今回は3月22日に発売する最新弾『荒れ狂う破濤』封入のカードについて、
現段階でのレビューを執筆いただきました!
今回は近松さん編です!ぜひご覧ください!
4cアイク
【カード紹介】それは誰も見たことのない悪夢の姿― 邪神が封じられているとされ、数多の人々の運命を狂わせたメダリオン。その蒼き輝きが、サイファの世界で英雄と禁断の邂逅を果たします。アイクが暴走する時、その力は荒れ狂う嵐となって、テリウスを震撼させます!(Illust:北千里) #FEcipher pic.twitter.com/B84WDL8Ixn
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年2月16日
メダリオンに触れたアイクということでイラストは前もって公開されていましたがSRでしたね。毎ターン終了時、自分の主人公をも含む撃破しなくてはならないというスキルは、アイク主人公の場合だと特に重いデメリットとなります。
しかし、最速だと後攻1ターン目から戦闘力100になれる・敵を戦闘で撃破するだけで追加して複数ユニットを撃破可能というメリットに注目すると非常に強力な性能だと思います。殴り抜けるデッキタイプだと暴走アイク対面では厳しい展開を強いられるかもしれません。しかし現状だと、やや運要素が強く、デメリットも重いので、緑にオーブ追加やコスパの良い回収カードが増えたら化ける可能性はあります。
<6cの天空>軸で戦っていたら突如暴走アイクに変化、なんてこともあり得そうなので、既存のアイクデッキとは違ったベクトルのアイクデッキが生まれそうです。
5cエルトシャン
【カード紹介】人の血を欲し、妖しい輝きを帯びる魔剣ミストルティン。それはかつて聖戦士の用いた神器にして、世界最強の剣の一つ。その後継者エルトシャンは伝説の刃を手に、王として、騎士として、そして友を信じる男として、魂を燃やし、獅子の如く戦います!(Illust:鈴木理華) #FEcipher pic.twitter.com/FCg6PkkWRC
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年2月18日
BSは持っていないものの、3つのスキルがどれも黄色らしい絆関連のスキル。どのスキルも強力ですが、特に目玉となるのはやはり「闇を裂く聖刃」でしょう。
絆フェイズを2回行えるということは1ターンに2枚絆を置くことが可能となり、様々な動きが可能となります。エルトシャン主人公なら最速でCCできた場合5ターン目に絆が6枚置くことができるので、<デューテ>・<ジェニー>を1ターン早くCCさせることが狙えます。BS持ちのカードを2枚置くことも勿論できるので、<5cナンナ>を2枚置く→裏の絆を2枚回収→スキルでナンナ2枚を裏にする→5cナンナを2枚置く→......といった芸当も可能です。絆の総数は増えないですけどね。シンプルに、複数の色の絆を2色作ることが容易となる点においてもメリットとなります。
エルトシャンのカードが絆エリアに置いてあれば常時エルトシャンの戦闘力は80になり、絆に2枚あると黄色の馬のユニットを絆から出撃することが出来ます。先ほどのナンナを出撃させて絆ブースト、<セリス>で絆を回収、<シグルド>で味方をパンプ、<オルエン>で敵を撃破などと様々な使い道があります。天馬のカードも出撃できます。妹であるラケシスには期待がかかりますね! 今まであまり意味を成さなかった馬アイコンにこのような強力なスキルで意味を持たせるのは良い風潮ですね。1c、3cも強く、エルトシャンは人気の主人公となりそうです。
4cリズ
【カード紹介】平和を尊ぶ国、イーリス聖王国。ここでは王子クロムが自ら自警団を作り、人々を守っています。その妹である王女リズも、兄と一緒に大活躍! いかなる脅威が祖国を襲おうとも、きらーんって来て、ばーん! って感じで、元気いっぱい乗り切ります!(Illust:クロサワテツ) #FEcipher pic.twitter.com/FzoxOh4NZI
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年2月19日
ついにリズがSRに。絆1リバースでオーブ割り・主人公のカードをオーブに補填は正直強すぎるような気がします。今まで青にはノノやルフレ女、ティアモなど便利なカードが複数ありますが、リズによってダメージレースに耐える手段も得ました。この1枚だけでも青をデッキに入れる価値がグッと上がりましたね。
環境的に言及すると、例えば青入りカム子デッキで<4cチキ>による早乗りが出来なかった際に出せるカードであり、その時に<6cカム子>すら引けていなくても退避に落ちてあればオーブに仕込むことができます。
青を使ってサイファをしている人なら欲しくなるカードの筆頭だと思います。強い!
