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4/24(日)「ショップ大会に参加してきました+使用デッキ紹介」

第二十四回「デッキの作り方」

    posted

    by あんずはピポサル

    お疲れ様です。あんずはピポサルです(・人・ )
    今回はデッキの作り方のコラムについて書きました。


    ■新しくデッキを作成する際に、どのような点を意識してデッキを組んでいますか?
    概念の話や基本的な考え方は以前に記事として書いたので、今回は実際にカードを選ぶ所から書きました。
    お時間がある方は前回の記事から読んで頂けると、ちょっといいかもしれません(?)
    第十一回「デッキを組む上で考えること」

    [0] はじめに
    私はなんでもできるデッキが好きです。
    なんでもできるデッキというのは、勝った時も負けた時も合理的な理由があるデッキです。

    「××対策をしてなくて××に負けた」
    こういった、明らかに構築が悪い負け方をしたくないのです(・へ・ )

    相手は変えられませんが自分はいくらでも変えられます。
    ならば、敗因は相手でなく自分にあるべきです。


    [1] パートナー
    私はまずパートナーから選ぶことが多いです。
    基準は勿論スペックです。テキストをすべて合わせて読んだ時にドロー・サイズ・貫通・除去が揃っていれば完璧です。
    そして、この条件を満たすのは、大体セット嫁です笑
    なので、今回の話もセット嫁を前提に進めます。
    「セット嫁を回せる人の気が知れない」という方にとっては苦痛な話かもしれませんが、ご容赦を(;人; )

    [2] キャラ/エクストラ
    次にキャラ/エクストラを考えます。
    フレンドはこのゲームの花形です。フレンドが並ばなければ話になりませんし、フレンドを並べないデッキは有り得ません。
    また、フレンドはパートナーの方向性を大きく左右する部分でもあるため、まさにデッキをデッキたらしめる要素と言えます。
    私がフレンドを選ぶにたる基準はいくつかありますが、主に以下の3つです。

    1. 方向性
    2. トレンド
    3. 配分の調整


    それぞれについて解説します。

    1. 方向性
    最優先は方向性です。
    そのパートナー/OSを使うにたる理由、それを支えるフレンド選びになります。

    例えば<RRアプリオ修行中「小太刀 凪」>の場合、相手のパートナーにリベンジを当てれば凪自身でパートナーを抜けるので、フレンドを退かせば簡単にダメージが入ります。

    RRアプリオ修行中「小太刀 凪」

    なので、相手のフレンドを退かすために<Rお目付役「高峰一景」&気付いてた「筧京太郎」>(バカバッカ互換。5点焼き&焼き3減少)を最初に使おうと決めました。

    Rお目付役「高峰一景」&気付いてた「筧京太郎」


    ChaosTCG【もうひとりの天才“ラボメン”「比屋定 真帆」】デッキ>の場合、<PR“ラボメン”未来への希望「椎名 まゆり」>という最強の方向性を持ったフレンドが存在するので、これは確定で使おうと決めました。

    ChaosTCG【もうひとりの天才“ラボメン”「比屋定 真帆」】デッキ PR“ラボメン”未来への希望「椎名 まゆり」


    パートナーやOSによって強みが違うので、その方向性も違ってきます。
    方向性が違えばフレンドも違ってきます。

    2. トレンド
    次にトレンドから選びます。
    トレンドとは「傾向、動向、趨勢(すうせい)、方向、傾き、向き、流行(のスタイル)」と言う意味らしいです。詳しくは検索エンジンへ(←

    トレンドとなるほどのカードは、どのパートナーでもある程度は活躍が期待できます。
    なので、方向性を決めた後に足りない要素をこの段階で補います。

    どんなカードがトレンドなのかは時代によって異なります。
    一昔前であれば復帰といえば登場時に復帰+登場ターン中全体パンプ(レッドエンジェル互換)でしたが、いまは登場時に復帰+常時全体パンプ(ユイ日向互換)や剥がれる単体エクストラの復帰+3ルック(群像・智樹互換)やリベンジ(さくら互換)が主流です。

