
急に寒さを感じるようになり、気付けば11月も目の前に迫ってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は某人気FPSで未だにプラチナランクに上がる事が出来ない事に呻いております。
ストレイフってなんですか?
リコイル制御ってなんですか??
そもそも敵はどこに居るんですか???
味方がどこか彼方へと銃を撃っている様子を、何も分からず呆然と見つめているガスおじが居た。というか僕だった。
そんな感じです。
FPS、難しいね...。
これだけ他の人と差があるんだから、私だけ戦車とか使わせてくれてもよくないですか?
せめて自動追尾ミサイルとか、当たれば一撃で倒せる近接武器とか、そのくらいは許してくれてもいいんじゃないですか??
ダメ? ゲームバランス壊れる?
まぁ、確かに。
ゲームバランスは大事だからね...。
しっかり実力をつけて勝てるよう精進致します...。
さて、ゲームバランスと言えば。
カードゲームでもゲームバランスの話題はよく耳にします。
新弾のこのカードはぶっ壊れだとか、制限改定によってこのカードが暴れそうだとか。
運営の意図しないカードの使い方や、想像を超えるコンボの発見もあって、多くのカードゲームには理不尽と言えるカードパワーを持ったカードが時たま現れます。
プレメモのミックスレギュレーションはどうでしょう?
言うまでもありませんね?
そんなわけで!
今回はミックスですら、いやミックスだからこそヤバいカードにも関わらず、何故か禁止されてない化け物カード達の紹介となります!
では今回も。
くろです、よろしくおねがいします。
カード紹介
ではまずこの辺りから!と思ったそこのあなた。
気持ちはわかる!
私もこのカードは大好きなカードの内の1枚で、頼れる守り札であり手札調整も請け負ってくれる便利なカードです。
デッキを組むたびにまず間違いなく採用していますしね。
このカードで相手に勝つというような事も効果の性質上特に考えられないのですが、問題はこのカードが使用可能なプールにあることで、環境に大きな影響を与える事にあります。
このカードが使えてしまうだけで、アプローチ枚数で勝つタイプのデッキが環境的に完全に使えなくなってしまうのです。
どういうことかというと、まずこの美紀を出されてしまうと多くのアプローチ枚数で勝つデッキ、言わばぶっぱタイプのデッキ側が辛い事はおわかりになると思います。
となるとぶっぱデッキとしては美紀を対処しなければならないのですが、美紀は実質対処不可能なのです。
登場されてしまった時点で効果が場に残ってしまうので、そもそも登場させないという事が対処法になるわけですが、それが極めて難しいという事です。
「いやいや<真智>とか<深海少女>とか<自由登場貝木>とかあるやん」
と思ったそこのあなた。
私はぶっぱデッキにその3枚を使われた上で美紀を登場させた事があります。
つまり、3回程度邪魔されたところで、美紀を着地させる事は割と簡単なのです。
美紀は見ての通り0コストであり、かつ効果の特性上、デッキに4枚採用することも可能なカードです。
手札に溜めておく事も、プレイしようとし続ける事も難しくありません。
流石に3枚邪魔されても4回目のプレイを狙うというのはコントロールデッキ以外では難しいかもしれませんが、それでも1枚2枚の邪魔であれば、捨て札回収やサーチを駆使して、美紀をもう1度出そうとする事は可能です。
一方でぶっぱ側としては、真智はともかく深海少女と自由登場貝木は手札消費2枚で且つ1ソースという使いづらさもあり、デッキに複数枚積むのすらそもそも難しいです。
仮にこの3枚を引けてプレイ出来て、そこで相手が止まって美紀が出てこなかったとしましょう。
この時点でぶっぱ側は美紀を止める為だけに手札を最低5枚使わされています。
本来ぶっぱデッキは相手の盤面の準備が整う前に、相手の手札の守り札以上のアプローチ回数を出す事で勝つデッキです。
相手の邪魔をする為に5枚も使わされてしまうと、アプローチ回数を伸ばし切る事が出来なくなってしまう訳です。
つまり、相手の美紀を止められなかったら負け。
止めたら手札が足りなくて負け。
そうなってしまうわけです。
一応、美紀を出されてしまう前提で、3枚のアプローチでも点を通せる構築にするという対策もありますが、それをするなら最初から少ないアプローチ枚数で点を通すという全く別のデッキにした方が効率が良いために、そこまでしてぶっぱデッキを使う理由は薄いと言わざるを得ません。 悲しいね...。
そんな訳で、多くのデッキタイプが環境に存在する方が良いと考えるなら、美紀はやべぇよやべぇよ!というお話でした。
続いては美紀の話の中でも出たこいつ!
