
エリーゼデッキ解説
今回は前弾も僕がメインデッキと使っていたエリーゼデッキのレシピを紹介したいと思います。
先に言うとかなり詳しく書いたのでかなり長い記事になってます。時間がある時に読んで頂ければ幸いです。
先日千秋さんが上げていた13弾環境についての記事にも記載ありましたが、エリーゼデッキは13弾環境でも十分に戦えるデッキだと個人的にも感じています。
エリーゼデッキは<暗天の明星 エリーゼ>の『エリーゼの出番!』で自分のターン開始に好きな退避にあるカードを2枚回収できるサイファでは特殊なタイプのデッキです。
デッキ構築としては『如何に環境を把握してトップメタに対してのメタカードを採用できるか』かも重要です。
なので流行りのカードが変ればエリーゼ側の立ち回りや採用するメタカードが変わります。
エリーゼ主人公だから可能なんですが、メタカードが1枚でも退避にされあればエリーゼで回収できるので1枚採用のカードも他のデッキよりも活きやすいです。
まずは12弾で使ってたエリーゼのレシピから紹介します。
デッキレシピ
キャラクター
計52枚
Large Size Partyという大阪で行われた12弾環境最後の5人チーム戦で使ったデッキレシピです。
他のCSで負けまくって結果、自論ですが最終的にこの構築に収まりました。
この日の個人成績は6-3でした。チームも優勝できました。
僕個人としては前回大会に続き優勝できたので2連覇達成できました。チームメイトには感謝しています。
この時一番分布的に多く、エリーゼにとって少し厄介な対面がマルスだと個人的に思いました。
なのでこの構築は対マルスをかなり意識してます。後ほど説明しますが、<ティーナ>2枚<エリウッド>2枚採用がマルスに対して手厚く対応した部分です。
ミラーも先行を取れないと不利なんですが同じチームメイトにno name君とルゥさんの僕より強いエリーゼ使いが二人も居たので、対面に踏むことがなかったし、自分含めて自分のチームにエリーゼが3人居たので必然的にミラーが発生する確率も低かったです。
この日は12チーム60人参加で15人がマルス主人公を使っていて全体の25%がマルスでした。
読みとしては正解だったみたいですが決勝戦でしかマルスには当たりませんでした。
この時使ったデッキは52枚です。エリーゼはメタカードが1種類1枚増えるだけで対策できるデッキも増えるので無理に50枚にする必要はないと考えています。
ただデッキ枚数が多いほど初手に<暗天の明星 エリーゼ>がある確率や各カードが退避に落ちる確率や欲しいカードが引ける確率も低くなっていくのでなるべく50枚になる様には心がけてはいます。
デッキが50枚の時と52枚の時での
- 「初手で欲しいカードが1枚以上ある確率」
- 「更に引きなおして1回目ではなかったが、2回目で初手で欲しいカードが1枚以上ある確率」
(今回の場合は暗天の明星 エリーゼ)
僕はデッキレシピこのままでも13弾環境も十分戦えると思ってます。
立ち回り
立ち回りとしては相手の主人公は基本的にこちらの盤面が出来上がるまで攻撃せず、相手の展開してきたユニットだけ処理していく様にします。所謂待ちデッキです。主人公を攻撃するのは攻撃しないとテキストが誘発しない<マムクート・プリンセス チキ>ぐらいになります。
エリーゼのプレイングや『エリーゼの出番!』を使うタイミングは手札や退避エリアにあるカード次第なので正解のプレイングや選択があるとは言えませんが
- 基本的には『エリーゼの出番!』をいつでも使えるように毎ターン最低自分の表の絆は2枚以上キープ。
- 回避やオーブも削れていきコストもかかるので『エリーゼの出番!』を極力使わなくて済む様にプレイング(極力絆を使わなくて済むなら、後々表絆に余裕が出来て立ち回りも楽になります)。そのための絆に置くカードや<稀代の天才魔道士 ルーテ>の『私、優秀ですから』や魔術の紋章で捨てるカードの取捨選択を十分に考える。その為に1~2ターン目先に出したいカードも手札になるべく温存
4ターン目稀代の天才魔道士 ルーテ
5ターン目<魔道の申し子 ニノ>
この2体でなるべくエリーゼの回避札を確保出来る様にします。
勿論ルーテとニノはなるべく盤面に残せるように
6ターン目<デューテOC>
相手の手札が2枚以上なら7ターン目デューテOC
単純に先にハンデスしてしまうと相手が何もできなくなってしまうのでそれから徐々に攻めて行きます。
8ターン目にマムクート・プリンセス チキ+<無垢なる竜人 ミルラ>
までが理想です。各カード各ターンに退避または手札に該当するカードがあれば『エリーゼの出番!』を使うだけで可能になります。
簡潔に言うとデューテOCでハンデスをしながらチキで絆を伸ばして表の絆も確保しつつ前衛にチキ、後衛にルーテ、ニノ、ミルラを盤面に並べる事を目標にします。
(相手のデッキタイプ次第では<フォレオ>も必須)
相手主人公しかいない時はマムクート・プリンセス チキだけ主人公を攻撃するので少しづづ相手のオーブを削りつつ、盤面が出来上がり大凡のリーサルが見えてきたら一気に相手の主人公を攻撃して勝ちに行きます。
それでは各カードの採用理由を枚数も含め解説します。
エリーゼ各種の説明
エリーゼの枚数が主人公を含めて16枚の理由は関西で流行ってるエリーゼデッキのほとんどが主人公を含めて15枚の構築が多かったので初見さん相手にも回避の枚数を読まれないようにする為に差異で1枚多く採用してます。あと個人的に回避も枚数を引ける確率を増やしたかったのも理由です。
可憐な忍 エリーゼ
可憐な忍 エリーゼだと武器は魔道書ではなく暗器なので<ノーヴァの少年魔道士 ボーイ>をデッキに採用するなら主人公は可憐なマジカルスマッシュ エリーゼでいいと思いますが、非採用の場合は可憐な忍 エリーゼの方が良いかと思われます。
可憐な戦術師 エリーゼ
<グルニアの王子 ユベロ>を撃破しやすくなることや、先行2ターン目にCCすること次のターンの相手の攻撃で戦闘力の差で攻撃を凌ぐ確率を上げるのも理由です。
暗野に咲く姫花 エリーゼ / 暗天の明星 エリーゼ
有利対面なら乗り遅れても勝てる試合も多いのでとりあえず戦闘力60の状態でエリーゼを維持するのが目的です。
あと今の環境なら紫単ビートダウンも多く、相手先行3ターン目に<聖なる雷剣の姫 エイリーク>または<熱き炎槍の王子 エフラム>を出撃してくる事も多いです。
相手先行3ターン目にエイリーク又はエフラム出撃→自身のテキスト回避札を回収
の動きをされると返しの自分の3ターン目に暗天の明星 エリーゼCCしても回避持ちのエイリーク又はエフラムは処理できないので3ターン目暗天の明星 エリーゼにCCして写し身で回避持ちエイリーク又はエフラムに2回攻撃→4ターン目暗天の明星 エリーゼも選択肢と視野に入れてます。
その他の対アグロデッキに対しても『祈りの輝光』が有効的に活きる事も多いのです。
暗夜の妹姫 エリーゼ / 可憐な妹 エリーゼ
その他のカード採用については、後編に続きます。