今回は9月26日に発売する最新弾『雄飛のオラトリオ』封入のカードについて、
現段階でのレビューを執筆いただく企画です!
今回は近松さんのレビュー第2弾です!
舞い降りる闇翼の才騎 ティアモ
【カード紹介】イーリス聖王国の天馬騎士ティアモは、武器も、魔法も、どんなことでも完璧にこなせる、天与の才を持つ少女です。彼女ができないことはただ一つ...それは想い人に胸の内を伝えること。せつない恋心を内に秘め、ティアモは今日も、その人を護り戦います!(Illust:海鵜げそ) #FEcipher pic.twitter.com/No0n8jmijm
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3枚目のSRティアモ。
・1裏 射程1-2付与、+10
・1裏 ティアモ移動
・移動した際に未行動になる
この三つのスキルを所持しており、統括すると「2裏で70・射程1-2で2回行動出来るようになる支援30ユニット」と考えられます。
踊り子のコスト、支援値を考えると優秀な自身で完結したアタッカーとなります。それでも2裏は主人公によってはやや重いので、移動の補助をしてなんとか1裏で2回攻撃出来たら非常に美味しいですね。主人公が味方パンプを持っているとなお良し。
天かける蛇竜姫 ターナ & 策謀の弓騎士 ヒーニアス
【カード紹介】聡明で誇り高き王子ヒーニアスと、活発で天真爛漫な王女ターナ。二人は次代のフレリア王家を担う若き兄妹です。帝国の侵攻に立ち向かう為、戦場に立つ事となった彼らですが、祖国の平和を願う心と、深き兄妹愛を武器に、力を合わせて戦うのです。(Illust:紺藤ココン) #FEcipher pic.twitter.com/L9CoQK6GvK
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) September 5, 2019
フレリア兄妹が絵繋ぎでRに。
1裏でターナと、ターナと同じエリアにいる味方1体を+10。更に、ターナのいるエリアに他の味方を移動させる事が出来ます。
まず支援30で2体にパンプを振れるスキルを持っているのが嬉しいです。分かりやすく打点かつデッキの支援値上昇に貢献しております。紫なので、竜人を持つ<1cファ>・<1cミルラ>も70にして攻撃出来ます。「わけへだて無き笑顔」もコスパの良い移動スキルで、総じてポテンシャルの高い支援30と言えます。
「勝利を告げる弓」では1裏で退避から弓アイコンのカードをデッキに置けます。攻撃の紋章持ちの弓をデッキに採用しておけば、1裏で打点を通す事が容易になるので、一緒の採用をしたいものです。また、支援Xである<レベッカ>も弓なので、同様に打点を見込めます。
支援では攻撃終了時に後衛の敵を一体選び移動させる事が出来ます。
ポイントとなるのが、援護の紋章と同じく戦闘終了時に発動するタイミングと、選択対象が「後衛の敵」である事です。戦闘結果で移動させる敵も選択し、更に相手の主人公だったり、攻撃対象の敵でもそのまま移動の対象に選べます。計略の紋章と大きく異なる部分ですね。
正義と秩序の使者 ラーチェル
【カード紹介】マギ・ヴァル大陸の各地で、次々と目覚める邪悪なる魔物たち。それを滅する正義の使者こそ、ロストン聖教国の王女ラーチェルです。彼女は祖国に伝わる双聖器「光輝イーヴァルディ」を継承し、頼れる二人のお供を連れて、聖なる光で世界を浄化します!(Illust:まよ) #FEcipher pic.twitter.com/55q0DEsJaA
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「嵐を呼ぶ聖王女」では2裏3枚ドロー、その後2枚をデッキに戻します。
ドローだけで見るとコスパは良くも悪くも無いので、デッキに戻せる所をメリットとして活かせるデッキに採用したいです。支援Xの多い<アメリア>等に採用して、高支援を狙っていきたいです。
「光輝 イーヴァルディ」では他の味方を全て行動済みにして、その味方の数だけラーチェルが+20されます。ラーチェルが攻撃に参加したい場合は、パンプを入れたいのなら最後になってしまいます。パンプの数値は魅力的なので、1体だけでも行動済みにすると安心出来るアタッカーとなります。それでも、行動順が絞られるのは面の取り合いでデメリットが少し大きいかなと思います。
アブソリュート・カワイイ! 黒乃霧亜 & 幻影の妖術師 サーリャ
【カード紹介】クールなカリスマシンガーとして人気の黒乃霧亜。本心を隠して人々の求めるイメージを演じてきた彼女ですが、実は大の可愛いもの好き! ミラージュのサーリャは、そんな彼女を友人として応援し、本当の自分を表現する勇気をくれるのです。(Illust:ホマ蔵、種田和宏) #FEcipher pic.twitter.com/IcajXZgLUX
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霧亜は1裏かつ4c以上を行動済みにして1枚ドロー。ターン制限が無いのがミソ。
霧亜自身を行動済みにして、退避からCFを1体出撃可能。
CF4cサーリャは手札を1枚捨て、2c以下の敵を無限エリアに置かせます。
霧亜でCFサーリャ出撃→サーリャ行動済み、1裏で1ドロー→1枚捨てて敵を無限エリアで処理 というシナジーが可能に。盤面の数は非常に優位に立てるので、<制圧マルス>や<OCセリカ>等と組み合わせて活躍出来そうです。勿論、樹やつばさ主人公のサポートとしても十分採用出来るでしょう。
