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【新弾コラム】デッキ紹介「宇宙海賊」

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    by アルス

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    【新弾コラム】デッキ紹介「宇宙海賊」
    はじめに
    こんにちは、アルスです。

    今回は、新弾の「神々の戦い」で新規カードが登場した宇宙海賊デッキを紹介します。


    デッキ概要
    宇宙海賊は真・転醒編で登場したテーマで、創界神や召喚時効果に対するメタ効果が特徴でした(過去形)。

    そのメタ効果があまりに強烈過ぎたため、契約創界神が登場することもあり関連カードが軒並み規制されてしまったのですが、新弾でまさかの強化カードが収録されました。
    さらに新弾の目玉である<魔導の契約神ハデス>が、初手に紫シンボルを確保できる点やトラッシュを活用する点で相性が良かったため、これらを組み合わせたデッキを構築しました。


    デッキレシピ
    『宇宙海賊』
    マジック
    5


    採用カード
    魔導の契約神ハデス
    このデッキの契約カード。
    宇宙海賊は混色デッキの宿命として、タッチ色である紫の軽減確保に悩まされていましたが、その問題は契約創界神というシステムによって解決しました。

    基本的にはハデス自身の効果を使うことはなく、シンボル確保と神託によるトラッシュ肥やし、後述する専用マジックの使用条件を満たすための採用です。


    宇宙海賊アーマディロウ
    かの<ボーンシャーク号>と同じメタ効果を持つカード。
    あちらよりも除去されやすい一方でコストが軽く、また自己回収効果により使い回すことができます。

    相手によっては初手で握りたい、でも刺さらない相手には刺さらないし、手札に重なっては欲しくない、そんなジレンマを抱えた2枚採用。


    宇宙海賊カリ・ハリアス
    コストが軽くて場持ちが良い新たな足場となる新規カードその1。
    序盤はシンボル確保として、終盤は「宇宙海賊」の頭数を増やしつつ「ミラージュトランス」を発揮して決定力を高められる優秀なカードです。

    フィールドには1枚あれば良く、使い回しも効くので2枚の採用に留めています。


    宇宙海賊オペレーター・リシッツァ
    アタックステップを終了させない効果と、アタックステップ開始時に手札交換しつつ、紫のミラージュを条件に「宇宙海賊」を蘇生する効果を持ちます。

    リシッツァ>自身を<ヴァンパイアミラージュ>で蘇生できるため、相手に耐えられ盤面が除去されたとしても即座に立て直せることがこのデッキの強みです。
    アタックステップ終了メタは占征スピリットがアタックしている間しか発揮しないため<氷刃血解>に対しては無力でしたが、新規カードによりある程度ケアすることができるようになりました。

    二つの効果の対象が微妙に異なる点は注意が必要です。


    宇宙海賊ギャリー・ハリアス|宇宙海賊 大船長ギャリー・ハリアス
    ミラージュのセット、コアブ、ネクサスの配置、破壊、バーンと役割過多なこのデッキのエース。

    リシッツァで蘇生できるほか、コストも重くないため手札から普通に召喚しても十分活躍してくれます。

    全ての効果に「ターンに1回」の制限がないため、ボーンシャーク号で回復させればアドを稼ぎつつ早期決着も狙えます。


    宇宙海賊キャプテン・ゴーゴルド
    見た目通りの派手な効果を持つ新規カードその2。

    「ミラージュ効果を持つ青/紫のネクサス」の多くはレベル2維持コアが4〜5と多めに設定されているのですが、その特性を逆に活かした面白い効果を持ちます。
    最大限のリターンを得るためには準備が必要ですが、能動的に発動でき<ファントムミラージュ>のコストにもなるため、腐ることはあまりありません。
    コストが重い分強力なネクサスのレベル2効果の発揮が狙えるうえ、広く耐性をばら撒ける優秀なカードです。
    増やしたコアは相手ターンに受け札のコストとして使うと無駄がありません。

    条件を満たした際に「ただちに発動できる」バーストである点と、耐性は「ターンに1回:同名」かつ強制で発揮する点は注意が必要です。


    宇宙海賊キャプテン・シャークック
    「ミラージュトランス」に加えハンデス、破壊、打点追加効果を持つサブエース。

    ハンデス効果は占征を持つスピリットのバトル終了後に発揮されるため、<バジャーダレス>や<ヴァルダルム>がアタックした際にも使えます。
    リシッツァのアタックステップ終了メタと合わせると、ライフを守る効果で耐えられた場合も相手の手札を枯らすことができます。

