攻略コラム『仙台地区大会レポート』
ご挨拶
こんにちは月心です。Road to 5th Anniversary Cup仙台地区大会に参加してきました。
Reバースの公式X等で結果速報が出ているので、先に言ってしまうと優勝することが出来ました。
今回は使用したデッキの紹介と簡易ですが大会レポートをお送りします。
デッキレシピ
【スタートキャラ】任務中 ミサキ
公式デッキログコード:35X81
採用カード所感
任務中 ミサキ
スタートキャラです。
【本領発揮Lv3】から効果を使えるので序盤に1回【ブロッカー】を消化してから起動することでエネルギーを増やし4コスト以上のキャラ運用も楽になります。スタートキャラの対抗馬としては<ヒフミ>がいますが、このデッキに関しては<任務中 ミサキ>の方が適任だと考えています。
任務中 ノノミ
【本領発揮】なしの1コスト【スパーク】1ドローはカードプールにあればほぼ採用される便利なカードでこのデッキも例外ではありません。3コストの同効果を持ったキャラがいてそちらでも良いのですが、デッキ全体のコストを見ると高コストに偏ってしまっているためこちらを採用しています。
全除去された後の1コストキャラはありがたいものです。
任務中 サキ/任務中 マリナ/任務中 セナ/コトリ
定番の2コストでどのキャラも守れる【ブロッカー】です。ブルーアーカイブシリーズはカードリストの豊富さから【ブロッカー】の種類も多く、1敗ラインからの決勝トーナメント選出ルールを考慮すると採用カードは散らしたほうが良いです。
ブルーアーカイブシリーズのデッキ使用率を考えると難しい面もありますが、どのデッキを使うとしてもこの辺りの努力は惜しまずやっていく方が良いと思います。
ノドカ(温泉)
スペックを犠牲にした代わりにリタイアから後述する強力なキャラをメンバーに置くことができる素敵なカード。低コスト帯を比較的少なめの採用枚数で回せるようになりデッキ全体の質が向上しています。
構造的にメンバーに置く前提のキャラがそれなりのスペックを持っていることからアタックに回ることが多く、効果的にメンバーを配置できる可能性は高いです。
アツコ
Reバースを控え室からセットできる【ブロッカー】で基本的には4枚採用したいところですが、<チェリノ(温泉)>を採用していることからReバース再利用の役割が担保できているため3枚にしました。優秀なアシスト アロナ
サポート時に【ブロッカー】を使えなくする名前通りの優秀なアシストです。「陰の実力者になりたくて!」デッキのように複数枚並べて詰める動きよりは終盤に1回発動させて確実に2点取りに行く動きが主となるため控えめに2枚採用としています。
チェリノ(温泉)
<アツコ>に次ぐReバースセット担当。【ブロッカー】がエントリーにいる状態でターンが来ることが少なくないので、メインフェイズ開始時にメンバーに空席を作ることでメンバーに逃がしたりも出来ます。
効果発動は【Reコンボ】目当てで発動したく、早い段階ではメンバーを埋めつつ<居眠りアロナ>を起動できない可能性があることから終盤にあれば良いため採用は2枚に抑えています。
トリニティ総合学園 ヒフミ
手札、エネルギー共に増加するアドバンテージ神。<任務中 ミサキ>でエネルギーに置いた【ブロッカー】を回収する小技もあります。
4枚でも良いくらいですが、スペックがやや弱く1ゲーム1回決まれば良いと思っているので、3枚採用にしました。
ウイ
キャラ効果で2ドローさせてくれる素晴らしいお方。<アズサ>の【Reコンボ】中に効果を発動するのが理想ですが、【ブロッカー】やReバースを確保する方が大事なので、無理なく使用できるタイミングで積極的に使うのが良いです。
お待ちしてました! アロナ
メンバーキャラで攻撃回数を増やす上に場持ちも良い優秀なカード。今回このデッキを組むきっかけとなったキャラでもあります。
スタンド効果を使えるようになるゲーム後半には場に出しておきたいですが、2枚置く必要性は薄いので採用枚数は3枚にとどめました。
