
今回は、現環境で最強タイトルと謳われている「けいおん!」を使った、デッキ紹介となります!
では、早速デッキレシピからどうぞ。
デッキレシピ
デッキコンセプト
相手のカードの効果で選ばれず、+10/+10コインを4つ持つと「音楽」と「天使」の2つの特徴を持つ<P-058 中野 梓>と、「天使」のキャラのアプローチを妨害されなくしつつ、「天使」のアプローチがヒットした時に、そのキャラの特徴の数だけ追加ダメージを与えられる<P-065 中野 梓>を組み合わせることで、相手のキャラにもイベントにも妨害されず、かつ1回のアプローチで一気に3ポイント与えられる最強の天使を降臨させるデッキです。初手で目指していく盤面
初手で目指す動き
初手の動きも諸説ありますが、私は以下の回し方をしています。- <P-059 中野 梓>と<P-051 平沢 唯>を登場させ、EXデッキから<P-058 中野 梓>と<P-066 山中 さわ子>と<P-052 秋山 澪>を手札に加える。
- <P-038 秋山 澪>を登場させ、手札の<P-058 中野 梓>を捨て、山札から<P-064 琴吹 紬>を手札に加える。
- <P-066 山中 さわ子>をコストに、<P-064 琴吹 紬>を登場させ、山札から<P-060 放課後ティータイム>を手札に加える。
- <P-071 あずにゃんへのプレゼント>をプレイし、捨て札の<P-058 中野 梓>を場に出す。
- <P-058 中野 梓>のテキストで、手札の<P-052 秋山 澪>を場に出す。
- <P-060 放課後ティータイム>をプレイし、EXデッキから<P-050 平沢 唯>or<P-056 琴吹 紬>のいずれか1枚と<P-066 山中 さわ子>2枚を手札に加える。
最後に6.で加えた<P-066 山中 さわ子>は、<P-054 田井中 律>や<P-062 秋山 澪>を登場させるために使いましょう。
中盤以降にコストの捻出に困る場合が多いデッキのため、序盤のうちから、なるべく3ソースのカードをコスト用に残したり、必要以上にドローソースを使わないように意識したりすると、スムーズにデッキを回せると思います。
2ターン目からの動き




<P-050 平沢 唯><P-052 秋山 澪><P-054 田井中 律><P-056 琴吹 紬>の<>テキストを使って、<P-058 中野 梓>に+10/+10コインを4個以上乗せましょう。
<P-071 あずにゃんへのプレゼント>で<P-058 中野 梓>を場に出すことができていれば、1個乗っている状態のはずなので、あとは上記4人で3回以上アプローチすることができれば、4個貯めることができます。
このデッキを使う上で一番相手からの妨害を受けやすい部分ですが、ここを乗り越えれば勝利は目前なので、なるべく早く4個乗せることを第一に考えて立ち回りましょう。
終盤の動き

<P-058 中野 梓>にコインが4つ乗ったら、相手を倒しに行きます。
<P-065 中野 梓>を登場させることで、<P-058 中野 梓>が「アプローチを妨害されない」「カードの効果の対象にならない」「アプローチがヒットすると追加で2ポイント与えられる」キャラになります。
<P-065 中野 梓>が持つ「追加で2ポイント与える」部分だけは、1ターンに1回しか発動しないのですが、1度追加ダメージを与えた後、効果を使い終わった<P-065 中野 梓>を盤面からどかして、別の<P-065 中野 梓>を登場させることで、もう一度「追加で2ポイント与える」効果を使うことができます。
これを利用して、以下のような動きで一気に7ポイントを与えます。
- <P-058 中野 梓>でアプローチし、<P-065 中野 梓>のテキストと合わせて3ポイント与える。
- <P-058 中野 梓>を<P-070 もういっかいっ!>で活動状態にし、再びアプローチさせ、1ポイント与える。
- メインエリアに<P-067 平沢 憂>や<P-054 田井中 律>を登場させ、メインエリアにいる<P-065 中野 梓>を押し出して捨て札に置く。
- <P-053 秋山 澪>のテキストを使い、手札の<P-065 中野 梓>を場に出す。
- <P-058 中野 梓>を2枚目の<P-070 もういっかいっ!>で活動状態にし、再びアプローチさせ、<P-065 中野 梓>のテキストと合わせて3ポイントを与える。
ワンショットに必要カードの種類数や枚数が少なく、相手の防御札の影響も非常に受けにくいため、恐ろしく成功率が高いコンボとなります。
守り方
けいおん!では、基本的にはサポートエリアに配置した<P-053 秋山 澪>や<P-051 平沢 唯>、もしくは<P-067 平沢 憂>や<P-054 田井中 律>などの自由登場を駆使して守っていきます。他にも相手の動きを阻害する各種〔割り込み〕や、<P-054 田井中 律>によってターン終了時に全員活動状態に戻すことができるものの、守り札の採用枚数が少なくなりがちで防御は比較的薄い方なので、基本的には「やられる前にやれ」スタイルとなります!
例えば、<P-059 中野 梓>で山札の上に仕込むと強力な〔ブレイク〕持ちイベントが複数種類あったり、<05-029 ティーパーティー>などの防御札も完備されています。
そのため、防御札や割り込み札を全く入れてない人もいれば、今回紹介した構築のように防御に若干寄った構築をしている場合もあるわけですね。
基本ギミックさえ変わらなければ、デッキとしての強さはそれほど大きくブレないので、どんな相手を想定しているかで構築を自由に変えられます。
けいおん!を相手にする場合は、相手のデッキがどれだけ攻めに寄っているか、守りに寄っているかを相手の使用カードを見て予測しながら対戦すると良いでしょう。
おわり
今回紹介したデッキは、「仮にけいおん!を使って全国大会に出るならどんな構築をするか」という話をされた時に組んだデッキとなります。ベースとしたデッキは、東京全国の調整の時に仮想敵としていたminatoさんが新年会で優勝した時の構築だったのですが、その構築から、初動の安定性を落とし、その分ミラー等を意識して妨害面を強化した形になります。
個人的にはこのデッキが一番使いやすく、やりたい動きもしやすいのですが、人によっては安定性に欠けていると感じたり、難しいと感じることもあると思います。
ですので、もし、構築が肌に合わなかったら、自分の好みに合わせて色んな構築を試してみてください!
相手に構築内容を悟られにくいことは、カードプールの広いデッキにとって大きな強みとなりますので、カードプール上に多数ある強力カードを使ったさまざまな構築を楽しんでいただけたらなと思います!
......ということで、今回は「けいおん!」デッキのご紹介でした。
それでは、また次回に。