    このカードの「ミラージュトランス」は相手ターンにも発揮する点は忘れないようにしましょう。

    ややコストが重く、繰り返し蘇生もできるため2枚の採用。


    幻惑の隠者騎士バジャーダレス
    言わずと知れた強力なバーストですが、このデッキでは色が合うのに加えて系統:占征持ちであるために各種サポートが受けられ、更に強く使うことができます。


    宇宙大海晶ヴァルダルム
    本来の条件のほか「紫/青のミラージュをセットしたとき」にも発動できるバーストで、その場合自身を召喚する代わりに他のバーストをセットできます。

    このデッキの優秀なドローソースで、ターンごとの制限もないため<ギャリー・ハリアス>と合わせて複数回発揮することも良くあります。


    魔導鳥将ナベリダス
    トラッシュからセットできる紫のミラージュというだけで採用価値のあるカード。
    リシッツァの蘇生効果の条件を満たしたり、ヴァルダルムを発動したりできます。
    地味ながらミラージュ効果もリシッツァで起動することができ、若干のシナジーがあります。

    フィールドに出した場合も山札を掘ることができ、最低限以上の働きはしてくれます。

    一枚トラッシュにあると動きが変わるカードなのでピン刺し。


    宇宙海賊船ボーンシャーク号|宇宙海賊船ボーンシャーク号 -襲撃形態-
    あまりに広い範囲への強烈なメタ効果を持ち制限行きとなってしまったカード。
    メタ効果ばかり注目されがちですが、打点不足気味なこのデッキにおいては転醒後の効果も非常に重要です。

    制限カード故基本的に転醒前と後は併用できないのですが、転醒後に自身を消滅させる形でギャリー・ハリアスを召喚し、あちらのアタック時に再配置する動きは必ず覚えておきましょう。


    ヴァンパイアミラージュ
    何故規制されていないのか分からないほど、強烈な創界神に対するメタ効果を持つネクサス。
    このデッキではミラージュ効果も重要で、リシッツァを使い回すことで蘇生ループのような動きが可能となります。

    ミラージュ・フィールド・手札に一枚ずつ欲しい場面も少なくないためフル投入しています。


    ファントムミラージュ
    2種の手札を増やす効果とトラッシュへのコアシュートを広い範囲に付与する効果を持ちます。

    先攻1ターン目でも<契約神ハデス>と合わせてプレイできる点がこのデッキでは貴重です。


    アビサルミラージュ
    2種の妨害効果と手札保護効果を持ちます。
    最近は手札保護が必要な場面が以前よりは少なくなったので2枚の採用に留めていますが、必要性が高ければ枚数を増やすのもアリです。


    パイレーツミラージュ
    青シンボルを持つ紫のミラージュネクサスというだけでも他のネクサスとは一線を画すほど重要なカードです。
    序盤のシンボル確保から終盤のマジック封じと打点追加まで、常に役割があります。


    プルトニックウォール
    契約神ハデスの存在を条件にトラッシュからも使用できるマジックその1。
    効果が重複することから、手札とトラッシュから2回使うことで抑止力をより高めることができます。
    その分コアは必要ですが、それは<キャプテン・ゴーゴルド>が賄ってくる算段です。


    ハデスディザスター
    契約神ハデスの存在を条件にトラッシュからも使用できるマジックその2。

    「防げない」除去は強力ですが、動き次第で相手にケアもされやすいので2枚のみの採用です。


    デッキの回し方
    各種メタ効果で相手の動きを遅らせつつ攻めるのが基本的な動きです。
    メタ効果ありきのデッキなので、対面と引きによって刺さるカードを無理やり探しに行くか、受けるためにコアを残すか、もしくは早期決着を狙うかという択が発生します。
    ヴァンパイアミラージュ>と<リシッツァ>を組み合わせた蘇生ループの動きは自分ターンでの基本展開である一方で、アタックステップ中は他のミラージュをセットしておきたいため、ミラージュ・フィールド・手札にそれぞれどのカードを抱えるかを常に意識することが重要です。