アカリ
ブルーアーカイブシリーズのデッキでは比較的採用率の低いキャラですが、このデッキにおいては強力です。先述の強力なメンバーキャラを場に置けるのは言うまでもないですが、低コスト帯は【ブロッカー】が多いので回収できる可能性が高いです。
自身も攻撃力が5あるのでReバースの力を借りることでアタッカーとしても活躍できます。
便利屋68 ムツキ
【チェック】効果付き【キャンセル】。<アズサ>の【Reコンボ】発動中に【チェック】負けすることで《アズサ》の効果が誘発して攻撃回数が増えるロマンがありますが、さすがにロマン過ぎたか大会の8戦中では1回だけ決めるチャンスがあったものの【スパーク】が降らず。
普通の【キャンセル】としてはしっかり活躍しているので何か良い理由があれば別の【キャンセル】にしても良かったかもと今は思っています。
アリス
メインアタッカーであり一番活躍したキャラです。元々3回攻撃でも強いといわれていたキャラが<お待ちしてました! アロナ>を得たことにより4回攻撃が可能になってしまい盤面を処理しながらリタイアを増やす重戦車の如き突破力。
大会中もリタイア劣勢から<アリス>が<居眠りアロナ>等の力を借りて4回攻撃してエネルギーを縛りながら2,3点取り、次のターンは3回攻撃すらされないと流れで逆転勝ちすることが多かったです。
アズサ/補習授業部
メインアタッカーその2で除去の多いデッキには無類の強さを誇ります。基本的には相手依存の効果ですが、<ウイ>の効果で控え室に置かれた時も発動するので能動的に決めに行くこともできます。
先述の<アリス>が盤面を強く作るタイプのデッキ、【ブロッカー】を多用するデッキに強く、こちらは除去に強いのでどちらのタイプのデッキと対戦しても目指す動きがはっきりしているのは実戦的にはやりやすいところがあります。
対応Reバースが2ドローであるのも非常にかみ合っています。
居眠りアロナ/どたばたシスターと古書館の魔術師
【Reコンボ】対応はありませんが、アタッカーとして入っている<アリス>や<アズサ>がより強くなるのはもちろん、メンバーに置くことが目的のキャラが概ね攻撃力7でアタック出来るので2,3点取りに行く動きが実行しやすくなります。<私たちが勝つ!>のようなダメージ系のReバースは相手によって効き目のブレ幅が大きくメンバーキャラを多く採用しているこのデッキではこの効果を利用した4点狙いの攻撃もほぼ成功しないため、こちらのReバースを優先しています。
枚数を散らしているのは対戦中に採用枚数を悟られないようにするためのささやかな努力...。
大会結果
スイスドロー
1回戦:〇 対戦相手:ブルアカバーン型
大会前週に調整で対戦していたメンバーの1人。その時に使っていたデッキ同士の対戦でしたが、4点バーンだけで倒されるキャラが多く相性はあまり良くない認識で、実際にリタイア状況は常に不利だったものの<アリス>で盤面を処理し、エネルギーを縛って何とかなりました。
2回戦:〇 対戦相手:除去型ホロライブ
先手2ターン目に<お待ちしてました! アロナ>を置くことが出来たので、展開次第ではこれだけで勝てるかなと思いましたが、次のターンにあっさり<新時代のアイドル はあと>でエネルギーに送られてしまいました。その後は回復を絡められつつリタイア状況は4-2となったところで<アズサ>の【Reコンボ】を仕掛けたところ除去が2回降り回復もなかったので勝利しました。
狙い通りではあるのですが、これが素直に決まってくれたので今日はやれるなぁという感触がありました。
3回戦:〇 対戦相手:100カノ
序盤にメンバーに置かれた<読書が大好き 静>が強くサポート時に攻撃力が4は上がる状況で<アリス>以外での除去が出来ないことからゲーム終了まで向き合うこととなりました。相手のエントリー次第では一気にリタイアを稼がれそうでしたが、攻撃力4から5くらいのキャラばかりだったので大事には至らず。