ガラテア家の希望 イングリット & 理想の騎士を目指して イングリット
【カード紹介】イングリットはファーガス神聖王国出身で、ディミトリ、フェリクス、シルヴァンとは幼なじみ。父であるガラテア伯からは裕福な相手との結婚を期待されていますが、彼女はそれに背を向け、祖国のために戦う誇り高き騎士となることを望むのです。(Illust:店主マイトオ) #FEcipher pic.twitter.com/IGuICvUbHZ
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) September 17, 2019
1cは天馬でない代わりに、茶色限定の運び手である事に要注意。
4cでは、主人公と同じエリアにいると射程無視で後衛の敵を攻撃出来ます。支援30にしては、破格の射程無視スキルだと思います。
2裏で手札から3c以下のユニットを出撃させ、イングリットの攻撃で敵を撃破していたら、2裏せずに出撃が出来るようになります。
3c以下のカードはメルセデスで回収出来るのが茶色で完結しており相性が抜群です。撃破シナジーなので無償出撃は不確定ですが、2裏すれば出撃出来るので、回避されても効果が腐りづらいのも大きなポイントです。3cでも強いユニットは多いので、今後茶色のプールが増えれば他の色とも組み合わせやすくなります。
現在の茶色のプールがまだまだ少ない事もあり、現状茶色を使おうとすると持っておきたいカードになりますね。
残虐非道の「月長石」 ヴァルター
【カード紹介】突如同盟を破棄し、周辺国へ侵略を開始したグラド帝国。その軍団を預かる帝国六将の一人が「【月長石】のヴァルター」です。彼は残虐非道にして冷酷無比、そして執念深き男。その標的となったが最後、容易に逃げることはできません。(Illust:たかや友英) #FEcipher pic.twitter.com/X9cwNEG1Ju
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5c竜・飛行は70-30になっていきそうですね。
前衛にいる時、射程無視で主人公を攻撃でき、主人公攻撃時は+10。更に、主人公を撃破した時に、2裏で1枚ハンデス。ハンデスはおまけとして、数値と主人公への攻撃性能だけで見ても十分でしょう。5cとやや重めですが、エフラムの横で使用すれば4cになります。このような高性能・高コストの紫ユニットが増えれば増える程、どんどんエフラムの強化に繋がりますね。
物陰より呪いをこめて サーリャ & ミストレス・オブ・カース サーリャ
【カード紹介】サーリャは戦場で出会ったルフレのことを気に入り、以来、尾行を続ける変わった性格の女性です。その専門は「呪術」。研究を重ねて習得した禁断の呪いの数々を操り、彼女は想い人に近寄る者たちを、昏き闇の世界へと堕とします。(Illust:恒星ホリグチ、Azusa) #FEcipher pic.twitter.com/zJFKvPz04c
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1cは行動済みにしてお互いのトップを無限エリアに置きます。
4c「禁忌のリザイア」では行動済み・2裏とコストは重めですが敵を一体無限エリアに置き、3c以下のサーリャを退避から回収出来ます。撃破と回収を両立させた、アドを取りやすいスキルです。「呪ってあげる......永遠に」では1ターンに1度相手の無限エリアの同名カードを選択し、戦場にいるユニットを無償で無限エリアに置かせます。
1c、4c共に無限エリアに干渉し、初期に公開されたギムレーと非常に相性が良いです。自分の無限エリアを増やす手段も限られているので、これは嬉しい強化。
サイファのデッキの性質上、デッキの採用カードの種類数は12~15種類程度が一番多いと思っているのですが、ギムレーとサーリャで6,7枚は簡単に無限エリアを増やせます。その中で名称が同じ敵を処理出来るので、ゲームが進めば進む程、サーリャが非常に凶悪な性能となります。<ソフィーヤ>のように敵の無限エリアを増やすカードも一緒に採用しても良いと思います。
炎をその身に宿せし者 ベレト
【カード紹介】傭兵の若者ベレトと謎の少女ソティス、二人の出会いから『風花雪月』の物語は幕を開けます。彼らは共に生き、戦い、フォドラの歴史を大きく動かしてゆきます。そしてその想いを一つに重ね、襲い来る闇を打ち払う、大いなる力を戦場に顕現させるのです。(Illust:北千里) #FEcipher pic.twitter.com/9oQ2stFBHN
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) September 20, 2019
「炎の教示」によって、ベレトが前衛ならば他の味方は常時+10。前衛指定の条件はありますが、主人公の場合ベレトが前衛にいるだけで受けまで+10されます。攻撃・盤面維持共に高性能。
「天帝の覇剣」では茶の絆を裏返して、戦場を離れるまで射程1-2が付与されます。こちらも主人公向けのスキルですね。CPでは、手札からベレトを捨てて、茶色の味方が返しまで+30上がります。他のCPのように「ベレトが戦場にいる時」という指定が無いので、茶色主軸のデッキだと1ターン目から主人公の受けを上げるなんて事も出来るでしょう。
5cなのもあって、主人公運用はやや難しいと思っているのですが、CPは警戒しておきたいです。相手のデッキに茶色が入っているなら十分気を付けましょう。
【担当】
以上、18弾公開カード先行レビュー(2)でした! 近松さんありがとうございました!!