    継戦能力に長ける分瞬間火力は高くはないため、勝つためには次のターンに可能な相手の動きとその次のターンに自分が出せる打点を計算しながら戦う必要がありますが、その分回していて楽しいデッキに仕上がりました。


    終わりに
    今回は新弾で登場した「宇宙海賊」と<契約神ハデス>を組み合わせたデッキを紹介しました。
    最初は初手に紫シンボルを確定で置ける点のみに着目して組み合わせたのですが、ここでは紹介しきれなかったものも含めて細かいシナジーがある面白いデッキに仕上がりました。

    契約神ハデスはもちろん純構築も強いですが、他にも色んなデッキと組み合わせられる遊び甲斐のあるカードと強く感じているので、皆さんも是非触ってみてください!

【デッキコラム】デッキ紹介「ハンデス花契約」

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    by アルス

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    【デッキコラム】デッキ紹介「ハンデス花契約」
    はじめに
    こんにちは、アルスです。

    今回は、超契約煌臨を持つ新規カードによって強化された「花契約」デッキのご紹介です。


    デッキ概要
    新弾で登場した<樹花女神フラウ・ブルーム>は、今までの花契約にはなかったハンデス効果持ちのエースです。
    「超契約煌臨」はもちろん強力ですが、ハンデスは大量のコアを要求する点も含め、既存の花契約デッキの動きとお世辞にもマッチしているとは言いがたいものでした。
    そこでいっそのこと、ハンデスに特化したデッキにしようと組んだデッキがこちらです。


    デッキレシピ
    『ハンデス花契約』
    ブレイヴ
    3
    ネクサス
    9


    採用カード
    花相棒フラウ
    このデッキの契約カード。
    ライフを二つ増やすことによって擬似的に防御力を高められる点が最大の特長です。
    増えたライフによって相手のキルターンを先延ばしにし、それより前に殴り切るのが基本的な勝ち筋です。


    樹花女神フラウ・ブルーム
    新弾の目玉、超契約煌臨持ち新エース。ですが真価を発揮するには少々工夫が必要です。
    ハンデスは1枚につき3コアも必要とコストが重いため、一度に大量破棄を狙うのではなく、序盤からチマチマ相手の手札を減らすのが良いでしょう。

    フラッシュの重疲労効果はコストがある限り何度も使えるので、できれば<六絶神 万象のガナ=ブル>と合わせて使いたいところです。


    幻惑姫ヒトツメ
    このデッキの防御を一手に担うカード。

    翠花槍ブルーム・ステム>の「合体宣誓」によるドローを発揮しやすくするためにも、他の防御札よりも優先して採用しています。


    カンフーガール フラウ
    煌臨・アタック時のカウント増加・バウンス効果と、花契約に打点を追加する効果を持ちます。
    打点追加効果は煌臨中でなくても発揮するので、<花相棒フラウ>の効果で踏み倒すこともあります。

    こちらのキルターンを早められる貴重なカードなので3枚採用。


    六絶神 万象のガナ=ブル
    疲労・コアブースト・ハンデス効果を持つ<フラウ・ブルーム>との相性抜群のXXレア。
    系統:花契約は持たない代わりに、他の碧雷スピリットにも契約煌臨できるため、フラウ・ブルームと並べやすくなっています。


    マッチュラLT
    効果はオリジナルのマッチュラと同じですが、系統:碧雷が追加されたため、花契約デッキの初動になることができる点がこのデッキにおいては重要です。


    エクレル・モンキー
    先攻1ターン目以外ずっと強い、もはや説明不要の碧雷スピリット。


    甲蛾忍ゲンマコガネ
    相手のスピリット・アルティメット2体を疲労させるアクセルと、召喚時にハンデスかコアブーストを相手に選ばせる効果を持ちます。
    どちらの効果もこのデッキの動きと噛み合っているため採用しました。

    この構築では活かされませんが、<ボタニメイデン フラウ>や<コッペリア・ワスプ>などのオープン効果を持つカードを採用すれば、手札に加わりやすくなるメリットもあります。


    アルケーガンダム
    こちらもハンデス・コアブーストというデッキの動きと相性が良いため採用しました。


    翠花槍ブルーム・ステム
    主にドローソースとしての採用です。
    重疲労効果は強制で疲労させられるだけ疲労させなければならない点は、ガナ=ブルで複数枚ハンデスしたい際に注意が必要です。