    U“SSS”報復のチョークスリーパー「日向」&“ガルデモ”「ユイ」

    C士官候補生「千早 群像」


    アタッカーは10貫通(麻子互換)や7+3貫通(クローデット互換)から8+2貫通(のぞみ互換)や9貫通(萃香互換)に変わっていき、最近は6/6+減少オール&レスガ(千夜互換)や7/4貫通&与ダメ時3バック(一丸互換)が主流です。

    R“9029”過去の古傷「日下部麻子」 C雷雲の女王「クローデット」

    PRネコ写真部部長「土岐 のぞみ」 Rミッシングパープルパワー「伊吹 萃香」

    Cレトロモダン「千夜」 Rパギャルの恋愛事情「一丸 弓」


    昔は瞬発的な火力があれば十分だったものが、時代の流れと共に復帰+永続パンプ、千夜互換や剥がれるエクストラなどの盤面にテキストを残し続けるものが主流になっています。
    もしトレンドがいまいちよくわからないという方は、盤面にテキストが残るかどうかを意識してみるといいと思います。

    3. 配分の調整
    一番最後に配分の調整を考えます。
    方向性やトレンドで選んだだけでは配分は考慮されていないので、最後に調整します。
    好みの配分は人それぞれかと思いますので、例として私がセット嫁を組む際の配分を紹介します。

    ・セット嫁の場合
    全体の枚数:25~28枚(パートナー含)
    全体の種類:5~6種

    初手に出せるキャラ:2~3種/8~12枚
    裏リバキャラ:2~3種/7~10枚
    裏表キャラ:1~2種/3~7枚
    その他:0~1種/0~4枚(キャラ棄権などのシステム)

    配分だけでなく種類も意識します。
    同名のフレンドを並べることができない以上、1つの役割を1種のキャラに寄せてしまうのは危険です。

    セット嫁と言っても配分はパートナーによって異なります。
    特にパートナーのネームに剥がれる単体エクストラがあるかどうかでかなり変わってきます。
    その他のイベント/セットにも左右されますが、基本はこの配分に収まるように調整します。

    配分に限りませんが、あらゆる正解・不正解の答え合わせは勝ち負けでしか測れません。
    なので、デッキを作る段階では自分なりの答えを出すのが大事です。正解・不正解はその後の話です。

    [3] イベント
    イベントは"なんでもできる"という方向性を目指す以上、多くの種類を少しずつ散らして採用します。
    攻め札も守り札もバランスよく採用しますが、フレンドが攻めに寄っていたり盤面で完結しているのであればイベントは守り札に寄せますし、逆も然りです。

    イベントはインフレが小さく、未だに初出は4, 5年前といったカードもあるくらいです。
    なので、私が実際に採用するものとその優先順位を例として挙げます。

    ・まず採用する
    振り幸>/<失策>互換
    一蹴>互換
    セット割>/<全割り
    ひなたぼっこ>互換
    懇願>/<無茶うら>互換
    決死の抵抗>/<リリソロ>互換

    ・余裕があれば採用する
    うたたね>互換
    ましろ>/<かぼちゃ>互換
    通い妻>互換
    密会>互換
    棄権>互換

    ・環境次第で採用する
    つーん>/<小説>互換
    単独先攻>互換

    ・OSの強みとして採用する
    パトリオットサーブ>(ごちうさ)
    対峙>互換+<スタンド禁止&全割り>(アルペジオ/ニトロ)
    勝利の温泉>(sprite/fairy)
    援軍>(ストパン)
    ...等

    直近のデッキ紹介記事を読んで頂いている方は気付いているかもしれませんが(読んでいない方は是非読んで下さい笑)、どんなセット嫁を組んでも内容の8割は同じです。使われる互換というのはある程度は決まっています。
    残りの2割でそのOSやパートナーの色を出します。

    ここで勘違いして欲しくないのは、既に採用しているものと同じものを採用し、配分を極端に寄せることのは個性ではないということです。
    勿論、OS/パートナーの方向性によってはそういう選び方をすることはあります。
    比屋定における降り幸などは他のセット嫁におけるそれよりも価値が高いため、枚数を増やす理由になります。

