
今回は、リリカルモナステリオ あわてんぼうのクリスマスで強化された、初期組からクラリッサとカイリのデッキを紹介したいと思います。
前回に引き続き初期組からのピックアップでクラリッサとカイリの強化を見ていきます。
まずは、クラリッサのデッキレシピを見てみましょう。
デッキレシピ
デッキの強み
クラリッサデッキに関しては以前のPR強化を記事にした、オルティーモ入りクラリッサにて解説してるのでそちらもご覧ください。基本的には盤面にEarnescorrect名称のユニットを並べて、5種類揃ったら<目指せ!最強のアイドル!>を放ち相手のユニット3面へとアタックし擬似的な除去をしながら最大で5回のアタックを行うデッキです。
ツインドライブしかしないデッキではありますが、アタックがヒットすれば2ドローしたりできるデッキなので、非公開領域が多く相手目線ハンドが分かりにくい点も強い点です。
デッキからは<エブリン>でサーチし、<オルティーモ>でエネルギーを使ってドロップからコールしたりできるので盤面をそれなりに作りやすかったですが、今回はどんな強化が来たのでしょうか?
しかし、今回の<キアーロ>がEarnescorrect名称を持つプレセアのような役割を持ちます。
自身のターン中に手札から捨てられるとEB3で1ドローできます。
ライドコストとして捨てられるとエネルギーをドローに変換してくれます。
あくまでもあなたのターン中という条件なので、<Earnescorrectメンバー カタリン>のコストでキアーロを手札から捨てた場合でも誘発するので、ライドコスト以外でも使い道がしっかりとあります。
また、ドロップでの効果としてターン終了時にVがグレード3以上かつ、アタックがヒットしていれば自身をバインドすることにより、Rを1枚手札に加えます。
Earnescorrectの弱点として盤面にコールしたユニットがそのままになりがちです。
盤面にユニットを残したまま相手にターンを渡し盤面が除去され盤面をまた作るのに苦労するというのが問題点でした。
しかし、キアーロによりオルティーモや<エブリン>を手札に戻し次のターンに盤面をまた作りやすいようにサポートをしてくれます。
手札コストとして切る物が他にあれば雑に序盤から並べて置ける上にしっかりと名称持ちなので、最強のアイドルの発動条件を満たす1枚にもなります。
ドロップからコールされるとSB1することで、Earnescorrectの名称を持つカードのカウンターを1回分免除してくれます。
更には単騎1万のアタッカーかブースターになり、バトル終了時には自身を退却させます。
これにより毎ターンドロップに<トゥワディーネ>を用意することができます。
<ネクエラ>や<カタリン>、<エブリン>とクラリッサのデッキでは結構カウンター事情が複雑であったのですが、事実上毎ターンカウンターチャージが行えるようになりました。
トゥワディーネのありがたい所は、あくまでもカウンターチャージではなく、支払うカウンターを減らす効果です。
これにより相手に点止めをされた場合だったとしてもカウンターを支払う動きが可能になります。
また、グレード1の名称持ちユニットなのでライドラインのグレード1クラリッサのサーチ対象にもなっており、サーチ範囲が広くなり、スカりにくくなりました。
気軽にライドコストとして切ることができるので、<キアーロ>+トゥワディーネでライドコスト候補が多くなり、デッキが回しやすくなったのも良い強化ポイントです。
能力を比較するとドロップ蘇生とパンプが行える<オルティーモ>の方に軍配が上がりそうに思えますが、あくまでもフィールネはエネルギーを使用せずに能力を解決できます。
<キアーロ>がエネルギーを消費する分、オルティーモを酷使することができなくなっており、エネルギーを使わないフィールネが役立ってくれます。
最強のアイドル回収効果も優秀で、<トゥワディーネ>でソウルを使う都合上、ドレスアップクラリッサの登場時のSB1で最強のアイドルを回収する能力を使えなかったパターンがあったり、<ドレスアップクラリッサ>を引けなく、最強のアイドルが供給できない時に、このドロップから最強のアイドルを回収できる効果に助けられる時があります。
