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【環境考察】シングルフェスタに向けて【でちん】

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by でちん

【環境考察】シングルフェスタに向けて【でちん】
どうも、いつもお世話になっております。でちんです。

2/3に、初のシングルフェスタが東京にて開催されます。

シングル戦という意味では、今までも通常のフェスタと一緒に開催されていましたが、
シングルレギュレーションだけのフェスタは初開催になりますね。

これまではミックスフェスタに注力するため、
シングル戦の大型大会にはなかなか出られない...という方もいらっしゃったと思います。

僕も本戦のフェスタ参加を優先し、シングル戦の大会にはあまり出られていなかったので、
新鮮な気持ちで大会に臨めそうだなあ、というのが素直な感想になります。

さて、今回のシングルフェスタ、
当たり前ですが使用するデッキのエクスパンションを統一する必要があります。

ミックス構築が主流のフェスタ本戦と比べ、シングルオンリーの環境は、
メタゲームが大きく変わってくると思われます。

そういうわけで、今回の記事では、各エキスパンションにおける注目カード、
およびデッキのアーキタイプについてご紹介していきます。

大会の開催まであと少しですが、最後のおさらいとしてお読みいただければ幸いです。

Version.FGO
りせおはFGOから始まりました。
2017年に1.0が発売してから、2.0~3.0まで発売弾を増やしてきております。

唯一3弾まで発売されているエキスパンションということもあり、
カードプールの広さは他の追随を許しません。

見られそうなデッキとしては、月単、花単、花月、宙単あたりがメジャーどころだとは思いますが、
こんだけプールが広いと何が来てもおかしくはなさそうです。

ひとまず、頻出しそうなカードをご紹介します。

ルーラー/シャーロック・ホームズ
FGO月、月が濃いめなら花月あたりで採用されることが多いかと思います。

DMG2が初見でちょっと物足りないかな...と思いましたが、
AP2/DP3/SP3というスペック・オダチェンという基本能力・スペック操作特殊能力、
すべてが器用万能なカードなので、DMG3あったらいくら限築でもちょっとやりすぎになってしまいますね。

喋るだけでSP以外の任意の数値を-1するため、
相手からしてみたら、APやDPを下げられることを念頭に置きながら動かねばなりません。
こちらからしたら、実際に喋らなくても、立ってるだけで相手が勝手に恐れてくれるわけですね。

単純に相手の盤面構築をぐちゃぐちゃに出来るだけでも優秀なんですが、
FGO月にはステータス低下がトリガーになるカードも多く、
任意のタイミングで宣言出来る<ホームズ>は、それらのカードの起点にしやすいのもベネですね。

ただ、FGO月でミラーになると、お互い膠着してにらみ合いになりがちなので、
そういった盤面をどうにか出来る策は練っておいた方がいいかもしれません。

キャスター/レオナルド・ダ・ヴィンチ(LO-1375)
FGO花単、FGO花月等でよく使われるカードだと思います。

FGO3.0の花の軽量アタッカーが、登場時に味方へ何らかの恩恵をもたらすキャラが多いため、
AFが埋まっていてもそれらのキャラの効果を起動するときに便利ですね。
(<アルテラ・ザ・サン〔タ〕>・<ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ>・
ネロ・クラウディウス〔ブライド〕>・<ライダー/イシュタル>(場を離れたとき発動) など)

また、ウィニーデッキ特有の、2ハンドアタッカーが1ハンドキャラにAP止めされて頭を抱える現象も、
止まったキャラをボトムに戻し、中型キャラを登場させたり...など、
要所要所で出来ることの多いキャラなので、使い方を考えるとキリがないですね。

FGO花月では<アンデルセン>2連打して嫌がらせとかできたりします。
ともあれ応用の利くカードなので、何度か触ってみてゴキゲンな触り方を見出してみるのがよろしいかと。

アーチャー/アルテラ・ザ・サン〔タ〕(LO-1441)
わざわざ紹介するほどのカードかはちょっと怪しいんですが、
神の鞭>と組み合わせるとお手軽一列封鎖が可能です。
>が僕に残したトラウマは深く大きいですね...

