
プレメモキューブドラフトについて
今回は前回の記事でサラっと書かせて頂いた「プレメモキューブドラフト」についての記事となります。
まずキューブドラフトとは?から始まり、
遊び方やプールの選定基準について書いていければと思っています。
キューブドラフトとは
各色100枚程度のカードを雑多に選定し、そのカードプールを用いて擬似ブースタードラフトを行う遊び方です。遊び方
一例として自分が遊んでいるやり方を紹介します。細かいところで幅を持たせられることがキューブドラフトの良いところなので遊ぶ人数や慣れのレベルで調整してください。
1.プレイヤーの確保
一緒に遊んでくれる人を用意します。2人から遊べますが出来れば人数が多い方が楽しいですね。
2.カードの準備
通常のブースタードラフトのパックに相当する、カードの束を作成します。これも参考ですが、自分たちのやり方では15枚セットを5個作成することが多いです。
これを人数分作成します。
3.デッキ作成用のプールのピック
デッキを作成する手番に入ります。【2】で作成したパック相当の束を手に取り、15枚(参考値)の中から欲しいカードを1枚抜き出します。抜いたら右隣の人に、自分が欲しいカードを抜いた後の14枚(参考値)の束を渡します。自分は隣の人から渡ってきた束の中から1枚取ります。
これを繰り返します。
束の切れ目のタイミングで回す順を逆にしても良いですね。
4.デッキの作成
【3】が終わったら、手元には75枚の束ができていると思います。この中から15枚不要と思うカードを抜き出してデッキ完成です。
※この手順は省略しても問題ありませんが、【3】でカードを抜きだす時にどうしても作ろうとしているデッキに合わない(色やコンセプトなど)カードが回ってくることが多々あります。
そのカードをデッキに無理やり入れたまま対戦を行うのは少し面白みに欠けると感じるため、個人的には必要な手順と思っています。
5.対戦
デッキがでっきました。対戦しましょう!対戦ルールはミックスルールに準拠しています。
ただし、同名カードのプレイのターン1制限は撤廃しています。
遊び方はこれで一通りです。
以下はひとつの参考として記載しておきます。
自分の感覚的な部分もありますが、
一緒に遊ぶ人数が増えるほど、卓全体のデッキパワーが拮抗し面白い試合になります。
※同じコンセプトのデッキを作ろうと考えている人が卓内に複数人いた場合、どちらのデッキもとても中途半端な出来になるため
パック替わりのひと束の枚数を少なくすればするほど、強いデッキができます。
遊ぶときの目安にしてみてください。
プール
赤青
http://prememo.net/decks/detail/211397緑黄
http://prememo.net/decks/detail/211395けいおん初弾ブースターから咲ブースターの間のプールを各色150枚ずつ、いい感じに選定しました。
年で言うと2014年末までです。
※一部2014年末基準のカードパワーであり、2015年発売のカードも含まれています。
それとは別に、遊んでいく中で3コストのカードが選ばれづらい問題点が発見されたため、最近のタイトルから3ソースとしての役割しか持てていないカードを4枚ずつ追加しています。
※2014年当時も3ソースのギミック自体は存在しましたが、汎用的に使えるものはなく、指定名称のキャラに対応したものしか存在しませんでした。
デッキ内のキャラ名称がどうしてもバラけてしまうこのルールだとキャラ指定3ソースの採用(および選択)も難しく、結果としてどんなに強くても3コストのキャラというだけで選択の対象外となることが多発したことの対策です。
基本的には自分が元々持っていたカードプールを流用しつつ、足りないところは遊々亭さんで購入しました。
色ごとのバランスは少しだけですが考慮しています。
赤青をほんの少し弱め、黄緑を強めにしています。
いわゆる足回りの部分は赤青に強めのカードが寄っており、その延長上でアタッカーも同色(赤青)に寄せた方が当然ですがスムーズにデッキになります。
その結果として黄緑がピックされづらいことが判明したので、「このカードを軸にしたい!」と思えるようなカードを黄緑には多めにしています。
デッキのバリエーションは当時の環境を参考に、以下が作成できるようにプールの選定を行っています。
- 和服
- 水着
- メイド
- ガルパン歴女
面白み
最近のプレメモでは味わい難くなってしまった、コンバットトリックでのやりとり、
アドバンテージの大切さを痛感する試合展開、
などなど。
「少し前のプレメモをまたやりたい!」という気持ちが抑えきれず、自分はこのキューブドラフトを作成しました。
昔のプレメモができることが面白さのまず1つ目です。
それに加え、キューブドラフトの最大の面白さは、毎回違うデッキ、違う展開になることだと思っています。
毎試合アドリブ力が試されるゲームになりますね。
サンプルレシピ
いくつかサンプルレシピをあげておきます。
サンプルレシピ1
キャラクター
計43枚
イベント
計15枚
ふんわりメイドデッキです。
翡翠と琥珀でなんやかんややりつつ攻めていきます。
サンプルレシピ2
キャラクター
計41枚
イベント
計17枚
青黄色グッドスタッフです。
二人で遊んだ時のデッキなので、かなり強めの構築になりました。
サンプルレシピ3
キャラクター
計44枚
イベント
計14枚
ふんわり水着デッキです。
手札を増やしてアッカリーンを打つ流れが強いです。
終わりに
いかがでしたでしょうか。そろそろ次のイベント情報が知りたいと思っているところですが、
自分はこれで遊んでプレメモのモチベを保っています。
遊び方も自由、プールも自由のキューブドラフトは誇張抜きに一生遊べるポテンシャルがあると思っています。
この記事を参考にしてキューブドラフトを作る方がひとりでも増えたら嬉しい限りです。
以上、よろしくお願い致します。