
ひふみのり MTLデッキ紹介
今回は先日行われたプレメモ9周年記念イベント 東京 にて行われたプレメモ9周年記念大会 MTL にて使用したデッキの紹介となります。
とてもお気に入りのデッキなのでこの機会に紹介したいと思います。
デッキレシピ、デッキの方向性と狙い
ひふみのり
キャラクター
計55枚
EXカード
計15枚
http://prememo.net/decks/detail/189743
とらドラ!メイン、ニューゲームサブのデッキとなります。
作品を混ぜて作成することに加えて、同名カードは1ターンに1枚しかプレイできないので
とりあえず4枚というわけにもいかず、枚数配分、役割分担、パワーと安定性のバランスが非常に難しかったです。
採用枚数は非常に悩みましたが、最終的に以下の基準で落ち着きました。
とにかく引きたいカード、被っても強いカード→4
引きたいカードだが、被ると弱い→3
展開途中でアクセスできる、初動でなくてもなんとかなる→2
ここぞという時に使えればOK→1
各種実乃梨を駆使して毎ターンポイントを与えて
最終的にショットを仕掛けるのが狙いです。
実乃梨は優秀な天然持ちが多く、<01-028 櫛枝 実乃梨>は指定した色に妨害されないので、非常にポイントを通しやすいです。

ポイントを通す際に障害となるキャラや、残しておくと相手が有利になるキャラを、<01-020 滝本 ひふみ>&<P-036 高須 竜児>で除去していきます。


スリーブ追加により、使いやすく高性能なカードが増えたとらドラ!を全体的に丸い性能を誇るニューゲームでサポートしました。
ニューゲームは実家の畳部屋級の安心感があります。
採用している各種ひふみは作品指定がなく、サポート性能が高いです。
<修復ひふみ>が作品指定ないのが本当にありがたい。
使用条件こそあるものの、回収カードに作品指定のない<同僚>がすごく強い。
各種阿波根で妨害も忘れない。
初ターンで目指したい盤面
まずマリガン基準としては、以下の点を基準にしてキープかチェンジかを判断します。<01-028 櫛枝 実乃梨>にアクセスすることはもちろんですが一番は<P-020 高須 竜児>&<P-012 川嶋 亜美>の捨て札肥しセットを真っ先にそろえたいです。


捨て札に置いておきたいカードがあることと、<01-116 竜児とゆかいな仲間たち>のドロー数を増やせるためです。
序盤はベースとなるこれらを揃えることを優先したいです。
ベースができていないとせっかくアタッカーが揃っても威力が半減してしまいますからね。
この2枚が揃わないと本当に弱いのでここは必ずそろえたいです。
<P-012 川嶋 亜美>のヒットごとにドローがメッチャ強いです。
最終的に目指したい盤面

