
雪単、宙単、宙単ときてこちらで日単の解説記事がまだ無かったので、せっかくなので解説していきたいと思います。
日属性は今のところSRが1種類しかなく、お手頃で始めたばかりの方にも組みやすいデッキになってます。
デッキリスト紹介
デッキの狙いとポイント
東京の結果を受けて、対日属性を強く意識した日単デッキになっています。ex1以下のカードが多くなってしまいますが、対日属性で打点レースをひっくり返す鍵となる<Rドレイク>を4枚採用しています。
また、『サイドステップ』持ちは、<坂田金時>4枚、<玉藻の前>4枚の8枚体制でこれも多めの採用となっています。
『サイドステップ』持ち8枚体制については、以下がデッキ投入枚数とマリガン込みで初手に引けない大まかな確率となります。
『サイドステップ』持ちの枚数 | マリガン込みで初手に引けない確率 |
8枚 |
12% |
7枚 |
16% |
6枚 |
21% |
5枚 |
28% |
4枚 |
36% |
(※注、1ターン目ドロー分を考慮しない大まかな数値です) |
ex1以下が16枚と中盤に展開が詰まる可能性が高くなりますが、リセフェスタという7、8回戦を戦い抜く大会において初手に引けない確率を限界まで下げることを選びました。
リセフェスタ大阪の7回戦を通して、初手に引けない試合が0ないし1試合で済むはずです。
マリガン基準
1ターン目から動けるキャラを並べて攻撃を通していくのが重要です。<坂田金時>、<玉藻の前>、<SRネロ>のいずれも無い場合はマリガンしてください。
デッキの強い所・狙うべき展開
日属性のデッキは、盤面を動ける、だけどスペックは弱い。というのが特徴になります。盤面を動けるため、序盤は防御キャラがいてもそのキャラを避けて攻撃を通すことができますが、 ゲームが続き、盤面が全て埋まってしまうと、空きフィールドがない為動けない、スペックが弱いのでバトルで勝てないと厳しい戦いになります。
今のリセでは盤面が全て埋まるのはだいたい5ターン目になります。
つまり、日単デッキは「4ターン目までは強く、それ以降は弱くなるデッキ」です。
日単側として狙うべきことは、盤面が全て埋まるターンをいかに遅らせ、日単が強い状況を続けられるかになります。
盤面が埋まるのを遅らせる方法としては現在では以下のようなものがあります。
出てきたらアタックして相打ちにしましょう。これにより相手は手札2枚(ドロー1ターン分)を消耗し、盤面が埋まるのが5ターン目から6ターン目となり、 日単が強い時間が1ターン増えることになります。
相打ちキャラが出てこなかった場合はそれはそれでラッキーなので、そのまま3点通していきましょう。
この<カルデアス>を相手の3コスト以上のキャラに使うと、相手はそのキャラを並べ直すのに手札2枚(ドロー1ターン分)を消耗します。
これだけで日単が有利な時間が1ターン増えます。
いつかは攻撃してきてくれて、ここで使った手札の枚数分、日単に有利な時間が延びることになります。
始めての方向けの注意点
日単デッキでこれだけは気を付けろという点は「中央AFに動けないキャラを出さない」です。マリガンしても<坂田金時>も<玉藻の前>も無かった。何を出そう。
こういう時にとりあえずで中央AFにキャラを出すと、次のターンに『サイドステップ』持ちのカードを引いても『サイドステップ』ができなくなってしまいます。
動けないキャラをAFに出すときは左か右に出すようにしましょう。
サイドステップ持ちのキャラについては出す場所は中央AFで大丈夫です。
動けるキャラを右か左に並べると、右か左と中央に防御キャラを置かれると攻撃が止まってしまいます。どこにでも動けるように真ん中に出しましょう。
デッキの改良案
今回のレシピでは日属性と対戦することを強く意識したため<Pドレイク>がデッキに入っていません。こちらのカードは『サイドステップ』するのにコストがかかり、対日属性では強くありませんが、 それ以外の属性のデッキと対戦する際には、特殊能力により、味方のAPを+1できるので、盤面で相打ちにならない状況を相打ちにできる強力なカードとなっています。
もう残り日数はわずかですが、3月の公認大会の参加賞となりますので、ぜひお近くの店舗大会へ足を運んでみて下さい。
もしくは<Pドレイク>でお買い求め下さい
おわりに
以上、日単のデッキ解説になります。リセや日単は初めてという方向けに、中央AFに動けないキャラを出さないといった話から、 ゲームに慣れている方向けに、投入枚数と確率やターン数の話などを織り交ぜての解説となりましたがいかがでしたでしょうか?
読んだ皆さんの新発見になる事が一つでも書いてあったら幸いです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。