FGO宙自体は基本能力の「ガッツ」が強いので、
殴り合いでは結構上位のパワーを持ってると思います。
除去は...根性でどうにかしましょう。

このほかにも<キアラ>、<主人公>など、デッキのメインを飾るカードや、
サーヴァント主体のデッキを回すのに欠かせないパーツもありますが、
いい加減長くなりそうなので、割愛するとしましょう。

Version.ブレイブソード×ブレイズソウル(ブレブレ)
暑い夏をリセで乗り切るために投入されたこの弾、
時空を捻じ曲げ初の限築カードが登場したことが印象深いかと思われます。

キャラが可愛いので拡張パック的なものが出てくれると嬉しいのですが、
神劍クサナギノツルギ>以降、音沙汰がなくて悲しいところですね...

デッキとしては、雪日アヴァロンあたりがポピュラーかと思われます。

アヴァロン
記念すべき初の限築カード、<アヴァロン>です。
基本的には、このカードを軸にしてデッキを構築していくことになります。

アヴァロン>と相性のいい<手裏剣>や<クサナギノツルギ>でテンポを取りつつ、
ミストル><グラシ>を押し付け、<きのこ>で〆るという動きを中心にして戦います。

神姫環境くらいまではシングル環境でも全然チャンスがあったのですが、
アタッカーの基準が3ハンドDMG3~4から2ハンドDMG3に移ろいゆき、
今は下手したら1ハンドDMG2くらいのコスパの良さを発揮しているので、
クサナギノツルギ>でテンポを取りづらくなったのが痛いですね。

あとは単純に...パワー不足が否めません。

ただ、ブレブレを握った場合は、
全敗しても全勝分のリセポイントを獲得できるので、
久しぶりに握ってみても良いかもしれません。ノーリスクですし。

Version.ガールズ&パンツァー
暑い夏を乗り切った先にて発売されたガルパンです。

「アシスト」というシステムにより、
ある程度は色を縛らず、学園毎にデッキを組むことが可能となっております。

《大洗》、《黒森峰》、《BC》、《聖グロ》、《アンツィオ》、《知波単》、《プラウダ》、《継続》、
《大学選抜》、《サンダース》、正直どの学園もチャンスがあるのですが、
目立っているのは世界最高学園こと《BC自由》でしょうか。
上記の三枚を主体とした、「エンゲージ」を用いたビートダウンが目覚ましい活躍をあげています。
軽量アタッカーをガン展開しつつ、ブロッカーを合わされたら「エンゲージ」という流れは、
シンプルながら、やられるとミックス構築でも結構しんどいです。

初手に全力展開するというリスクは多少なりともありますが、
相手のデッキ次第では完全にテンポを取り切り、圧倒することが出来るかと思います。

また、あくまでも軽量アタッカーが主体のデッキなので、
初手が微妙に弱い...ということがあれど、事故がほぼほぼ無いのも魅力的ですね。

弱点としては、花単相手が若干厳しい...と、いったところでしょうか。

《BC自由》以外のデッキを上げると、この記事がガルパン特集となってしまうので、
今回はこのアーキタイプのみに留めさせていただきます。

Version.ゆずソフト
2019年内に2.0発売が内定しているADVゲームメーカーの雄、ゆずソフトです。

ゆずのゲームはどれもよいもので、こういったビジュアルノベルゲーム(配慮された表現)
初心者に薦めるのもぴったりでありつつ、長年こういったゲームをやり続けた人でも、
しっかりと満足できる安定したクォリティを誇っており、実際かなりの人気メーカーです。

2000年代のゲームから遡ってやってみるのも乙なものですが、
こういった特定年齢層向けのゲーム(婉曲された表現)を全く触ったことがないよ~って方には、
サノバウィッチあたりをおススメしておきます。

そこでビビッと来る何かががあれば続けて他のゲームを触ってみるもよし、
Not For Me な感じでしたら、自分の感性で選んでみるのも良いでしょう。

...あんまりゆずソフトダイレクトマーケティング部を続けてもアレなので解説に移ります。

デッキとしては、花単か宙日あたりがメジャーどころでしょうか。

花単は<妹のぬくもり 千歳 佐奈>を始めとした軽量アタッカーを数多く搭載出来るので、
ウィニー気味に展開しつつ、花単らしいゲーム展開が可能かと思います。
思えば、限築でひとまず軽量花単を組めるようになったのが、ゆずあたりかもしれませんね。
というわけで時代の先駆けという意味では重要なターニングポイントなのですが、
さすがにパワー不足が否めないところもありつつ...何だかんだいけそうな気もします。

