今回は12月13日に発売する最新弾『輝く世界』封入のカードについて、
現段階でのレビューを執筆いただく企画です!
今回は近松さんにレビューしていただきました!
才能あるプリンス レオン、闇駆冷魔の王子 レオン
【カード紹介】僕は慈悲なんてかけない...塵になるがいい! 暗夜王国の王子レオンは、グラビティ・マスターとも称される、若き天才魔道士です。彼は祖国を守る為、きょうだいと共に戦場に立ちます。そして、その卓越した闇の魔術で敵を灼き、跡形もなく葬り去ります!(Illust:伊藤未生) #FEcipher pic.twitter.com/k27EKrJQRj
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年11月27日
レオンのカードとしては初めての3c。
DBはなんと行動済みにするだけで魔法の敵を1体撃破。「深き引力の底へ」は、レオンがいる間、味方のスキル撃破が無限エリアに行くようになります。どちらの効果も3cにしては強力と言えるでしょう。
魔法ユニットが強力なカードパワーを持つことの多いこのゲームでは、前回の<5cレオン>と同様、小回りの利くメタカードとして活躍するのではないでしょうか。また、<6cカム子>の横で出撃させておけば、「常闇の翼」で撃破した敵が無限エリアに行くのも注目です。すぐにそのユニットを回収されなくなるのは大きいです。
黒の価値を上げているカードその1です。
盟友の誓い セリス
【カード紹介】無念にも戦場に散ったシアルフィの英雄シグルド、その息子が光の公子セリスです。彼は父譲りの気高き魂と正義の心を持ち、反帝国の旗頭として決起します。そして従兄弟である王子リーフと戦場で出会い、共に強大な帝国軍に立ち向かうのです。(Illust:鈴木理華) #FEcipher pic.twitter.com/xxOXTE0Zbq
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年11月29日
セリスも初の3cです。
セリスを支援しているカードが黄色なら常時+10.<3cエフラム>互換の単色メリットスキルですね。シンプルですが3cで実質70となる可能性のあるユニットはそれだけでもスタッツは高め。Rなので初めたての方も集めやすいのが個人的に嬉しいですね。
「運命の別れと出会い」は絆2裏で裏向きの絆カードを2枚表に変換。一見、意味が無さそうなスキルですがBSの再利用や、エルトシャンなどの名称指定スキルを誘発させる為に使用する事が出来ます。今後の新しいBSに期待です。
暗躍する影 クライネ、殺戮人形 クライネ
【カード紹介】吹雪という名の白い闇。視界を奪われ戸惑う標的の眉間を、女狙撃手クライネの矢は音もなく射ち抜きます。彼女は暗殺組織に所属する生え抜きの殺し屋。組織の長エレミヤの指令をうけ、アカネイアの王子マルスの命を狙い、暗殺者の仲間たちと共に暗躍します。(Illust:まよ) #FEcipher pic.twitter.com/Na3JpHGvWk
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年11月30日
1cは<1cジェミー>互換。必中の紋章で射程2なので、デッキに入れて仕事をしやすいポテンシャルを秘めています。
4cの「無音の死矢」では相手のオーブを1枚選んで主人公と同じ名称ならそのオーブを無限エリア行きに! やや運が絡むスキルですが、ヒットした際のリターンは大きいです。コストを支払わずに使えるのでクライネが生き残れば生き残る程試行回数は増えます。
「闇を見通す瞳」では、クライネがいたら主人公以外の後衛の敵は神速回避不可能になります。シンプルですが破格のスキルです。クライネだけで盤面を一気に取る事も容易に。
いずれにせよ、敵にいたら長居はさせたくないユニットです。暗殺部隊らしいカードデザインでしょう。
暗闇に咲く蕾 エリーゼ、穢れなき彩花の姫 エリーゼ
【カード紹介】暗い空の下でも、蕾は可憐に花開く。エリーゼは光差さぬ暗夜王国を明るく照らす、彩やかな花の如き王女です。戦術師ストラテジストとなった彼女は、魔道書を手に戦場を駆けます。そして精一杯の戦術と笑顔で、きょうだいたちをサポートします!(Illust:かわすみ) #FEcipher pic.twitter.com/qJ8Yp1DCqJ