    メロラウアの花畑
    初動ネクサスその1。
    手札を増やせる可能性のあるこのカードは他のネクサスより優先的に配置しましょう。


    そびえ立つ奇神樹
    初動ネクサスその2。
    カウントとコアを増やせ、レベル2を維持すれば最低限の遅延も可能です。


    最果てへと続く道
    初動ネクサスその3。
    レベル1効果は消極的ながら相手の手札増加を抑えることができ、また相手が気にせず手札を増やしてきた場合は、フラウ・ブルームやガナ=ブルの早いターンでの着地が狙えます。

    レベル2効果もフラウ・ブルームのハンデスに繋がりうる、全体的に相性が良いネクサスです。


    ネオ・ハンドリバース Rv
    このデッキは相手の手札を減らすことを主軸としており、<テッポウナナフシ>などの相手の手札枚数だけドローできるカードの出力が低くなる(ことが理想です)ため、ドロー枚数が固定のこのカードを採用しています。

    追加ドローの条件は全色のミラージュ、すなわち<オーバーラバーズ>でも満たせる点は覚えておきましょう。


    オラクルVI オーバーラバーズ
    受け札としても優秀ですが、花契約デッキにおいてはミラージュ効果がとても重要です。
    1ターン目にネクサスを配置した場合、2ターン目に花相棒フラウを召喚するのに最低でも4コスト支払う必要があり、そのターンのメインステップに他のカードをプレイすることはできませんでした。
    オーバーラバーズのミラージュ効果によって合計2コストで召喚できれば、メインステップ中に追加で他のカードをプレイすることができる場合があります。

    動きの幅が広がる新規カードです。


    デッキの回し方
    このデッキは普通の花契約デッキと異なり明確なフィニッシャーが存在しないので、できるだけ勝てそうなチャンスを逃さないよう序盤から積極的にアタックを仕掛けましょう。

    序盤に<マッチュラLT>や<ゲンマコガネ>で相手の手札を削った後に、ついでにライフも減らしておき、残りライフ2~3個にできれば、終盤<絶甲氷盾>などに阻まれることなく勝利が狙えます。


    終わりに
    今回はハンデスという一つの軸に特化して構築したデッキをご紹介しました。
    いつもと違うデッキの組み方をしてみると、意外な相性の良いカードが見つかることもあるのも、カードゲームの面白さの一つですね。

【新弾コラム】デッキ紹介「天契約戯狩」

    posted

    by アルス

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    【新弾コラム】デッキ紹介「天契約戯狩」
    はじめに
    こんにちは、アルスです。

    今回は、先日発売された「契約編:界4章 界導」で登場した「天契約」と真・転醒編のテーマ「戯狩」との混合構築を紹介します。


    デッキレシピ
    『天契約戯狩』
    ブレイヴ
    3


    デッキ概要
    こちらのデッキ、以前私のXアカウントで何気なく投稿したところ、予想外に多くの反応を頂きました。
    投稿では紹介しきれなかった細かいシナジーもいくつかあるため、この場をお借りして詳しく解説したいと思います。


    採用カード
    天契約関連カード
    プチフェニル
    このデッキの契約カード。

    デッキトップを表向きにする効果、ターンに1回ドローした後に手札の好きなカードを表向きでデッキトップに戻す効果を持ちます。
    契約煌臨を持つカードは非採用ながらこのカード1枚での役割は多く、カウント増加とドローによる手札の質の向上、表向きの状態でドローされた時の効果の起動に加えて、戯狩スピリットの持つミラージュ効果や「ミラージュ効果で破棄されたとき」の効果を確定で発揮させることもできます。

    カウントを増やすことはそこまで重要ではなく、ドローする効果も大抵はターンに1回使えれば十分なため、1枚だけの採用です。


    ウィンレット
    表向きでドローする際、追加で下から1枚ドローできる効果を持ちます。
    このデッキのメインエンジンで、<プチフェニル>と合わせるとかなりの勢いでデッキを掘り進めることができます。

