DMGP2024-2nd Day1 参加レポート・デッキ紹介
今回は10月26(土)に愛知で開催されたGP2024 2ndアドバンスの参加レポートをしていきたいと思います。
どんな調整をしたのか参加してみてどう思ったのかなど、GPに参加してどのような調整をしてきたかなどの雰囲気をお伝えできればいいなと思います。
それでは、さっそく行ってみましょう!
アドバンスの環境整理
今回のGPは普段やっている「オリジナルフォーマット」だけでなく、なかなかやる機会の無い「アドバンスフォーマット」も練習する必要がありました。普段は「オリジナル」しかしていないことに加えて、GP1週間前に「デュエキングドリーム」が発売するので、新カードを加えた上で環境を整理していくことになりました。
全ての新カードを試す時間は無いので使用者が多いであろう、<夢双龍覇 モルトDREAM>と<頂上混成 BAKUONSOOO8th>を使ったデッキを中心に回していくことにしました。 これら2種はバトルゾーンに出たらほぼ勝てるぐらいのカードパワーがあること、アドバンスでも「デイガファイアーバード」は強いこと、メタられ過ぎて「黒単ゼナーク」は意外と少ない気がする、プレイ難易度や攻めと受けのバランスの良い「赤黒バイク」は多そうなどある程度の環境整理ができてきました。
アドバンスの環境読み
「デュエキングドリーム」発売前のアドバンス環境は「黒単ゼナーク」「デイガファイアーバード」「赤黒バイク」「リースネクスト」などのデッキがtierの上位を占めている印象でした。そして、「デュエキングドリーム」発売によっての大きな変化は「バクオンソー」が入るのと、「リースネクスト」に<夢双龍覇 モルトDREAM>が採用される事と予想しました。
調整の結果、<逆転の影ガレック>を採用した「赤黒バイク」、《夢双龍覇 モルトDREAM》が採用された「リースネクスト」、オリジナルでも猛威を振るっている「デイガファイアーバード」、今回の「デュエキングドリーム」で環境するであろう「バクオンソー」が特に多いだろうと予想しました。
そして、これらにはアグレッシブにシールドを攻撃してくるという共通点がありました。
「リースネクスト」も受けが弱いわけではありませんが、あっさりと貫通されることもしばしばあります。よって、今回のGPは受け札をしっかりと採用した「バクオンソー」を使うことに決めました。
使用デッキ紹介
赤青バクオンソー
クリーチャー
計16枚
呪文
計22枚
超次元ゾーン
計8枚
実際に使用したデッキは「赤青バクオンソー」です。
デッキのコンセプトは、相手が先に動いてきたとしても豊富な「シールドトリガー」で受けてから<"必駆"蛮触礼亞>と<頂上混成 BAKUONSOOO8th>で切り返していくことを目指しています。
アドバンス環境において「黒単ゼナーク」の対策は必ず必要だと考えていたのでデッキコンセプトと噛み合う<斬隠蒼頭龍バイケン>を採用しました。
そして、アドバンス環境で殴ってくるデッキには、大体<禁断 -封印されしX-|伝説の禁断 ドキンダムX>が採用されているので、<テック団の波壊Go!>1枚と2枚目の《テック団の波壊Go!》かトリガー+《斬隠蒼頭龍バイケン》で相手の《禁断 -封印されしX-|伝説の禁断 ドキンダムX》を簡単に破壊でき、かなり有利に立ち回ることができました。
採用カード解説
バーニング・フィンガー / 勇愛の天秤 / 終止の時計 ザ・ミュート / 氷柱と炎弧の決断 / 氷牙レオポル・ディーネ公|エマージェンシー・タイフーン
このデッキの初動兼受け札です。<頂上混成 BAKUONSOOO8th>が引けないと始まらないデッキなので低コストで手札を沢山回せるカードは手厚く採用しています。
また、<斬隠蒼頭龍バイケン>を一緒に採用することで実質全て受け札として扱えるようになるのも無駄が無く、《頂上混成 BAKUONSOOO8th》と相性の良い組み合わせであると考えています。
