
クロニクル・ダークサイド・デッキ「終焉」 新弾レビュー
今回は8月6日に発売されたクロニクル・ダークサイド・デッキ 「終焉」の新弾レビューを紹介していきたいと思います。今回のデッキのテーマデッキの名前にもなっている<終焉の禁断 ドルマゲドンX>です。
『ドルマゲドン』は、昔は<ドルハカバ>や<デッドゾーン>などの墓地から場に出せるクリーチャーを使って戦っていく環境デッキでした。しかし、今となっては環境で戦っていくパワーがなくなってしまったデッキになっています。
そんな『ドルマゲドン』ですが、今回の新規カードでどれほど強化されたのか紹介していきたいと思います。
時空の禁断 レッドゾーンX/終焉の覚醒者 レッドゾーンBSR
進化:闇のクリーチャー1体の上に置く。
P侵略:自分の闇の、コスト5以上の、サイキックではないコマンドが攻撃する時、自分の超次元ゾーンにあるこのクリーチャーをその上に置いてもよい。
W・ブレイカー
このクリーチャーを、進化ではないクリーチャーの上に置いた時、自分の手札を1枚捨てる。その後、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-9000 する。
メテオバーン覚醒:自分のターンのはじめに、このクリーチャーの下にあるカードをすべて墓地に置き、その後、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。
T・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、次のうちいずれか1つを選ぶ。
・相手は自身の手札を2枚選んで捨てる。
・相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印を1つ付ける。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く)
自分の闇の、コスト5以上の、サイキックではないコマンドが攻撃する時なので簡単に場に出すことができます。進化させたときに手札を墓地に捨てることで相手のクリーチャーを-9000することができるので2面除去することができます。1ターン場に残るとアタック時に2ハンデスか相手のクリーチャーを1面封印することができます。今後アドバンス環境で活躍すること間違いなしです。<レッドゾーンX>と『レッドゾーンBSR』で20コストになるので<ラストストーム>を場に出すことができるのでラストストームを採用しても面白いかもしれませんね。
終断γ ドルブロ / ボーンおどり・チャージャー
S・トリガー(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
ブロッカー
このクリーチャーがバトルに勝った時、このクリーチャーを破壊する。
自分の山札の上から2枚を墓地に置く。
チャージャー
トリガーを持っていながら初動になるブーストになるので、デッキの空き枠を作ることができます。<ボーンおどり・チャージャー>は<ドルハカバ>を墓地へ落とすことができるのでうれしいツインパクト化ですね。
D2V3 終断のレッドトロン / フォビドゥン・ハンド
このクリーチャーを召喚する時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。
このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このクリーチャーとその選んだクリーチャーをバトルさせる。
S・トリガー
相手の、パワー9999以下のクリーチャーを1体破壊する。
自分のフィールドがあれば、相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印を1つ付ける。
上面では手札を捨てる効果を使えば3マナで出すことができます。3ターン目に封印を早期に剥がすことができれば『ドルマゲドン』を開放できる試合も多くなるので注目しています。
下面はフィールドがあれば2面止めることができます。これはD2フィールドで<パルテノン>のようなDGフィールドにも反応するのでオリジナルで使っても面白そうですね。
超次元バサラ・ホール
自分の闇または火のコマンドがあり、この呪文が自分のシールドゾーンにあれば、この呪文に「S・トリガー」を与える」
相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそれに封印を1つ付ける。(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドがバトルゾーンに出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する)
闇または火の、コスト9以下のサイキック・クリーチャーを1体、自分の超次元ゾーンから出す。