    スピリットとして場に出しても、神託含め最低限以上の働きはしてくれます。


    翼獅子ウィンリオン
    相手のカード2枚の効果をステップの間無効にするバースト効果を、表向きでドローする際にも発揮できます。
    持続期間が短いので過信はできませんが、苦手な「手札が増えたとき」効果を持つネクサスなどに対してもある程度は対抗できます。
    また、最序盤にノーコストで軽減シンボルを増やすのに使うこともあります。

    ウィンレット>共々戯狩を持つため、<創界神パールヴァティー>の神託や<ゴッドシーカー 睡蓮鳥ヒメコ>によるサーチにも対応しているのも嬉しいポイントです。


    天の古代神殿
    戯狩における最も革命的なカード。

    戯狩スピリットの持つ「ミラージュ効果で破棄されたとき」の効果は手札から破棄しても発揮するため、これらの効果を手札から直接使うことができるようになりました。
    また、ターン・ステップ指定のないフラッシュ効果であるため、展開にも追撃にも受けにも使うことができ、正に万能と言えます。
    同名縛りのない「ターンに1回」の効果なので、貼り替えればもう一度ドロー及び破棄効果を使える点も強く、この手のカードにありがちな重ねて引いたときに持て余すというようなこともありません。


    パールヴァティー関連カード
    創界神パールヴァティー
    お互いのターンに使える転神とミラージュセット時に2枚ドローできる、戯狩を総べる創界神。
    効果に派手さはありませんが、裏を返せばデッキがこのカードに依存しすぎていないとも言えます。とはいえ早くに引けるに越したことはありませんが。

    このデッキにおける細かいテクニックとして、手札で重なったカードをプチフェニルの効果で配置前にトップに戻すことで無駄なく神託することができます。


    ゴッドシーカー 睡蓮鳥ヒメコ
    戯狩を持つカードならなんでもサーチすることができる初動。

    アタック時は使えるタイミングがありそうですが、まだ一度も使ったことはありません。


    蓮神獣ペガサティー
    スピリット・アルティメットをデッキの下に戻し、おまけにドローもついているバーストを、ライフ減少後の他にミラージュ効果で破棄されたときにも使えます。
    天の古代神殿>によっていつでもノーコストで使えるにしては破格の除去効果です。

    スピリットとしてもこのデッキで唯一「ブロックされない」効果を持つので、合体してアタッカーになることもあります。


    勝利の神妃ドゥルガー
    アタック時にアルティメットも対象としたブロック制限効果と、マジックカードの回収、界放3でシンボルを三つに固定する効果を持ちます。
    ミラージュ効果で破棄されると4コストとして召喚できるのですが、天の古代神殿によりメインステップにこの効果を使えるようになったことでとても出しやすくなりました。

    手札とコアを増やしながらトリプルシンボルのアタックでフィニッシャーにもなれる、このデッキのエースです。


    睡蓮女神カルティケーヤ
    戯狩共通のバーンを行うミラージュ効果と、召喚/アタック時にコスト6以外の戯狩スピリットを回収する効果を持ちます。
    今までもミラージュ効果は基本的に外すことはありませんでしたが、プチフェニルによって破棄されると嬉しいカードをトップに仕込めるようになった点が強化ポイント。

    回収効果にはターンに1回の制限がないことに気が付いてからは3枚に増やしました。


    睡蓮炎神サティー
    ミラージュ効果で破棄された際、召喚しながらトラッシュの黄一色のカードを回収する効果を主に使います。
    系統やカテゴリを問わず回収できる点が非常に優秀です。
    また、召喚/アタック時には相手のスピリット/ネクサス1つを手札に戻す効果も持ち、天の古代神殿と合わせると<神海皇子ガブル・シャック>などにも対応できる受けのカードになります。
    フリーダムガンダム>同様「フィールドを離れるとき」の効果は止められない点は注意。

    レベル2からのアタック時効果は決まれば強力なものですが、要求が多く使える機会はあまりないかと思います。


    殺戮の神妃カーリー
    ミラージュ効果で破棄されたとき回収する効果には回数制限もなく、天の古代神殿のコストとして便利です。

    他の戯狩かつ占征を持つスピリットがアタックしたか、相手によってフィールドを離れるときコストを支払わずに召喚する効果は、アタック/ブロック時のコアシュートと連動するデザインとなっています。
    コアシュートの対象は相手のフィールドと広く、また送り先はトラッシュと強力かつ器用なカードです。