1枚が2枚になるカードではないですが、かなり柔軟な動きができる染みるカードなので数枚は入れておきたいユニットです。
今回の強化で更にEarnescorrect名称が増えて汎用に頼らずデッキ内を名称持ちのユニットのみに仕上げることが無理なく出来るようになりました。
レガリスピースの枠も削って名称カードを入れるぐらいにはカードプールが充実しており、採用枚数がかなり悩み所になるほどで嬉しい限りです。
相変わらず最強のアイドルで相手の盤面に触りつつ、ドローでき更には山札もドロップも触れるテーマで、少ない採用枚数のカードであったとしてもゲームに絡めることができるデッキです。
相変わらずライドラインはサーチしたあと残ったカードをシャッフルして山札の下に置くのでクセでシャッフルしないように注意してください。
続いてはカイリのデッキレシピです。
デッキレシピ
デッキの強み
バミューダ△らしいRをバウンスして出し直すことにより連続アタックを狙っていくデッキで、マーメイドのユニットで染められており、様々なサポートを受けることができます。基本的にVは<Astesice△Live カイリ>でファイトを進めて、<魂魄封ぜし禁忌の形代>にて<グレード4>のカイリを回収しつつ、盤面に出したグレード3カイリをバウンスしてペルソナライド札として回収する動きができます。
状況を判断してペルソナライドをするのも良し、グレード4カイリになってトリプルドライブとRバウンスとコールをカウンターを使わないで行えるようにする立ち回りに変える事もできます。
<反照のレゾナンス アプレール>が特に強力で、マーメイドサーチ及び<無くてはならない大切なモノ>でブースト要員を増やしていくこともできます。
基本的に動きに関しては十分なカードを配られており、あとはどれだけかゆい所に手が届くカードをもらえるか、といった所で今回の強化を見ていきます。
更にはアタックかブーストした時にソウルチャージができます。
カイリデッキでは<ペネロープ>でソウルを使うのと、<無くてはならない大切なモノ>でもソウルを使いたいので比較的ソウル枚数が厳しいデッキでした。
<ラテルナ>で気軽にソウルを供給できるようになったので、<ルクシェイル>まで入れる余裕ができました。
ルクシェイルの採用枚数は少ないですが、Rバウンスで出したりして、複数回の使用が行えてるので、複数回<ペルソナシールド>を獲得する為のソウルコストが確保されるようにもなっています。
革命的に強い効果ではないですが、数枚あるとかなりデッキの動きに貢献してくれる1枚になってます。
カイリの能力で最大2枚戻せたり、<フランセット>や<フォーレット>でもバウンスができますが、それでも限度があります。
パンプ値も悪くなくセットオーダーで選ばなくてもグレード1なのでブースターとしていつでも活躍をしてくれる上に、ライドコストで切ったらソウルに入る無駄のなさもあります。
序盤にライドラインでソウルを使ってしまい、<ルクシェイル>用のソウルがないといった状況もサポートしてくれたりする便利な1枚です。
カイリデッキはそこまで大きな違いがあったわけではないですが、マーメイドのノーマルユニットが順当に増えてくれて、サーチ対象がしっかりと増えてくれているのでサーチの不発も減りつつ、ソウルの枯渇を防いでくれるマーメイドが追加されました。
<ペネロープ>も一時期に比べ入手しやすくなっており、フランセットの再録で構築難易度は下がっているので、カイリを組みたかったファイターの方もこの機会に組んでみても良いかもしれません。
さて、今回は強化されたクラリッサとカイリのデッキを見ていきました。
WGP名古屋のリリステカップでは<クリスレイン>や新弾強化のデッキが目立っていました。
今後もリリステの強化されたデッキを紹介していくので、リリステカップでの対面デッキの理解力を深める為の参考になれば幸いです。
今回は以上となります。ありがとうございました。





0
0




























































