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年12月3日
黒の価値を上げていると言えるカードその2です。
DBは行動済みにして後衛の敵を1体移動。実はこのスキル、敵移動スキルの中では地味に査定が強い部類のものとなっています。大体の移動スキルは複数枚の絆カードだったり主人公以外の条件があったりしますが、3cエリーゼはいずれのコストや条件が存在せず、ただ行動済みにするだけです。
「妹姫の戦術」はターン終了時に絆1裏で相手の退避エリアをリフレッシュ。エリーゼ主人公や回収ソースを封じるカードとして活躍するでしょう。テンポを著しく落とさずに退避リフレッシュが出来たのは4cレナくらいでしたので、そのような意味でも黒の価値を上げているかと思われます。
総じて、極めて便利なカードという印象を持ちました。
余談なのですが、3cエリーゼの称号は「穢れなき彩花の姫」、前回の<3cサクラ>は「寿ぐ桜花の巫女」。ネタが分かるとちょっとふふってなる洒落ですね。
伝説を携えし王女 エリス
【カード紹介】死者は決して蘇らない...しかし、その理を覆すものが、ただ一つだけ存在する。それが復活の杖オームです。王女エリスは、その神秘の輝きを手に、弟マルスの為に散った勇敢な戦士の魂に呼びかけます。(こちらは島本須美さんのサイン入りバージョンです)(Illust:北千里) #FEcipher pic.twitter.com/xVwLyz4BAd
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年12月5日
まさかのOVAの声優の方のサイン入りカードに。
「英血を引く聖女」は赤主人公限定の絆1裏ライブ。主人公がCC出来ない際のケアとしては素直に使いやすくコスパも良いスキルだと感じています。
「復活の杖 オーム」は無限エリアからユニットを出撃させる事が出来ます。行動済み&絆2裏で、かつ現状に無限エリアに飛ばすカードがとびきり多いわけではないので、イマイチ効果を実感しづらいスキルだと思います。しかし、これから先、無限エリアに関するカードがどんどん増えた場合に相対的にこのエリスも評価が上がるかもしれません。赤のデッキを組む人は今後の為に持っておいても良いかも?
一流の執事を目指して ジョーカー、イエス・ユア・ハイネス ジョーカー
【カード紹介】辛かった幼少期に、手を差し伸べてくれたカムイ。ジョーカーはそんな大恩ある主人の為に、修行して執事となった青年です。彼の姿は常にカムイの傍にあり、その行動を全身全霊でサポートします。(右は諏訪部順一さんのサイン入りバージョンです)(Illust:п猫R) #FEcipher pic.twitter.com/f9kngDx4de
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年12月6日
1cは白黒ライブ。今までありそうでなかった白黒ライブです。白黒デッキのカードの選択肢が増えただけでも良い事。
4cは諏訪部順一さんのサイン付き。やっぱり声が良いですよね。
「切り札を貴方に」はなんと味方に神速回避不可を付与するスキル。行動済み&絆2裏と重めに見えますが、キルソード系列のスキルを思えば寧ろコストは軽い部類でしょう。そして更に、「主人公以外の敵」という記述がありません。なので攻撃さえ通れば確実に相手のオーブを1枚割りに行けることも出来ます。今後、白黒が入っているデッキと対面したらオーブ管理は常に意識したいところです。
「魔殺しの銀剣」は魔法の攻撃&スキルでは撃破されないというとことんな魔法耐性持ち。確かに魔殺しを覚えますからね......。攻撃だけでなく魔法でも撃破されないので<メイ>や<イレース>にも撃破されません。相手のデッキによってはジョーカーを処理出来ない、なんて場面もあるでしょう。4c60射程1-2とスタッツも十分なので、ジョーカーを処理出来ずにずるずる引っ張ってしまうデッキはしんどいかもしれません。
自分が使う場合も、使われる場合も、環境に応じて意識したいカードです。
【担当】
以上で今回のレビューは終わりです!近松さんありがとうございました!!