    睡蓮龍槍トリシューラ
    パールヴァティー専用の神話ブレイヴ。
    ドロー効果はブロック時にも使える点が地味ながら便利で、実質完全耐性持ちのブロッカーであるパールヴァティーとの相性は抜群です。

    お互いのアタックステップ開始時に発揮する神域も優秀なので、宣言を忘れないようにしましょう。


    フローライトペタル
    戯狩デッキの最大の強みとも言える防御カード。
    マジックや黄色のカードへの耐性持ちが少ない環境は追い風となっています。
    ただでさえ強力なこのカードを、このデッキでは<ドゥルガー>や<サティー>で繰り返し使うことができます。

    バーストとしても強力ですが、相手の動きによってはケアされてしまい、<超星使徒スピッツァードラゴン>という裏目もあるため、セットするかは対面のデッキを見て慎重になる必要があります。


    その他の相性の良いカード
    ワールドミラージュ|オラクル二十一柱 XXI ザ・ワールド
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    相手のアタックステップ開始時に、手札の来是・占征1枚をコストにアタック時効果を発揮させなくするミラージュ効果を持ちます。
    ペガサティー>やサティーを破棄すれば追加で除去まで行うことができる一方、「ことで」効果なので対象に取れるスピリットがいなければ手札を破棄することもできない点には注意が必要です。
    とにかく、相手のデッキによって強さが大きく左右されるカードであり、アタック時にカウントを増やす契約スピリットを主体とするデッキであればこれ1枚で完封も見えますが、逆にアルティメットを主体とする相手には完全に腐ってしまいます。

    なお、転醒させることはまずありません。


    ホウオウジャック
    雲契約に加えて戯狩スピリットにも契約煌臨できるカード。
    アタック時に戯狩スピリットのミラージュ効果と似たバーンを発揮し、ミラージュと併用することでフラッシュタイミングを挟まず2点ライフを減らせるポテンシャルを持ちます。

    アタックステップにしか煌臨できないため使い所の見極めが肝要です。


    サンクティファイドライト
    ブロックと手札のカードの使用を制限する詰めカード。
    このデッキではプチフェニルの蘇生手段がないためコスト軽減はできませんが、ドゥルガーの界放を発揮した直後であれば支払いに必要なコアは確保されている計算です。

    使いたいときにドゥルガーで拾えば良いので1枚あれば十分です。


    幻桜奇譚
    1枚ドローした後、手札のミラージュ効果を持つカードをコストを支払わずにセットする、フラッシュ効果を持つディーバブースター出身のカード。
    フル軽減1コストでフラッシュタイミングにドローができる点はプチフェニルと相性が良く、また効果を発揮し終わった<ワールドミラージュ>を天の古代神殿に貼り替える使い方もできます。
    天の古代神殿のミラージュ効果は「ターンに1回:同名」ではないので、重ねて引いてもこのカードで貼り替えればその分効果を使うことができます。

    バーストとしても最低限の除去効果を持ちますが、狙い通りのタイミングでドローすることが難しいため、セットしないほうが強い場面の方が多いです。


    デッキの回し方
    主な勝ちパターンは二つあります。
    ・ミラージュ効果で相手の動きを止めている間に速攻を仕掛ける
    ・豊富なリソースでロングゲームに持ち込み複数シンボルのブロックできない/されないアタックを通す

    ミラージュ効果から早々にフィニッシャーを着地させたり、あるいはトラッシュから回収するカードが多いためループじみた動きができたりと、様々な戦い方が可能です。
    初手や対面によってどちらのプランを取るかは早々に決まるとしても、どのタイミングでどのカードを使うか、何を回収するか等考えることが多く、その分とにかく回していて楽しいデッキです!


    終わりに
    今回紹介した天契約と戯狩を組み合わせたデッキは、元々持つ弱点が補われるうえに細かなシナジーも発揮する点で、テーマを混合する意義が明確でありデッキとしても理想的な形に仕上がったと感じています。

    様々なカードからシナジーやコンボを見出すのはカードゲームの醍醐味の一つだと思います。
    それをデッキにまとめ上げられた時の喜びはなおのことです。

    新弾発売直後ということもあり、誰も気付いていない強力コンボがまだまだ隠れているかもしれません。
    皆さんも是非色々と試してみてほしいです。

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