
【涼】デッキ紹介 英雄激突【ケテルサンクチュアリ-ミネルヴァ】(1)
今回は英雄激突のカードをつかった【ケテルサンクチュアリ-ミネルヴァ】について記述していきます。
デッキレシピ
デッキの解説
ケテルサンクチュアリのミネルヴァ軸の解説です。新規カードとPRカードによって環境トップに伸し上がり、文字通り女神再臨を果たしました。ミネルヴァ軸の強みはその攻撃回数にあります。ソウルからドロップに置かれた時にリアガードにコールする、<烏の魔女カモミール>を<叡智の神器アンジェリカ>や<全知の神器 ミネルヴァ>のバトルの終了時に複数回コールする事で攻撃回数を増やします。
既存のミネルヴァは一度コールしたカモミールをソウルに入れるのに<ドリリング・エンジェル>を経由していた為、相手ターンを挟むラグもあり攻撃回数も多くありませんでした。
ところが、今回追加された<彩火の魔法 レレリム>と<神命の騎士 セイサス>はバトル終了時にカモミールをソウルに入れる事が出来るので、反対列のアンジェリカやミネルヴァのバトル終了時に再びカモミールをドロップに送れば追加の攻撃が可能になりました。
コストやダメトリを考慮すると5回攻撃が平均回数ですが、最大8回の攻撃を行う事が出来ます。
また、細かい変化ですが、サイクル互換と超トリガーの追加もデッキの動きを強くしています。
ミネルヴァのライドラインは手札が増えないのでリソースが細く、序盤の立ち回りが不安定でしたが、サイクル互換の<スパイラルキューティ・エンジェル>によってその問題が解消されました。
基本的にコンポパーツしか入っていないデッキは手札のトリガーを捨ててライドする事が多く、ガード値が乏しい手札になりやすいです。ミネルヴァも例外でなく、相手に速攻を仕掛けられる事を嫌がっていましたが、サイクル互換の恩恵によってその危機から脱する事が出来ました。
<栄典の光竜神 アマルティノア>から<水界の精霊王 イドスファロ>の変化は超トリガーのバリューアップを図ります。
アマルティノアはリアガードにドライブチェックを付与する強力な超トリガーですが、リアガードでツインドライブが行えるアンジェリカはVが攻撃する前に盤面から消えています。
リアガードからアタックするミネルヴァのデッキではアマルティノアを捲った時に得られる恩恵は精々シングルドライブ2回分しかなくゲームに影響を与える事は難しいです。
代わりに採用された水界の精霊王 イドスファロはドロップからカードを手札に加えつつ、ユニット1枚のクリティカルを+1します。
テキストはシンプルですがVスタンドを行うミネルヴァとは非常に相性が良いです。
ミネルヴァの初めのドライブチェックで捲れば完全ガードを2枚要求するので相手の手札を大幅に削るか、そのままゲームを終わらせます。
9枚目のクリティカルの様な存在ですが、ゲームに多大な影響を与えるのは間違いなくこちらです。
捲ればゲームが終わる可能性がある超トリガーの獲得はデッキパワーを底上げしています。
デッキ紹介 英雄激突【ケテルサンクチュアリ-ミネルヴァ】(2)に続きます。