ゆずのスターターが宙日であり、宙日で組むことを意図してデザインされたカードも多いため、
花単以外の選択肢としては、宙日を選ぶのが良いんじゃないかなあって感じですね。
何だかんだ言って素出し<忍者>も強いっちゃ強いですし。
また、ゆずも負けても勝った分のポイントが手に入り、ノーリスクということもあり、
ゆずソフト好きな漢たちは迷わずゆず単を握ってくれると信じております

YUZを握り、壇上で天神乱漫のポーズを取ってくれる益荒男の登場を期待する今日この頃です。

Version.神姫PROJECT
お次は神姫です。
限築デッキが環境トップに躍り出た、という意味で、記憶に残っている方も多いかもしれません。

「リーダー」というゲーム開始時にハンドに加えられる特殊なカードを数多く擁しており、
「リーダー」を保持しているキャラに限定構築のカードが多いため、
ガルパンのアシストと違ったアプローチで、限定構築をプッシュしているとも言えるでしょうか。
ガルパンと違って陣営のような区切りではなく、日宙月花雪、
各属性で統一して構築する方が、限築においては好ましいかもしれません。

日のリーダー/<ダルタニアン>を主体として組む場合は、
移動キャラと盤面の整理を中心に、ハイスピードなビートダウンとなるかと思います。

宙のリーダー/<アーサー>を中心として組む場合は、
5コスト以上のキャラを主体とした重量級のビートダウンでしょうか。

花のリーダー/<アンドロメダ>でデッキを場合は、
サポートしてダメージアップする効果が中心になるため、
非常に前のめりになりつつ、<ベロボーグ>で誤魔化す形になりそうです。

月のリーダー/<モルドレッド>はミックス環境でも活躍しました。
大型キャラを中心としたコントロールのようなデッキであり、
ネタが割れてない相手にとっては脅威的な強さを誇ります。

雪のリーダー/<ソロモン>を軸に構築した場合、
相手のAPがひたすら低下していくため、ガン固めデッキになりそうですね。

どのデッキもチャンスありそうな感じなのですが、
新しい弾のパワーに若干押され気味な感じがネックですね...

Version.オーガスト
古くはバイナリポットから、根強いファンを多く擁するエキスパンションですね。

僕がオーガストを知ったのは「月は東に日は西に」という作品からで、
当時は<渋垣茉理>いいよね...って感じでプレイしていました。

ちょっとアクセント(SF風味)が加わった学園物や、しっかりとした世界観を持つファンタジーなど、
いろいろなジャンルの作品が発売されているので、
プレイした人によって、思い入れの深い作品は異なっているかもしれませんね。

僕としては、お話としてはフォアテリの桐葉が一番好きで、
キャラクターとしては<リース>が一番好みですかね。
でも大図書館の<>も、話・キャラ共に好きなんですよね...悩ましいところです。

...あんまりこういうこと言うと、こわーい人から
「どうしてそのカード光らせないんですか?どうして...?」
と、問い詰められてしまうので、この辺にしておきましょう。

さて、デッキとしては、花単、雪日、雪単、日単、月単あたりが頭に浮かぶところです。

花単はSPに着目したカードが多く、アタッカーもブロッカーも軽量揃いで、
デッキとしての完成度も中々高いんじゃないかと思っております。

つぐみ>、<ユースティア>、<保奈美>あたりで盤面を固めつつ、
麻衣>、<クリス>、<菜月>あたりでビートを刻み、
天使の力>というバットリを構えるのが良い感じの動きですね。
雪がらみは、<リース>/<フィアッカ>が限築関係なく強いので、そこら辺にどれだけアクセスできるか、
リセットコマンド>を打つなら適切に打てるかどうか、などなど、
結構シビアな判断が求められるかもしれません。
日単で固める落ちものデッキはかなり楽しく動けるのですが、
少々パワー不足が否めないかもしれません...<鈴木>や<>の機嫌次第ですかね。
月は<時空転移>や<コレット>、<フランチェスカ>などを上手に扱い、
その場に応じた適切なカードをきっちり持ってこれる判断力が求められそうなところです。
ビジュアルアーツ 1.0
FGO3.0が拡張パック的な立ち位置ということもあり、
ある意味では、VAが最新の大型エキスパンションともいえるかもしれません。