条件持ちでシールドトリガーを得ることもできます。何より相手のクリーチャーを封印してからサイキッククリーチャーを場に出すことができるので相手の<とこしえの超人>が場にいたとしても自分のサイキッククリーチャーを出すことができます。闇または火の9コスト以下であれば場に出せるので、出せる範囲は広いかと思います。殿堂後に活躍しそうな1枚です。
Dの終断 ドルマゲドン・エリア
自分のコマンドすべてに「スレイヤー」を与える。
(他のD2フィールドが出た時、このD2フィールドを自分の墓地に置く)
Dスイッチ:自分のターンの終わりに、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、闇または火の、コスト6以下のコマンドを1体、自分の墓地または超次元ゾーンからコストを支払わずに召喚する。
D2フィールドは他のD2フィールドが出た時に墓地に置かなければなりません。なので、このカードのDスイッチはエンド時に効果を使えるのは強力です。エンド時に召喚扱いで場に出せるので<ドルマゲドン>の封印を剥がせるのはもちろん相手の<テスタロッサ>や<ガリュザーク>を無視して場に出すことができます。このカードで<勝利のリュウセイ・カイザー>や<勝利のヴォルグ・サンダー>のような相手の動きを止めるようなクリーチャーを場に出してあげたいです。
このデッキと相性のいいカード
爆霊魔 タイガニトロ
3コストのチャージャーからつなげると<タイガニトロ>を場に出したターンのエンド時にハンデス効果を使うことができます。今の環境1枚のカードパワーを押しつけるのではなく複数枚のカードのコンボで勝つデッキが多いので『タイガニトロ』の刺さりがいいので採用はありかと思います。
S級不死 デッドゾーン
S級侵略 [不死]-闇のコマンド(自分の闇のコマンドが攻撃する時、自分の手札または墓地にあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選ぶ。そのターン、そのクリーチャーのパワーを-9000する。
<デッドゾーン>は<イーヴィル>や<ドルハカバ>に侵略することで相手のクリーチャーを除去しながら攻撃することができます。コスト5以上のコマンドを出した際に『ドルマゲドン』を剝がしますが、その際に『デッドゾーン』が墓地に行くとそのまま墓地から侵略に使えたりできるので採用した方がいいカードになっています。
勝利のガイアール・カイザー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、そのターン、このクリーチャーはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
勝利のリュウセイ・カイザー
相手は、自身のマナゾーンにカードを置く時、タップして置く。
(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
勝利のヴォルグ・サンダー
相手がコストを支払わずに呪文を唱えた時、またはコストを支払わずにクリーチャーを出した時、相手の手札を1枚見ないで選び、捨てさせる。
時空の司令 コンボイ・トレーラー
このクリーチャーは攻撃できない。
覚醒―自分のターンのはじめに、進化ではないグレートメカオーまたはキカイヒーローを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。そうしたら、このクリーチャーをコストの大きいほうに裏返す。(ゲーム開始時、サイキック・クリーチャーは山札には含めず、自分の超次元ゾーンに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、そこに戻す)
以上の4枚は『超次元バサラホール』との相性がいいカードになっています。<勝利のガイアール・カイザー>はスピードアタッカーを持っているので先ほど紹介した『デッドゾーン』と一緒に採用することでそのまま侵略して攻撃することが可能になっています。
<勝利のリュウセイ・カイザー>、<勝利のヴォルグ・サンダー>は相手の動きを抑制させる効果を持っているので相手のクリーチャーを封印してから<超次元バサラ・ホール>を唱えるという盤面で強力になっています。
<時空の司令 コンボイ・トレーラー>は『超次元バサラホール』がトリガーした際にブロッカーを出したいときに場に出すカードになっています。ほかにも<シルバーヴォルグ>があげられます。どちらか1枚は超次元に採用してあげたいですね。
今回は8月6日に発売されたクロニクル・ダークサイド・デッキ 「終焉」の新弾レビューを紹介していきました。
今回はこのデッキの改造案も紹介したので気になる人その構築でデッキを組んで遊んでみても面白いかもしれませんね。
『ドルマゲドン』の方は外部ゾーンを用いるフォーマットで影響を与えるような新規カードが多いので8月15日からの新環境がとても楽しみです。