
皆さん、アドバンスしてますか?
自分は無限にしてます。
というわけで今回はCSの開催数も徐々に増え、盛り上がりを見せているアドバンスフォーマットの環境解説やオススメデッキの紹介をしたいと思います。
何故今アドバンスが熱いのか
アドバンスはメインデッキ40枚だけで戦うオリジナルフォーマットと違い、禁断や零龍などの外部ゾーン、超GRゾーンや超次元ゾーンなどの全てのゾーンを40枚のメインデッキに加えて使えるフォーマットです。しかし「40枚だけで戦える」という利点からか、オリジナルCSの開催数が圧倒的に多く、尚且つ昨今の"超CSV"や"GP2023 2nd"などの大型大会でもオリジナルしか開催されてません。気付けばオリジナルがデュエマの主流、アドバンスはサブフォーマットのような位置付けになっていました。
しかし、最近では喜ばしいことにアドバンスCSが徐々に盛り上がりを見せてきています。
理由は主に2つ。
これによって本来予選6回戦8位上がりのCSが予選5回戦16位上がりになったCSが増え、勝ち上がりやすくなった上にプロモも貰えるため参加者が徐々に増えているという話になります。
しかし、アドバンスさらに盛り上がったのはもう1つの理由にあります。
その中でも特に注目なのは、
<邪帝斧 デッドアックス|真なる邪悪 ザ=デッドマン>
<頂上連結 ロッド・ゾージア5th>
<頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st>
の3枚です。
主にこの3枚によってアドバンス環境が盛り上がりを見せており、現にその3枚が環境の中心となっています。
環境解説
モルトNEXTが暴れ続けていた前環境でひっそりと息を潜めていた"ガイアッシュ覇道"と"ムザルミ天門"が「デュエキングMAX2023」によってTier1の2大巨頭にまで登り詰めました。
しかしTier2のオリジナルから出張された2つのデッキもそれに負けず劣らずの強さを誇っているためここからさらに母数を伸ばして環境の中心になる可能性もあるため要注目です。
Tier1紹介
<頂上連結 ロッド・ゾージア5th>によって今までガイアッシュ覇道の弱点だったキルターンがより早いコンボデッキやビートに対する明確な解答を手に入れ、アドバンスの幅広いデッキに底上げされた対応力で多くのデッキに戦えるようになったため堂々のTier1入り。
そんな頂上連結ロッド・ゾージア5thのカードパワーの高さからそのカードが採用された4Cドラグナーも出てきているため、今後のドラゴンデッキの活躍は期待大と言えるでしょう。
Tier2紹介
現環境において<とこしえの超人>や<ボン・キゴマイム>等のメタカードの通りが良く、4ターンジャオウガという理不尽ムーブを返せるデッキが少ないため徐々にアドバンスで母数が増えています。
そして<アーテル・ゴルギーニ>が<蒼き覚醒 ドギラゴンX>になるためオリジナルより容易にリーサル打点を組むことができ、<頂上の精霊 ミラクルスZ>で手札やマナに依存せずにブロッカーを着地させれるのもアドバンスのアナカラージャオウガならではの魅力と言えるでしょう。
赤青マジックの革命チェンジ獣はゲーム・コマンドであるため革命チェンジする度に封印が墓地に置かれます。それにより墓地に呪文が溜まりやすくなるため芸魔王将カクメイジンの出力がとても高くなります。それによってオリジナルの赤青マジックよりもフィニッシュ性能が格段に向上しています。
こちらのデッキも<蒼き覚醒 ドギラゴンX>の用意をお忘れなく。
アドバンス初心者オススメデッキ
最後に「アドバンスあまりやってなくて今の環境デッキ高くて組めない...」という方に向けて、比較的安く組める初心者オススメデッキを1つだけ紹介したいと思います。それはずばり、"黒緑ケンジキングダム"です。
何故黒緑ケンジなのかというと、理由は主に3つ。
その2つのカードを上手く使えて尚且つ最速3ターンで理不尽なアクションもできるデッキが黒緑ケンジキングダムだということになります。
「外部ゾーンが何一つ必要無いアドバンスのデッキ」を理解するのもアドバンスをやる上で大切なことの一つと言えます。
その最たる例が昨年の環境におけるJO退化や青単スコーラーだったという訳です。
閑話休題。
そして黒緑ケンジの回し方も非常にシンプルです。
<とこしえの超人><星空に浮かぶニンギョ>で相手の動きを妨害しながら<ヘルコプ太の心絵>や<進化設計図>で必要なパーツをかき集め、出していた進化元となるヘルコプ太の心絵やメタクリーチャーから<晴舞龍 ズンドコ・モモキング>や<ツクっちょ メイ様.Star>へ進化し、その次のターンに<神羅ケンジ・キングダム>へ究極進化します。
デッキトップ3枚の中から<地封龍 ギャイア>や<CRYMAX ジャオウガ><超神羅ギュンター・ペガサス>などの大型獣が見えてそれを踏み倒せばあら不思議、簡単に勝負がついてしまいます。
このように回し方がとても簡単でかつわかりやすく、回せば回すほどに細かいプレイも次第に理解できるため、デュエマ初心者にもオススメなデッキとなっております。
最後に
というわけで今回はアドバンス環境の解説をさせていただきました。アドバンスはオリジナルでは普段触らない外部ゾーンを視野に入れなければいけない分プレイは難しくなりますが、その分普段使わない外部ゾーンのカード・超次元・超GRを思う存分に使える自由で楽しいフォーマットなので、この機会にアドバンスフォーマットに触れていただき、そしてアドバンスのCSにご参加いただけたら幸いです。
これからも皆さんでアドバンスを盛り上げていきましょう!!
最後までご覧いただきありがとうございました!!