    しかし、そういった理由もない極端な寄せ方はただただデッキパワーを下げる結果になります。
    「早く引くために枚数を増やす」という考え方は間違いではないですが、セット嫁的には正解とも言えません。
    「あらゆる状況に対応するために枚数を散らす」という方が、イベントをループできるセット嫁らしいと言えます。

    [4] セット
    セット嫁におけるセットは一般的なパートナーのそれに比べると価値が高いですが、そもそものChaosTCGというゲームにおいてセットは最も影響力の低い部分です。
    一般的なパートナーがセットを10枚採用しようが、テキスト通りの働きをして終わりです。

    この使い方ではイベントと大差ないですし、であればセットする対象に依存しないイベントを採用した方がよいです。
    また、セットの場合はパートナーにセットされた(されている)場合に効果が大きいものが多く、重なると無駄になりがちです。

    以上から分かる通り、セットを大量に入れること自体はかなり無駄な行為です。
    ですが、セット嫁の場合、使いきりであるはずのセットを使い回せるため、その限りではありません。

    また、パートナーに条件として指定されているセットを上下するというテキストは、一般的なパートナーにおける「手札をX枚捨てる」や「控え室をX枚バックヤードに送る」といったコストと同義です。
    つまり、条件として指定されているコスト(<ケータイ>や<さっちん>を上下する)が、そのまま1つのテキスト(<ケータイ>ならイベント回収、<さっちん>なら追加ドロー)になっているのです。

    Uケータイ電話 Cさっちんクッキング


    これがセット嫁が強いカラクリです。
    セットをある程度用意するという構築に制約があるだけで、テキストには1つのデメリットやコストが存在しません。

    ...話が逸れましたが。。

    具体的に採用するものですが、ここまで述べてきた通り、セット時に誘発するものを優先して採用します。
    イベント回収の<ケータイ>互換は勿論のこと、ドロソの<さっちん>互換や<アプリオ>互換も鉄板です。
    セット回収の<スマホ>互換は<ケータイ>互換ほどではないものの、セット嫁らしいセットです。

    Rスマートフォン


    また、上下する利点を活かして通信機互換も選択肢に挙がります。
    他にはコストなしのセットとして<初出勤>互換や<カップメン>互換、<ホットケーキ>/<カメオ>互換、<ジャージ>互換などで配分を調整します。

    優先度の高い順に列挙しましたが、やはりここもOS/パートナーの方向性によって変わります。

    RR確かな繋がり「朝倉 音夢」>はケータイによるイベントループ以外にも自身のテキストでセットを拾えるため、他のセット嫁と違い、<カップメン>や<人形劇>(セット時にフレンドをレストに。バトルで拾える音夢の場合、相手の棄権をケアした使い方ができます)の価値が高いです。

    RR確かな繋がり「朝倉 音夢」

    RR腹ペコ女王「鳶沢みさき」>は同時に2枚のセットをループできるため、他のセット嫁に比べると<通信機>の価値が高いです。
    (通信機を維持しながらケータイを使い回せるため)

    RR腹ペコ女王「鳶沢みさき」


    セット嫁におけるセットそのものの考え方自体はパートナーが違っても殆ど変わらないですが、それぞれの価値はパートナーによって変わってきます。
    そのパートナーがどんなセットと相性がよいか、1枚1枚を吟味して最適な10枚前後を選び抜きましょう(・人・ )


    ■デッキの投入枚数を決める場合、以下の①②③のパターンのどれが多いですか?
    ①入れたいカードを各1枚ずつ入れた後に、デッキの枚数に合うように枚数を増加させる。
    ②入れたいカードを各4枚ずつ入れた後に、デッキの枚数に合うように枚数を減少させる。
    ③とりあえず回してから考えるので、キャラは各4枚、イベントは各2枚、セットは空いてる枚数に合わせる。
    デッキ作成の項で大分書いてしまいましたが。。

    キャラの場合は
    > ②入れたいカードを各4枚ずつ入れた後に、デッキの枚数に合うように枚数を減少させる。

    イベントの場合は
    > ①入れたいカードを各1枚ずつ入れた後に、デッキの枚数に合うように枚数を増加させる。

    です。
    セットは完全にケースバイケースなので回答できませんでした。
    卑怯な選び方ですみません。。

    私はセット嫁と呼ばれるパートナーが得意だと自負していますが、これは根底にある考え方(なんでもできる!)がセット嫁の方向性に合っているからだと思います。
    それを体現するために、イベントは種類を散らしてあらゆる状況に対応できるようにしています。