4cマーシャ
【カード紹介】援軍...強い武器...巧みな兵法... 苦しい戦況を覆すには様々な手段が存在する。だが、ただ一言の応援が、その全てを凌駕することもある。王宮騎士マーシャは神天馬に跨がり、主君と共に戦います。そして持ち前の明るさと笑顔で、その心を癒やします!(Illust:daigoman) #FEcipher pic.twitter.com/4x1XhC6vcS
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年2月23日
最上級職でSRとなってマーシャが登場。絆2リバースでマーシャの攻撃終了時にデッキから主人公をサーチでき、その主人公が4枚以上重なっていたら絆消費が1リバースになります。天馬なのでデッキに入りやすく、CCコストが2であるので1c出撃→CCによって3コスト分で出撃できるところも魅力的。また、スキルが撃破トリガーではなく攻撃終了時に自動で使えるのも良いですね。
ただし、スキルが実質1個のみで、攻撃時は戦闘力60のまま、コストを安く使用するとなるとデッキがやや限られてしまうのが難点。この難点を受け入れられるか否かでデッキの採用は悩みそうです。ただ、アイクやミカヤにとっては明確な強化と言えるのではないでしょうか。
4cセネリオ
【カード紹介】その魔術と智謀...湧くが如し。グレイル傭兵団の知恵者セネリオは、的確な情報収集と明晰な頭脳で仲間達を助ける参謀です。利を重んじ、情を排する冷徹な人物ですが、絶対の信頼を寄せる団長アイクの前では、余人には見せぬ表情を覗かせます。(Illust:とよた瑣織) #FEcipher pic.twitter.com/wEB6yuBEpu
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年2月20日
原作通りアイクの横で使ってくれといわんばかりのサポートスキル。しかし単体で見ても絆1リバースで+20、神速回避不能を戦闘力80以上のユニットに配れて自身も得ることができるのは中々使い勝手のいいカードでしょう。緑に4c射程1-2が少なかった中、シンプルに使いやすい射程持ちアタッカーとして活躍できますね。
4cアレス
【カード紹介】かつて獅子王と呼ばれ、騎士の道に殉じた王がいた。アレスはその獅子の血を受け継ぐ者、そして、その想いを受け継ぐ者。彼は魔剣ミストルティンに誓う、父の悲願であった祖国を統一することを。そして世界を平和へと導き、光をもたらすことを!(Illust:BISAI) #FEcipher pic.twitter.com/DendH118Dg
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年2月21日
2種類目の<Rアレス>。ずばり、エルトシャンの横推奨カードとなっております。主人公の同名カードが絆にあれば90で攻撃でき、絆の表のカードが3枚以上ならアレスの攻撃がオーブ2枚割り。どちらのスキルも強力ですが、エルトシャン主人公なら満たしやすい条件です。BSの敵移動スキルは、敵を絆リバース無しで移動させたいデッキに重宝するので黄色が無くても採用されることがあるかもしれません。
4cティアマト
【カード紹介】グレイル傭兵団を知るものは語る。団長アイクの勇猛さを、参謀セネリオの知略を、そしてそんな彼らを助ける紅の聖騎士、副長ティアマトの存在を。いついかなる時も彼女の姿は常に団員の傍にあり、まるで姉や母の如く、彼らを支え続けます。(Illust:紺藤ココン) #Fecipher pic.twitter.com/QeX2xl6wjX
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年2月22日
後攻になった際に光ることが多いカード。スキルで撃破されないので暴走アイクの横で活躍するかもしれませんし、2c戦闘力70スキル撃破不可のアタッカーと見ると高いスペックです。しかし緑だと絆を捨てて使うスキルが現状無いので、先攻を取ると後半まで4cのままになることが多いかもしれません。しかし後攻の場合は支援力以外強さの塊なので、人によって好みが分かれそうです。先攻でも相手の竜人などの絆ブーストがあれば出せる機会はあるかもしれません。
メリットとデメリットが明確にあるこのようなカードは個人的に好きですね。しかしそれにしても加工違いのイラストが素晴らしいです。
【担当】
以上で今回のレビューは終わりです!近松さんありがとうございました!!