そんなVAですが、Leaf、VA、Aliceと並べて旧りせの最初期弾であり、
通称御三家と呼ばれるメーカーのひとつです。
(「夢の対戦、今ここに!」という謳い文句のポスターを持ってらっしゃる方も、いるかもですね。)

僕自身、18年前にKeyというメーカーさんのゲームを触れることにより、
この世界に足を踏み入れたようなものなので、
特別思い入れの強いエクスパンションとなっております。
Keyのゲームをやらなければ、そもそもカードゲーマーになっていなかったかもしれません。

そんなKeyの最新作、SummerPocketsですが、
夏という四季の一場面を舞台にし、Keyというメーカーが持つ「良いところ」を散りばめた、
きらめく宝石箱のような作品に仕上がっております。

今までKeyの作品を触れたことが無い方からしたら、

「Keyって、こういう雰囲気の作品を作り出しているメーカーなんだ」

という、Keyのことを知っていただけるきっかけになる力作であり、旧知のファンからは、

「そうそう、こういう作品がやりたかったんだよ!」

と、十分に満足できる一編なので、どちらの方に対しても、自信を持ってお勧めできます。

...旧作についても語りだすといい加減怒られそうですし、
そろそろ、カードとデッキのアーキタイプについてお話ししましょう。

デッキタイプとしては、花単、月単、雪単、日単、宙単という各単色それぞれ戦える上、
《SSS》、《リトルバスターズ!》などの作品単もしっかり活躍できる感じですね。

今までは1エキスパンションの中で、作品単or各単色で限築を組むのがセオリーだったところ、
強さの優劣は多少あれども、これだけのバリエーションで構築出来るのは驚嘆ですね。

シングルミックス問わず、大型大会でよく見かけるのは、
《SSS》、雪単あたりの、雪絡みが多いですね。
花単もしっかり形になっており、初動に難があるもののハイパワーな《リトルバスターズ!》も、
シングル戦の中ではちょくちょく見られているとは思います。

中でも、<かなで>のパワーが突出しているため、VA雪や《SSS》の地力が底上げされてますね。
かなで>の強みはさんざん語ったのでここで記述するのは最低限にしますが、
1ハンドアタッカーでありつつ除去サーチが可能であり、止まりづらく、
《SSS》においては盤面空け&卒業置き場稼ぎという1人4~5役位をこなしてみせます。

また、卒業というシステムをアドバンテージに変えつつ、
貯まった卒業置き場を回復に還元する<結弦>も、《SSS》にとって、なくてはならないカードです。
序中盤のドロソと終盤の回復を両立しつつ、本人もデッキに戻るので、
ドロー次第では何度か回復するといった粘り強い戦い方も可能です。
また、初手に<かなで>があるか無いかで勝率が大きく変わってくる中で、
かなで>をサーチできる翼の少女がこれまた優秀なファクターになっておりますね。

雪単においては、<かなで>も勿論要ですが、
エンジンのコアとなる<神奈>をサーチするのにも役立ちます。

VA雪というアーキタイプは、過剰ドローによる自傷管理がシビアなものの、
回復、遅延、小型~中型~大型に対して柔軟に放てる除去を持つため、
自分さえ間違えなければ、どんなデッキとも戦えるポテンシャルを擁しています。
(さすがに初手がお通夜だったら厳しいですが...)

個人的にはチームメンバーが揃えばどんどん強固になっていく《リトルバスターズ!》も好みですし、
作品としても好きなのですが、除去耐性が少々低めなのと、構築の難度がかなり高いため、悩ましいところですね。


...そんな感じでしょうか。

ちなみに、この考察記事を書いている途中で、アクアプラスのリセ参戦が決定いたしました!
めでたいことです。名称は異なれど、御三家が揃う日も...近いかもしれませんね。

最後にひとこと
さて、今回の記事は如何でしたでしょうか?

咋年の名人戦中の生放送で、今年はシングルレギュレーションにも力を入れていくという、
公式からの意識表明もありましたし、これからの弾も限築に注目していきたいところですね。

ミックスでひたすら強さを追及したり、ゴキゲンなシナジーを探求するのも楽しいですが、
好きなエキスパンションで、好きなキャラを使いながら戦うというのも、キャラゲーの醍醐味ですね。

ともあれ、初のシングルフェスタに向け、少しでもご参考になれば幸いです。

それでは、今日もでちんはKOOLに去るぜ!

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