    キャラを散らさない理由は、フレンドの登場が基本的にターン中に1回であることと、登場したフレンドが簡単には場から離れないためです。
    初手に登場するフレンドというのは、最初に配置しているパートナーと同じだけゲームに参加します。
    つまり、パートナーに準拠するレベルの価値が必要になりますし、いざコケた時にそれをケアするような動き(乱入持ちのフレンドなど)も必要になります。

    実際のところ、そのレベルの価値を持ったフレンドというのがOSに何種も存在するということは有り得ません。どのOSにおいても数種程度しか存在しません。
    よって、そのOSで優れたフレンドを上から順に何種か選ぶことになります。そのため、フレンドの種類は限られてきます。

    キャラに限ってはどのデッキもしっかりと何を出すのかを決めます。
    状況次第で~とゲーム中に盤面に出ないキャラを7,8種も入れることは、結果的にデッキパワーを著しく下げてしまいます。
    これはセット嫁に限った話ではなく、どんなパートナーでも同じことが言えます。


    今回は以上です(・人・ )お疲れ様でした!

第二十三回「デッキ紹介 みさき編」

    posted

    by あんずはピポサル

    お疲れ様です。あんずはピポサルです(・人・ )

    ■はじめに
    アップデートスリーブの中身が全部判明しましたね(^ー^ )
    私は早速、はつみらのセツナを研究し始めました。セット嫁ですしね!(←
    近い内に紹介できると思います。お楽しみに!
    ■デッキ紹介 みさき編
    今回は『腹ペコ女王「鳶沢 みさき」』を紹介します。
    まずはデッキレシピから。
     
    RR腹ペコ女王「鳶沢みさき」
     
    【Chara】26枚
    4 <RR腹ペコ女王「鳶沢みさき」
    4 <PRフリーダム浮遊女子「鳶沢 みさき」
    4 <R言いたかった言葉「各務葵」
    4 <R久奈浜学院FC部コーチ「日向晶也」
    4 <U謎の「覆面選手」参上
    4 <U友達の約束「乾沙希」
    2 <C二時間を越える熱弁「三谷良子」

    【Event】13枚
    2 <R突発的水鉄砲サバゲ大会
    2 <R渦巻く感情
    2 <C拾ってください
    2 <PR勝利の温泉
    2 <C脅迫
    1 <R予備選挙
    1 <R我慢の限界
    1 <RFLY

    【Set】11枚
    4 <Tやおい棒
    2 <R純白のドレス
    2 <Rブイタッチ
    1 <U“グラシュ”紅燕
    1 <C“グラシュ”レーヴァテイン
    1 <U“グラシュ”シャム

    【Extra】10枚
    4 <U高速ステップ「鳶沢みさき」
    2 <U呼び出しの内容「各務葵」
    2 <U面白かった日々「日向晶也」
    1 <C優しくも、さみしそうな目「各務葵」
    1 <Uフライングサーカス


    PRを持っていると方は差し替えてもいいですね(^ー^ )何も変わりませんが(←
    ○みさきの方向性/強み
    みさきの強みは複数枚のセットをメインフェイズにループできることです。
    よく似たテキストを持つ<アプリオ修行中「小太刀 凪」>と比較すると、

    ・さっちんでもテキストが誘発するのでアプリオが不要
    ・同時に2枚ループできるのでさっちん+さっちんやケータイ+通信機のようなループが可能
    ・自身にセットを貼りながら単体エクストラが可能
    (単体前にさっちんを貼って手札を増やせる。凪単体はセットを貼り直すため、先に戻しておく必要がある)

    と、条件が厳しくなった分、最大値が上がっています。
     
    RRアプリオ修行中「小太刀 凪」

    アプリオ修行中「小太刀 凪」>。今の基準で考えても最強クラスのスペックです(・へ・ )
    潜在能力無限大!「星井美希」>や<R“蜀”武神「愛紗」>など、2014年は全体的にパートナーが強いですね。

