。
    勢力的には<SR6司馬懿>の妨害効果がかなり下げられましたが、長めの全体強化、覚醒上昇、妨害と役割が3つくらいあるお得な計略ですので、相手のダメージ計略への耐性がやや下がったことに関しては仕方ないと割り切りましょう。
    かわりに強化効果に関してはノータッチなので、<SR6司馬懿><SR1司馬師>はほぼ変わらない使用感で使えるかと思います。
    前バージョン後期から出てきた<SR司馬昭><SR鍾会>あたりもいいフルコン性能をしている上に、おそらく苦手だった7枚<SR4袁紹>の下方もあり、環境的にはやりやすそうな気がしますね。

    弱虫ペダルコラボ武将カード紹介!

    弱虫ペダルとのコラボから晋と呉に2枚づつ、計4枚が追加されました。
    個人的に注目しているのが<SR2羊コ>と<R陸景>で、まず<R陸景>からご紹介。

    R陸景

    1.5コスト武力6の騎兵枠ではこれまで<R孫策>と<UC陳武>がいたんですが、特技「魅力」持ちの<R孫策>はまず名前が孫策な上に将器に【征圧力上昇】をつけないとやや使いづらく、城際での守りが優秀な<UC陳武>には計略を使うと撤退してしまう、という難がありました。
    その点、この<R陸景>なら特技「魅力」を持っているのに征圧将器をつけなくても征圧1、かつ、城際の守りで計略を使用しても撤退しない。
    さらにコラボ武将なので厳選なしで速4(主将器【速度上昇】副将器【速度】×3)というおまけ付き。一長一短あった呉の武力枠の1.5騎兵枠に、まさにかゆいところに手が届くカードが追加されました。
    「若き王の手腕」をはじめ、どの号令に入れても活躍できるスペックで、最終盤で残った士気4の使いどころとしても選択肢に入りますから、今後よく見かけるようになってもおかしくないですね。

    SR2羊コ

    こちらは2.5コストの騎兵。
    高コストの単体強化で、計略「自己流騎術」の基本性能は武力+6が約14カウントほどとなかなか高め。
    追加効果がなかなか特殊で、騎兵オーラが出ているときにカードを回すと速度が急上昇します。
    回していないときは武力しか上がらないだけあって、回転時の速さは呂布並。かなり速いんですが、2カウントないくらいで速度上昇効果は終わります。
    ただし、もう一度オーラを纏って回転させると急加速。なので、計略を使う→カードを回転して加速→回転効果が終わる→再度オーラを纏って回転して加速、というまさに自転車でペダルを漕ぐような動きが必要になるんですね。
    速度が途中で通常に戻る、ということは、敵部隊との乱戦時に刺さらないというメリットにもできますので、突撃→乱戦→速度が戻った状態で安全に乱戦→撃破後再加速、という緩急をつけた動きも可能です。
    癖はかなりありますが、ゲーム中の動きも独特で楽しいので、ぜひ一度使ってみてほしいカードです。


    というわけで今回は新バージョンについて書いてきました。
    今回は上方修正のカードよりも、下方を受けたカードについての紹介がメインとなりました。
    落ち着いたバージョンアップなだけに、これがいますごく流行っている、という環境ではなく、前のバージョンでトップだったデッキが弱体化しながらもまだ環境にいて、そこに対してこれはどうだろう、というアプローチが少しづつされている状態だと思います。
    前回のバージョンアップのように、上方されたカードが環境トップに躍り出て、そこからメタが回っていく、というのも楽しいですが、今回のようにじわじわ環境が変わろうとしていく様子を見ながら、次はなにを試そうか、とデッキを組むのも楽しいですね。
    というわけでまた次回、虎斗でした。

サイドジャストローダー スリム / ぴったりスリーブ スリム 好評発売中!!

by -遊々亭- 三国志大戦担当

READ MORE

【動画】ダイナ荘竜崎君主〔40〕【SR3文鴦】

by ダイナ荘竜崎

READ MORE

落日黄昏

by 或椿

READ MORE

3.72A 武力で押すか知力でダメージか!?注目武将紹介!!

by 虎斗

READ MORE

三国志大戦デッキ 倉庫【Ver3.70C】

by -遊々亭- 三国志大戦担当

READ MORE

【Ver3.10】動画まとめ

by -遊々亭- 三国志大戦担当

READ MORE

三国志大戦 初心の章 まとめ

by -遊々亭- 三国志大戦担当

READ MORE