"必駆"蛮触礼亞 / 頂上混成 BAKUONSOOO8th
このデッキのメインギミックです。盤面にクリーチャーを並べたりマナを伸ばしたりすることは無いので、基本的に<頂上混成 BAKUONSOOO8th>は<"必駆"蛮触礼亞>を使って場に出します。
2枚コンボとはいえ、なかなか揃わないことがありますが今回のコンセプトは受けてから返すリストになっているので多少出遅れても対面次第では全然間に合ったり、「シールドトリガー」だけで勝ってしまうなんてこともしばしばあります。
テック団の波壊Go!、流星のガイアッシュ・カイザー
恐らくこのリストで目に付くのは<テック団の波壊Go!>と<流星のガイアッシュ・カイザー>でしょう。これらのカードは「アドバンス環境」だからこその採用となっています。
《テック団の波壊Go!》は相手の<禁断 -封印されしX-|伝説の禁断 ドキンダムX>をこちらから禁断解放したり、「デイガファイアーバード」の小型を全て返したりと環境に対して相性が抜群です。
《流星のガイアッシュ・カイザー》は「オリジナル」にはない「GR召喚」にも反応するので意外と場に出しやすかったり、1度場に出ると相手視点かなり相手の動きを制限できることから採用に至りました。
禁時王秘伝エンドオブランド / 飛翔龍 5000VT
<禁時王秘伝エンドオブランド>はトリガーケア、<飛翔龍 5000VT>はメタクリ除去として採用しました。<頂上混成 BAKUONSOOO8th>は1度走り出すと基本的にはそのまま貫通してしまうことが多いので、《頂上混成 BAKUONSOOO8th》の着地を妨害するメタクリーチャーの除去を安定して行うために《飛翔龍 5000VT》はしっかりと3枚、引けたらラッキーぐらいの感覚で2枚だけ《禁時王秘伝エンドオブランド》を採用しました。
超次元ゾーンとGRゾーン
GRゾーンは「Wブレイカー」を採用するのか「ジョーカーズ」で固めるのか悩ましい点ではありますが、今回は「Wブレイカー」を採用することにしました。<ジェイ-SHOCKER>を採用できるのはとても魅力的ですが、「Wブレイカー」でシールドを2枚割ってGR召喚を2回行うことも実質トリガーケアにはなるのでどっちが良いかは使う人次第なのかなと思います。
超次元ゾーンは<轟く覚醒 レッドゾーン・バスター|蒼き覚醒 ドギラゴンX>と<時空の禁断 レッドゾーンX|終焉の覚醒者 レッドゾーンBSR>があれば残りは正直なんでもいいです。
今回のリストでは《蒼き覚醒 ドギラゴンX》になれるクリーチャーが2種合計5枚入っているので、ぎりぎり<頂上混成 BAKUONSOOO8th>が無くてもリーサルを狙うことが出来るのかなと思ったりもしていました。
実際に参加してみて
いつも自分がGPに参加するときは会場から数駅離れて宿代が少し安くなる場所を選ぶようにしていたのですが、今回初めて会場から最も近いホテルに泊まってみました。最寄りのホテルに泊まった感想としては、次回からも最寄りのホテルに泊まりたいなと思う結果でした。
自分が朝早く起きるのが苦手なこともあり、会場に遅刻する心配もなく夜はしっかり寝ることが出来ると考えると皆さんもなるべく会場に近い宿に泊まることをお勧めしたいと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。「アドバンス」は大会の開催数が少ないだけでなく「デュエキングドリーム」の発売直後ということでどんなデッキが出てくるのかワクワクする一日だったと思います。
GPが終わった今は少しずつアドバンスの大会も増えつつあるようなので、参加する機会があればぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!
ここまで読んでいただきありがとうございました。