    また、<フリーダム浮遊女子「鳶沢 みさき」>の存在から、降り幸をもらっても 1:1 で交換できるため、<高速ステップ「鳶沢みさき」>(みさき単体。智樹互換)を経由してテキストを2回喋る動きを何度も狙えます。
    よって、高い最大値とそれをサポートするカードが存在することがみさきの強みであり、それら駆使して序盤から積極的に押し付けていくのがみさきの方向性になります。

    これを意識した構築/プレイングを目指します。
     
    PRフリーダム浮遊女子「鳶沢 みさき」

    蒼かな参戦発表前に配布された、少し古めのプロモーションカード。
    当時から強いと話題でしたが、まともに戦えるOSではなかったのため長いこと忘れられてしまい...そして、ついに復活!!
    ○みさきのキャラ/エクストラ
    みさきのキャラの選択肢は驚くほど少ないです。
    と言うのも、あおかなのプールにおいて優秀なアタッカーの殆どがみさきネームであり、それらすべてを採用できないためです。
    (アサラン互換。ピン5点+貫通。復帰&回収メタ&先制 ...採用したいカードはすべてみさきネーム!)

    なので、アタッカーに選択肢はなく、必然的に<謎の「覆面選手」参上>と<友達の約束「乾沙希」>が選ばれます。
    また、サポート用のフレンドも<久奈浜学院FC部コーチ「日向晶也」>と<呼び出しの内容「各務葵」>が無難なところで落ち着きます。
     

    パンプ&レスガ持ちのフレンド。
    テキストの全てにセットを要求するという、まさにセット嫁の専用フレンドとも言えるキャラです。

    久奈浜マネージャー「青柳窓果」>はグラシュが少ないため、思ったほどの活躍が見込めないので採用は見送りました。
    青空の魔術師「倉科明日香」>は派生先が弱く、そのままで運用するにはスペックに物足りなさを感じます。
    暴走気味放送部員「保坂実里」>はみさきのテキストでセットを2枚要求しているため、これ以上盤面にセットを用意するのは全割りのリスクが大きすぎます。

    よって、盤面は以下の4面を目指します。
     
    カオス画像.jpg

    謎の「覆面選手」参上
    友達の約束「乾 沙希」
    久奈浜学院FC部コーチ「日向 晶也」
    呼び出しの内容「各務 葵」

    以上の4面は固定で、残る保険用の1面として

    ・焼きメタの<窓の向こうに
    ・威力重視シュート用の<悪意ある翻弄「黒渕霞」>+<新部長「黒渕 霞」
    ・受け重視シュート用の<オールラウンダー「倉科明日香」>+<告白「倉科明日香」

    この辺りが選択肢としては丸いです。
    ですが、どれも使いにくさ(ステータスが低い、登場条件が厳しい、残った後に弱い等)があり、私としてはどれもいまいちに感じました。
    なので、今回は<二時間を越える熱弁「三谷良子」>を採用しました。
     
    C二時間を越える熱弁「三谷良子」

    意外にも互換の無い1枚です。
    乱入条件も使いやすく、使い勝手はかなりよいです。

    良子はレスト→スタンドを内蔵しており、先制攻撃を持つことからも分かる通り、積極的にアタックに参加できるようにデザインされています。
    強み/方向性の項でも述べた通り、みさきは序盤から押し付けていくデッキのため、その方向性にも合っています。
    ただし、良子は旧弾のフレンドのため、<フライングサーカス>の恩恵を受けられない所に注意が必要です。

    エクストラは<フリーダム浮遊女子「鳶沢 みさき」>を活かす意味でもみさき単体をほぼ毎ターン叩きます!
    なので枚数も気持ち(かなり?)多めにとっています。
    ○みさきのイベント
    みさきのイベントは我慢の連続です。

    勝利の温泉>は非常に強力なカードですが、ケータイでループすることが出来ないだけでなく、手札コストすらバックヤードに飛んでしまうことから、セット嫁との相性は最悪です。
    FLY>や<突発的水鉄砲サバゲ大会>なども同様で、カードパワーに押される形でセット嫁の良さを活かせないイベントを多数採用しています。
    正直、私の好みでないですが、<温泉>も<FLY>もOSとしての強みがあるので、そこは気持ちを抑えて(?)採用に踏み切りました。
    (ちなみに最初はどちらも入っていませんでした...)
     
