
【キラ】「赤緑無マルス」デッキ紹介
前期地区予選が全て終了しましたね。
今年からレギュレーションが変わって古いカードが使えなくなり、デッキを組むのに困ったりした方も多いのではないでしょうか?
僕もそのうちの一人で今回は本当に頭を悩ませました。
そんな中で組んだのが今回のマルスです。
結果としては僕は中部地区で惜しくも準優勝に終わりましたが、これと同じデッキを使用してくれたカクシカさんは激戦区である近畿地区で優勝されました!
またマルスかよ、て思われる方もいるかもしれませんが、一番自分のプレイスタイルに合っていて何よりマルスで勝った時が一番気持ちいいんですよね(^ ^)
今回のこのマルス、自信作なので長くなりますがよければ最後まで読んで下さいね。
デッキレシピ
作成者:キラ
キャラクター
計50枚
デッキコンセプト
<制圧マルス>を軸としたデッキで、新レギュレーションでは唯一と言っても過言ではないコントロールデッキです。マルスの効果によりハンドを増やしつつ相手とのリソースに差をつけ、最後に<オグマ>によるメリクルフィニッシュを決めるのがメインプランとなります。
新レギュレーションでは主に<サナキ>と<ゼフィール>、その他アグロ寄りのデッキが多いと予想したため、アグロに強い<ジェニー><デューテ>などの強力なOCに加え、サナキに対するメタとして<セネリオ>を採用しています。
苦手なサナキに対してはセネリオにスイッチすることで相性差を無くしていますが有利がつくほどではないです。
得意なデッキ、苦手なデッキ
実は明確には有利不利をはっきり言えるデッキはありません。プレイヤーの腕次第で有利にも不利にもなります。
先ほど書いたようにアグロ全般に対しては強いですが、うまく立ち回らないと下級が40、CCしても70しかないので簡単にやられてしまいます。
各カードの解説・採用理由
こちらはレシピを見てもらっての通り、かなり種類を散らしていて一枚一枚解説すると長すぎるので記事内に出てくるカードは割愛しますが、それ以外のカードを何枚か紹介します。愛と勇気の英雄王 マルス

事故った時用で、事故以外では乗りません。
ソフィアの姫 セリカ

1、2ターン目に最も出して強い札。
赤のユニットを寝かせることで射程3を得て後衛から後衛を処理できるので、3ターン目に制圧にCCしたときのドローがしやすくなります。
寝かせるのはマルスで良いので主人公も無色ではなく赤にしています。
地味に希望の紋章も強力です。
4枚入れていないのは他のカードとの枠の関係と後半引くと弱いので減らしています。
悠遠なる未来に向かって チキ

主に絆を回収するための札。
5コスと重たく感じ戦闘力60と場残りしにくいですが、無色で出しやすいこと、<クルトナーガ>で拾えるコスト帯であること、いざと言うときに火力を上げて攻撃できるなど利点もあります。
また絆を伸ばす効果も持っており制圧ドローと効果タイミングが同じなので、制圧ドローを見てから絆を回収もしくはブーストが選べるのでかなり勝手が利きます。
ハンドに余裕が出てきたときはブーストして次の展開できるユニットのコストを増やしたり表絆が増えているのでジェニーが使えたりします。
序盤に引くと色がなく低コスユニットが出撃しにくいので2に減らしています。
立ち回り方
まず考えることは盤面を必ず取ること。盤面を有利にすることがライフの維持とリソースの確保に直結します。
かといってむやみやたらに序盤から展開するとハンドを消費しすぎてしまうのでそこのさじ加減はその時の状況によります。
もう一つは常に<オグマ>でのフィニッシュタイミングを伺うこと。
中盤はOCなどがメインではありますが、そればかり狙っているといざ揃わない時に動けなくなります。
マルスは自身の効果により毎ターン2ドローしているので、そこで引けるであろうカード、これを引いたらどう動くのかを退避や自分の手札などから予測することが重要になります。
まあ要するに「欲しいカードが引けた時と引けなかった時の2プランを常に用意する!」
これが大事です。
ゼフィール対面の立ち回り

さて、今環境もっとも多く使用され、一番皆さんが対策に頭を抱えたのがこちらのゼフィールデッキではないでしょうか?
このマルスも決して有利ではありません、てか不利です笑
でも勝ち筋はしっかりと持っておりそれを通した時に勝てる確率がかなり高いです。
ではどう戦うか?
基本的には先ほど書いた通りリソース勝負に持ち込むことです。
しかしゼフィールは竜人による早乗りや暗闇によるハンデスがあり、こちらの良いようには動かせてくれません。


ゼフィールとの試合は1、2ターン目の攻防が非常に重要となります。
ゼフィールの効果によりほとんどの1コスはこちらがCCしても打点を通してきます。
つまり、盤面を残した分だけライフが削られるので絶対に取るように、そしてCC札以外の回避札は序盤から使うこと。
ゼフィール相手に抱えていても抜かれてライフがさらに減るだけなので、序盤いかにオーブを残せるかが大事です。場合によってはマルスを下げることも必要です。
4t目以降は必ずハンドを効率よく増やせる強い札を2枚持つこと。
例えば<4コスクルトナーガ>と<5コスイレース>や<5コスイレース>と<5コスジル>など。2枚持つことで、仮に片方が抜かれてももう片方の札で盤面を返していく。 これを繰り返すことで、マルスの効果と合わせてリソース差をつけることができます。



特にイレースはゼフィール戦ではもっとも重要なカードです。ジェニーと同じ枚数ハンドを増やせるのに絆消費が1軽いのでかなり重宝します。
文字に書き起こすとこんな感じで、伝わりにくい部分もあると思うので僕が直接横で教えるのが良いんですが、まあそんなことすぐにはできないので本気で知りたい人は出会った際にでも直接聞いてもらえればお答えします。
まとめ
なるべく分かりやすく伝えたいのですが、このデッキは柔軟度が高すぎるが故に文章で伝えきる事ができたかわかりません。この記事を見てパッと使ってもほとんどの方が地区予選優勝するほどのパワーか?と感じるかと思います。
しかし、使えば使うほど色んなことが見えて来て楽しくなってくるしプレイスキルはかなり向上します。
強くなりたい!勝ちたい!て人にはオススメの教材の様な物ですので良ければ使ってみてくださいね!
(このデッキを使用した中部地区予選レポートを読む)