
【新弾コラム】ビート型ゼクス解説
はじめに
お疲れ様です。Llennです。今回は新弾でも注目されているテーマである「ゴッド・ゼクス」の紹介記事になります。
人気テーマですが、多くの方が構築に悩んでおり、未だに構築のテンプレートが固まっていない現状にあるのではないでしょうか。
今回はそんな「ゴッド・ゼクス」のテーマの強みと弱みについて見ていきたいと思います!
それでは早速。
デッキリスト
ゴッド・ゼクス
スピリット
計23枚
新規テーマの強みと弱み
強み
- <天輪の契約神 大六天魔王>の契約域が使える。
- 神託が行えるため、<天魔王ゴッド・ゼクスX -破ノ型->へのアクセスがしやすい。
- コンボデッキではないので、欠損によって動けないことがない。
弱み
- <天魔王ゴッド・ゼクスX -終ノ型->の六天連鎖の条件達成が難しい。
- 6点での攻めができないので<絶甲氷盾 Rv>で確実に止まる。
- ライフ減少時の誘発カードを絶対に踏む。
- <選ばれし探索者アレックス Rv>のようなコンボに必要なカードを積めない。
総括
新規テーマで構築を行うと、6色を必要とする六天連鎖を満たすことはほとんど不可能であり、<天魔王ゴッド・ゼクスX -終ノ型->による6点ワンショットプランは現実的ではありません。ということは「6点ワンショット」を目指すよりも「ビートプラン」を取った方が安定し、攻めの要である<天魔王ゴッド・ゼクスX -破ノ型->へ素早くアクセスすることが重要であると言えます。
では最も効率よくアクセスする方法は何か....それは「神託」です。
真・神託を行うために契約神は3枚採用。
契約域の条件を維持するためにも、テーマ内での染め構築にする方がデッキのコンセプトに適していると判断しました。
採用カード紹介
創界神
神託で<天魔王ゴッド・ゼクスX -破ノ型->に速い段階でアクセスするために最大枚数の採用を行っています。契約技効果はこの構築のコンセプトであるビートプランを取るためには必須であるため、染め構築はマストであると言えるでしょう。
<天魔 信長>の神技の価値も盤面の色の数に比例して上がるので、非常に評価が高いです。
小型スピリット
<イチバンスピアーLT>は0コストで軽減を増やしながらアタッカーの早出しに貢献するため、ビート構築においては絶対に減らしてはならないキーカードです。フィールド系マジックのシンボル消し効果にも有効なので、必ず3枚採用しましょう。
<さまよう甲冑LT>は<天魔王ゴッド・ゼクスX>のコア除去効果をケアしてリザーブにコアを逃がされた時に有効なので安易に自壊してはいけません。
<天魔王ゴッド・ゼクス -零ノ型- Rv>と<天魔王ゴッド・ゼクスLT -零ノ型->は低コストの割に非常に強力な創界神メタ効果を持っているため強気の合計6枚採用。
早期に<天輪の契約神 大六天魔王>のレベルを2に上げるためだけでなく、<天魔王ゴッド・ゼクスX -破ノ型->のチェンジ元になるので採用枚数は多めを推奨します。
アタッカー
<天魔王ゴッド・ゼクス -地ノ型->と<天魔王ゴッド・ゼクスX>で出すのを迷ったら天魔王ゴッド・ゼクス -地ノ型-から出すのがおすすめです。天魔王ゴッド・ゼクスXは顕現で出すことができるため、除去された後でも打点を伸ばしたり受けにも使えるようになるからです。
<天魔王ゴッド・ゼクスX -破ノ型->はトラッシュから使えるため、<天魔王ゴッド・ゼクスLT -零ノ型->で考えなしに破棄してしまう人が多いかもしれませんが、トラッシュからチェンジを使用した場合はチェンジ元がトラッシュに行ってしまいます。
次のターンのアタッカーを残すためにも、手札から使用することを意識していくとリソース切れを起こしにくいです。
自由枠
<天魔王ゴッド・ゼクス -影ノ型->は「天魔・影武者」を使うよりは、<天魔王ゴッド・ゼクスX -破ノ型->のチェンジ効果を発揮出来るので、積極的に召喚してリソースを稼ぐという使い方の方が多いです。<天魔王ゴッド・ゼクスLT -焔ノ型->は通常構築では採用されにくいですが、ビート型の構築においては必須であると考えています。
<天輪の契約神 大六天魔王>の契約技の対象であるため、アタッカーが除去された後でもマジック抑制をかけた状態で攻めることが可能です。
アタック中のスピリットが除去されたタイミングではマジックを使われてしまいますが、今の環境に<白晶防壁 Rv>を採用されているデッキが少ないこと、<氷刃血解>はライフ減少時にしか使えないこと、<絶甲氷盾 Rv>は契約技を使った時でも打たれてしまうことを考慮すると全く問題ありません。
<№32 アイランドルートLT>は初動のかさ増しで入れていますが、今後よりパワーの高いカードが出た場合には抜けると考えています。
マジック
<天魔王降臨LT>は展開の基点であり、神託を多用するこの構築であっても安定して使用することができます。むしろ神託を何度も使うからこそ、その強みを活かせていると言えるのではないでしょうか。
<絶甲氷盾LT>はテーマ内で採用することが出来る防御札なのですがメタられやすいです。
豊富な軽減シンボルを活かして<天魔 信長>の神技と合わせてフラッシュ効果で使うことも意識して使っていきましょう。
最後に
いかがでしょうか。「ゴッド・ゼクス」は次弾以降の強化も期待されるテーマなので、将来への先行投資という意味でも組む価値は高いと言えるのではないでしょうか。
今後も新しいカードが出たら情報を更新していくので今後もチェックしてください!
それでは!