    PR勝利の温泉

    PR溺れる魚>とよく似た最強クラスの守り札。
    フレンド限定ではあるものの、追撃を完全に無力化できるので、これを握っている状態での終盤の安心感は絶大です(^ー^ )
    ただし、相手のパートナーは止まらないため、貫通無効などと組み合わせて使うのが基本です。

    FLY>は1枚しか採用していないため、引けないゲームも出てきます。
    しかし、このカードを何枚も入れること自体が弱く、役割が「フライングサーカスを表にする用」と「先防orパンプ用」に分かれてしまう事は、セット嫁としても弱い使い方です。
    序盤に引いたらフライングサーカス用、終盤に引いたら先防用と、1枚に複数の役割を持たせる使い方をするため、今回は1枚としました。
     
    RFLY

    >のような選択式イベント。
    基本的には<フライングサーカス>を表にするために使いますが、終盤には先防付与やパンプとしても活躍します。
    枚数が難しい1枚ですが、みさきに限っては1枚が良いと思います。

    拾ってください>は最近出てきたひなたぼっこ互換+何か ですが、今回は元気になあれ(ダメージ全回復)とくっつきました。
    ...なんなんですかこのカードは?! 流石に強すぎます。。(;人; )
    みさきのテキストとは相性抜群で、リベンジでほぼ確実に1パン耐えられるので、攻撃減少のパターンも考えると、使えないタイミングが殆どありません。
    とはいえ、被った時の事も考え、枚数は抑えています。

    その他は一蹴や全割りなど、基本的なカードで埋めています。
    本当は密会やましろも採用したいのですが、セットを2枚要求している関係上、セットは若干多めにしたいことと、イベントに<温泉>や<FLY>と言ったパワーカードを詰め込んでいるため、枠が全然とれません...(;人; )
    キャラを減らす訳にもいかないので、仕方なく影響力の低い(とは言えセット嫁的には欲しい...)イベントたちは我慢...泣く泣く断念しました。
    ○みさきのセット
    みさきのセットはキャラやイベントと違い、選択肢が多く、自由度も高いです。

    枚数はセット嫁のテンプレである10枚から外れて、少し多めの11枚としています。
    セットを2枚引けないとリベンジを喋れないためですが、正直この枚数でも不安なくらいです。。

    やおい棒>(さっちん互換)は4枚固定として、<純白のドレス>(ケータイ互換)は<面白かった日々「日向晶也」>(みちる単体互換。イベント回収の単体エクストラ)で補えると判断して2枚に。
    ブイタッチ>(通信機互換)は先攻でパートナーにセットして返すのが強いですが、複数枚が重なると弱いため、2~3枚が最適です。
    今回は2枚としていますが、刺さる・刺さらないがはっきりするカードなので、環境の推移によっては0~4枚まで、何枚でも有り得えます。
     
    Rブイタッチ

    ノーコストに進化した通信機互換。
    最近のセット嫁はこれを自然に使いまわせるのがめちゃめちゃ強いですね...1年前じゃ考えられませんでした(;人; )


    また、フライングサーカス用にもグラシュ持ちのセットを何枚か用意します。
    U“グラシュ”紅燕>は<フライングサーカス>との相性がよく、即時に別のセットに交換することが出来るため、これを経由することでグラシュ持ちでないセットも回収することができます。
    しかし、序盤にこれしか引けなかった時を考慮すると、2枚入れて2枚引いたタイミングが弱すぎるので、最低限の1枚に抑えています。

    他には<U“グラシュ”シャム><C“グラシュ”レーヴァテイン>を採用していますが、有無や増減が自由な部分なので、紹介したレシピの配分が気に入らない場合は、好みの枚数に変えてみて下さい。
    ○みさきの攻め
    みさきの攻めは盤面完結です。
    自身とフレンドのテキストで攻めを完結させます。