こちらは《アリス》や<アズサ>を強化しながら攻撃していき、相手にReバースをほとんど捲られないまま押し切って勝つことが出来ました。
4回戦:〇 対戦相手:新日本プロレス
序盤に相手の高コストキャラとこちらの【ブロッカー】着地がかみ合ってしまいリタイア3-0から始まる苦しい展開。ここから<アリス>を中心に挽回を図り、防御札の枚数を上回る攻撃回数を稼ぐことが出来辛くも勝利。
5回戦:〇 対戦相手:ブルアカアコ型
<アコ>でエントリーを更新されほぼ弱体化しながらこちらのメンバーも除去してくる辛い展開。<アリス>で除去しながら戦うも《アコ》が合計3枚登場し【ブロッカー】を合わされ除去しきれず。
幸いにも相手のエントリーが強くなかったためリタイア差はつかず<お待ちしてました! アロナ>や<ノドカ(温泉)>でメンバーを確保し2ターン連続で4回攻撃を仕掛け勝利。
決勝トーナメント
1回戦:〇 対戦相手:東方
序盤に<吸血鬼の破滅的な妹 フラン>や回復を絡められ最大3点差つき、今日はこういう展開多いなぁと思いながら<アリス>が盤面処理とエネルギー縛りを敢行。相手の反撃を抑え辛くも勝利。
2回戦:〇 対戦相手:100カノ(スイスドロー3回戦と同じ方)
最初の手札から【ブロッカー】が2枚と<居眠りアロナ>があり、盤面を作り上げることが出来ればかなり有利になると思っていたところ、エントリーインだけで<お待ちしてました! アロナ>や<ウイ>がメンバーに置けたり相手のアタック終了時にReバースが捲れつつ<アリス>や<アズサ>がエントリーに着地するなどやりたい放題の展開に。回復や【ブロッカー】でいくらか粘られながらも、逆転するには至らず。
今日一番の幸運に恵まれ勝つことができました。
3回戦:〇 対戦相手:アルストロメリア
お互い最低限の目標は達成したので、和やかに対戦開始。安堵感が出たのかお互いイマイチな回りに見えましたが、こちらは【ブロッカー】着地が多くより低調な回りで不利な進行。
相手はドロー系の効果が発動しないものの、初手の効果で【ブロッカー】Reバースを回収し毎ターンブロックする体制。
こちらは中盤以降に手札が増えていくものの【ブロッカー】だけ引けずリタイア差が埋まらず5-3。
そして今日何度目だと思いながら<アリス>の4回攻撃を敢行。
相手の手札は3枚でうち1枚が【ブロッカー】Reバース、ドロー含め4枚中3枚【ブロッカー】を用意されていたらほぼ負け、2枚以下ならチャンスありと思っていたところ【ブロッカー】は2枚。
リタイアで追いつきつつReバース回収の流れを止めた上にエネルギーを縛れたので、パートナーアタック込みで3回攻撃はされなそうな状態。
次のターンはパートナーアタック+攻撃力5の攻撃1回となり、6点目を取られた後の着地は<任務中 ノノミ>で1ドローは【キャンセル】されたもの、前のターンに手札のReバースを全て使って何とか引いた<ノドカ(温泉)>で耐えリタイアの<チェリノ(温泉)>をメンバーに配置。
次のターンで《チェリノ(温泉)》起動→<居眠りアロナ>セット→《任務中 ノノミ》メンバーへ→《アリス》着地で勝負あり。
というわけでスイスドローから決勝まで8戦全勝!
地区大会に参加するデッキはどれも自信のあるものを使っていますが、今回は特に手応えがあり当日の引きもついてきてくれたので、最高の結果となりました。
この勢いのまま「ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」のタイトルカップに〔スリーズブーケ〕デッキで参加したところ、全対戦〔スリーズブーケ〕デッキとのマッチングになり4戦全勝でこちらも優勝。
合計12戦全勝ととんでもない1日になってしまいました...。
終わりに
初めての全国大会出場を決めてとても嬉しいです。東京地区大会でまたタイトルカップを取れるように、そして全国大会でも活躍できるように研鑽を積みたいと思います。
それでは!