<01-028 櫛枝 実乃梨>、<P-022 櫛枝 実乃梨>、<P-023 櫛枝 実乃梨>、サポートに<01-020 滝本 ひふみ>を揃えておきたいです。
最終ターンは<P-036 高須 竜児>、<01-081 阿波根 うみこ>、<P-007 望月 紅葉&涼風 青葉>等を使い、できるだけメインを除去してフルパンします。
<P-022 櫛枝 実乃梨>のメインに移すテキストは作品指定がないので、<01-020 滝本 ひふみ>をメインに移します。
ここに至るまでに<P-007 望月 紅葉&涼風 青葉>がいればポイントが通りやすく、ヒットした場合発動できていなかった<01-003 涼風 青葉>でハンドが潤います。
天然ビートでポイントを稼いでいき、最後はフルパン状態を仕掛けて勝ちまで持っていきます。
このデッキの長所
アプローチでポイントを通しやすいです。天然はもちろんのこと、<01-028 櫛枝 実乃梨>の指定した色に妨害されないテキストは、作品を混ぜるMTLルールの特性上、シングル以上に強力です。
安定目的で軽いキャラや同じ色が並びやすいので、比較的ポイントを通しやすいです。
ポイントが通ればアド、通らなくてもアドな状況に持ち込めます。
ポイントを与えた場合、キャラを退場させた場合といったテキストのキャラは逆の行動をされてしまうと旨味がないですよね。仕方ないとはいえ、ちょっと残念な気持ちになります。
どっちに転んでもアドを取りたい!そういう意味では実乃梨をアタッカーにすることで
ポイントが通らなくても、ポイントを表にしたり、<P-022 櫛枝 実乃梨>であれば捨て札から実乃梨を釣り上げられます。
ポイントが通れば、通るごとにドローできるのでもりもりハンドが増えます。
非常にテンポよくアプローチできるのが良いです。
このデッキはアタッカーが多いので、ワントップ系の弱点であるアタッカーがアプ禁された場合、無駄なターンが発生してしまうといったことが起こりにくいです。
1ターンのロスが命取りになりかねないご時世にドローゴーは避けたいところ。
アタッカーが多く、除去能力に長けているのでこちらのペースに持ち込みやすいのが良いです。
ワントップ系と見せかけて、意外とパンチ数もメッチャ伸びるので相手の思惑を外すことができます。
アプ禁は<01-081 高須 竜児>2枚、限定的なものは<01-056 桜 ねね>1枚と少々少なく感じるかもしれませんが、除去が実質アプ禁なのと自由登場やメインサポートを行き来できる<P-023 櫛枝 実乃梨>、<02-083 八神 コウ>のおかげで意外と防御はなんとかなります。
アンブロは除去orテキスト無効をするので、アプローチはいなしやすいです。
拒絶や休息も、<P-028 高須 竜児>のおかげでかわせるのでなかなかにタフです。
イベントのアプ禁は抱え込まなきゃならないし、<P-012 川嶋 亜美>と相性が悪いですし
僕がアプ禁嫌いってのもありますが、なるべく安定した展開をしたいのでこれで十分。
このデッキの短所
ウィニー系の早いデッキは苦手です。除去が追い付かず、ダメージレースで後れを取ると守りに入ってしまうためです。
ボード構築にある程度準備が必要なので、それをする暇があるかは引き次第になるのと、仮にできたとしても、除去をされてしまうとリカバリーできる余裕をくれるかもわかりません。
もちろん、アプ禁が少ないので天然、拒絶系を複数要するデッキ相手も辛いです。
優先的に除去するカードやアプ禁対象を誤ると負けに直結しかねないので、そういった見極めが求められます。
あとは、これはもう避けられないことですが、事故ります。
大会では、5戦中2戦事故ったので安定性は見直した方が良いかもしれません。
ルールにより、ドロソ等の手札を回転させるカードが連打できないため<、ハマったときは何もできなかったりします。
対人で調整できなかったことと、MTLのデッキを組んだことがなかったのでその辺の塩梅が甘かったなと痛感しました。
ゆえにまだまだ改良の余地ありです。
シュタゲ+αに勝つために、<01-055 川嶋 亜美>を積んだ結果余計事故ることになりました泣
アプ禁ループがなくなったら<01-055 川嶋 亜美>を抜いて安定剤を積みたいと思います。

ですが事故については相手にも言えることなので、ある程度は割り切りが必要だと思います。
安定性全振りでは決め手に欠けて弱いし、欲張って色々なプランを詰め込むと余計に事故る...
こちら不調、相手絶好調といったワンサイドゲームにならない限りはいろんなデッキ相手に戦えるオールラウンドなデッキだと思います。
おわりに
なるべく事故率を減らしつつ、アプローチも強い、詰めプランもある、厄介なところは除去&テキスト無効、好きな作品を使いたい、でも全部に勝ちたいという僕の願望が詰め込まれた使っていてとても楽しいデッキです。たまたまシングルで好きなデッキがベストマッチだったので完成したときはメッチャテンション上がりました!
構築と配分バランスが難しい分、コンボが決まった時の爽快感と喜びはシングルでは味わえない楽しさがあります。
僕はコンボやコントロールが大好きなので、MTLがとても好きになりました。
これを機に、今後も定期的にMTL関連の記事を書いていきたいと思いますので、興味がある方はご覧いただけましたら幸いです。
それではまた次の記事でお会いしましょう。