    昌也のテキストで面を取り、みさきのテキストで相手のパートナーにリベンジを当て、覆面や各務のパンプでダメージを稼ぎ、乾のバック送りで妨害するのが基本的な動きです。

    とはいえ、昌也のテキストを喋るには手札が必要です。(当たり前ですが...)
    積極的に攻めてくる相手の場合、昌也のテキストだけで十分退かせるので、手札には守り札を残します。
    逆にパートナーだけアタックして返してくるような守り重視の相手に対しては、昌也のテキストに加えて攻め札が必要になります。
     

    攻守に渡って活躍するフレンド。
    ステータスが低く、バルハルに確実に引っかかってしまうことから、相手によっては注意が必要です(・へ・ )
    このカードのおかげでケータイや一蹴の枚数を減らせるのが蒼かなの強みですね。


    この辺りの対応力・柔軟性をは流石のセット嫁といったところですが、みさきの場合、従来のセット嫁と比較にならないくらいこの部分が優れています。
    みさきのリベンジ&ドロソ、昌也の除去&イベント回収、覆面のパンプ&レスガ、各務のパンプ&リベンジ、乾のバック送り、フライングサーカスのバック送り&ドロソなど、盤面に大量のテキストを有します。
    これで解決しない相手に対しては、セット嫁らしくイベントループで対抗できるため、無駄が見当たりません。

    反面、アタッカーのステータスが低く、相手のパートナーの実数値が高かったり、ダメージ3減少持ちなどのリベンジが効かない相手には苦しい戦いになりがちです。
    また、盤面で完結しているとはいえ、除去の効率自体はそこまでよくないため、みさきのアタックをパートナー以外で受けられてしまう相手も必要以上に除去を要求されてしまうため苦手です。
    ○みさきの守り
    みさきの守りはシンプルなイベントループです。

    既に解説した通り、みさきの攻めは盤面で完結しています。
    なので、基本的に手札に残すのは守り札になります。

    みさきの守りは攻めとは異なり、殆ど手札任せです。
    ステータスが特別高いフレンドが揃っているわけでもないため、要のリベンジも複数面の貫通に弱いです。
    それを補う<拾ってください>はリベンジとも相性がよく、上手く決まれば確実に2パン以上を受けることができます。

    ただし、全割りを当てられたターンはみさきのテキストが全て消えるため、そういった意味でも<勝利の温泉>は必須です。
    また、みさきのテキストは自身がバトルに参加中は使えないため、ガードキャラに選んでからのパンプには対応できないので、注意が必要です(・人・ )
     
    C拾ってください

    ひなたぼっこ互換+何か。何かは元気になあれ互換。
    この手の後攻が有利になるようなカードは先攻・後攻の格差が縮まるので、これからも増えていって欲しいですね(^ー^ )
    ○みさきの総評
    今回はみさきについて紹介しました。

    みさきは圧倒的な最大値を誇る、間違いなく歴代最強のセット嫁です。
    メイン/バトル問わず2枚ずつセットをループできることや、単体エクストラを経由したリベンジ&パンプモード、そしてそれを支える<フリーダム浮遊女子「鳶沢 みさき」>の存在など、セット嫁としてのデザインが完璧です。

    反面、フレンドに恵まれず、選択肢が少なくスペックにも物足りなさを感じます。
    また、イベント/セットもみさきの方向性とは噛み合わなず、力をもて余している感じが拭えません。。

    ただ、それでもなお有り余るカードパワーを有しているのも事実です。
    構築の難易度も非常に高く、簡単に使いこなせるパートナーではないことから、あまりお勧めはできませんが、だからこそ研究しがいのあるパートナーだと思います。

    ...私も手を焼いているので、アドバイス待っています(^ー^ )(←
    ■おわりに
    今月は新弾の発売がありませんが、ブロガーによるコラムは予定されています。
    テーマはまだ言えませんが、個人的には待ち望んでいたテーマなので、他の方が書く記事が今から楽しみです!
    勿論、私も真面目に書きますよ! 私のは過度に期待せずにほどほどに待っていて下さい(?)



    今回は以上です(・人・ )お疲れ様でした!

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