先攻で真智を出します。
<亜美>か<あかね>を出します。
手札に除去札を溜めて先攻2ターン目で数枚除去出来る体勢を整えます。
はい私の勝ち。
そんな感じのカードです。
ミックスはサーチやドローが多いという話は今までに何度もしてきましたが、その多くは0コストのカードです。
つまりシングル以上にミックスでは真智で止められるカードが多い、という事ですね。
その効果はやはり先攻1ターン目で出す事で強く発揮される事が多く、真智と他の割り込みや除去とを併せる事で正に先攻制圧が出来ることがままあります。
ならそれは真智が悪いのではなく割り込みを持つカード全てが悪いのではないかという話になりますが、真智はデッキに採用しやすいという点と、取り敢えずで置いておけるという点で、他の割り込みを持つカードとは一線を画しているのです。
例えば亜美は2コストという事で先に2枚の手札消費が必要ですし、あかねは0コストで置いておきやすいとはいえ、1ソースであるためにデッキにあまり採用したくありません。
しかし真智を出す為のカードである<ハナヤマタ>は0コスト2ソースであり、ブレイクをもっており、更に状況によっては真智以外のアタッカーを出すという選択を取る事すら出来ます。
このことから、便利さ簡単さという点で、割り込みにおいては真智が間違いなく最強格です。
カードプールに亜美やあかね、その他割り込みのように、少し重かったりソース等の問題でデッキに積みにくいカードばかりなのであれば、先攻制圧しようという考えにはなかなかならないのですが、真智が出てしまったために、先攻制圧を狙う価値が出来てしまったわけです。
その結果が私が全国大会で優勝できた時のものですね。
ま、私はじゃんけんよわよわなので殆ど後攻だったわけですが!
先攻で真智と他の割り込みの準備が出来ればほぼ勝ち。
後攻でも除去と割り込みを絡めて相手を詰ませて勝ち。
真智以外にも多くの割り込みや除去を使いましたが、それらの根幹はやはり真智でした。
真智は、まじで、やばい。
語彙力を失くしてしまうほどの強さを真智は持っています。
続いてはみんなもご存知こちら!
ミックスで特にやばいということもご理解頂けると思います。
私がこのカードを禁止クラスだと思っている理由は以下のものです。
良く言えば状況を一転させられる。
悪く言えば状況を台無しにする。
例えば頑張って相手のリソースを枯らしたとしても、五月1枚でその状況は覆ってしまいます。
プレメモの、プレイングと構築の小さな積み重ねが勝敗を決めるという部分が好きな私にとっては、この系統の展開はあまり好ましくありません。
また、仮にお互いのプレイヤーが五月を採用していた場合、つまりお互い使ってるんだから公平だよねと言える場合でも、先に片側だけが五月を使えてしまったりなんかしたら、一気に有利を取る事が出来てしまいます。
その時点で有利になったプレイヤーは潤沢なリソースから盤面を完成させるので、その時点でデッキを引く理由が薄くなり、相手が五月を投げるタイミングを無くすプレイングが可能になります。
このように、一瞬で差を覆したり、逆に差をつけてしまったりする事が有り得るこのカードは運の要素が強く出てしまいやすい事から、理不尽になりうることが多いのです。
あとは純粋に、相手に強制的に引かせる事で五月で大量ドローして手札を増やすという動きをワンキルならしてきますしね。
なんとも恐いカードです。
続いては最近のワンキル系で御用達なこちら!
説明不要。証明完了。以上。
次はこの辺りでしょうか。
ぱっと見そんなに強そうに見えませんよね?
私もそう思います。
でも先攻ワンキルしてきます。
以前に私の記事でも、そのデッキではありませんでしたがサポートデッキを使い回すデッキとして紹介しましたね。
あのデッキにドクペとその他相手のデッキを破壊するカードを入れれば大体ワンキルになります。
初めて見た時には目玉が飛び出るかと思いました。
実に美しいデッキでしたが、流石にそろそろ禁止かかって欲しいかな!!
あとはやはりミックス四天王は外せないでしょう。
プレメモはコストを支払うことでカードをプレイするというゲーム性質上、強いカードはコストが重く設定されており、使うのが難しいわけです。
その難しさを完全に取り払って、取り敢えずでキャラを出せてしまうこのカード達は、バランスを大きく変えてしまっているのが事実と言えるでしょう。
今までは工夫をしてアドを稼いだりコンボを決める事でどうにか使えていたキャラが、なんの苦労もなく出せるようになってしまいました。
つまり、強いキャラをデッキに沢山いれて、ミックス四天王でそれらのキャラを場に展開するだけのゲーム性が、最も効率の良い戦い方になった、という事です。
それを良いとするか悪いとするかは人それぞれな部分ですが、私としてはやはり昔のゲーム性の方が楽しかったなぁと寂しく思っています。
ま、それはそれとして使えるんだから使いますが!
あとは言うまでもなくこやつは禁止クラスカードの代名詞ですよね。
あと最後に忘れちゃいけないこのお方。
(正直今では強いと思って)ないです。
ただ最近では連パン付与が多いので、上手く組めれば面白いデッキになるんじゃないかなぁと思います。
推しカードなので昔禁止だった事にかこつけて紹介したかっただけなところはありますが、禁止だっただけあって強い効果を持っているのは紛れもない事実なので、初めてデッキを組んでみるという方にはお勧めの1枚です。
紹介したい禁止級のカードはこのくらいですかね。
他にも実は沢山あるのですが、キリがないのと、説明が大変長くなってしまうのでこの辺りにしておきましょう。
それこそ個人的には、ポイントを与える効果持ちと妨害されない効果持ちは全て禁止かかれと思っているくらいなので...。
最後に
そんな訳で禁止級のカードの紹介でした!いかがだったでしょうか?
こんなにやばいカード達がミックスでは放置されているのです。
つまり、使い放題なわけです。
シングルでは出来ない無茶苦茶な事、してみたくはありませんか?
禁止入りする前に、一回暴れてみませんか?
何をするかはあなたの発想次第です。
では今回はこの辺りで!
お読みいただきありがとうございました。
皆様に良きミックスライフがあらんことを!