
レジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐
新弾レビュー
新弾レビュー
レジェンドスーパーデッキとは去年発売された蒼龍革命から新しく発売されたデッキの種類で過去に猛威を振るったカードを現代版にリメイクされた構築済みデッキになっています。去年の場合は<蒼き団長ドギラゴン>のリメイク版である<蒼き守護神ドギラゴン閃>が登場しました。
登場から1年経ちますがずっと環境上位に君臨しており、ドギラゴン剣を思い出させるようなカードになっています。そんなレジェンドスーパーデッキですが今年は<エンペラー・キリコ>のリメイクデッキになっています。
今ではプレミアム殿堂になっているエンペラーキリコの効果は以下の通りです。
エンペラーキリコ
進化:サイバーまたはオリジン1体の上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の他のクリーチャーをすべて、好きな順序で山札の下に置く。その後、自分の山札の上から、進化ではないクリーチャーが3体出るまでカードを表向きにする。その3体を出し、山札をシャッフルする。
デュエキングMAXで再録されたことによって次回の殿堂発表で解除されるのではないかと言われているカードになっています。キリコはデッキを呪文主体にすることによって狙って大型クリーチャーを3体踏み倒すことが可能であり、2009年に登場し、プレミアム殿堂入りになるまでにずっと環境にいました。さて、そんなキリコですが、どのようにリメイクされそしてそのデッキにはどのような注目カードがあるのかを紹介していきたいと思います。
今回も去年同様ブラックエクストラカードとデッキを改造できるカードのエクストラカードが一緒にに入っています。エクストラカードにはなかなか再録されず値段がついていた<ドラゴ大王>や最近<ガイアッシュカイザー>の影響でCS環境などでも使われるようになった<VANベートーベン>が入っています。ブラックエクストラカードはデッキの中とエクストラカードの中から10種類シークレット扱いで封入されています。
その中に入っているVANベートーベンはすごくかっこいいから集めたいなと思ったりしてました。では、ここから新規カードの中から注目カードを紹介していきたいと思います。
神歌の歌姫 アマテラス・キリコ
進化:サイバーまたはオリジン1体の上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、自分の他のクリーチャーをすべて山札に加えてシャッフルする。その後、自分の山札の上から10枚を表向きにし、その中からコストが10以上のクリーチャーをすべて出す。残りをシャッフルして山札の下に置く。
キリコ同様とても派手な効果をしています。効果はコスト10以上しか場に出なくなっていますが、コスト10以上には<ドラゴ大王>、<VANベートーベン>、<モアイランド>がおり、場にクリーチャーを出せなくなる、呪文が唱えられなくなる、フィールド系が使えなくなるロックができます。
しかし、デッキトップ10枚の中からしか場に出せないので、踏み倒すには枚数を採用しないといけないので構築がなかなか難しくなるのではないかと思います。次に紹介する<イザナミテラス>との噛み合いがいいのでもしかしたら環境デッキになるのではないかと注目しているカードになっています。
蒼狼の王妃 イザナミテラス
このクリーチャーが出たとき、次のうち1つを選ぶ。
▶相手のパワー3000以下のクリーチャーをすべて持ち主のマナゾーンに置く。
▶自分の山札から1枚目を見て、手札に加えるかマナゾーンに置く。その後、このクリーチャーから進化できる、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、手札またはマナゾーンから選び、このクリーチャーの上に置く。
効果は2つあり、出たときに相手のメタクリーチャーを処理するかマナから進化クリーチャーを出すかという効果になっています。
3000以下除去ではいま流行りの赤単我我我の低コストクリーチャーを一気に除去することが可能です。この効果は今の環境だと<ボルシャックスーパーヒーロー>で使われているので強いこと間違いないかと思います。
続いて進化クリーチャーを出す効果ですが、同じく新規収録されているアマテラスキリコと噛み合いがいいカードになっています。7マナのときに<イザナミテラス>を場に出すとアマテラスキリコに進化することができます。
ほかにも過去にチェイングラスパーで使われていた<グレートグラスパー>を出しながら進化元になるのでイザナミテラスのおかげでチェイングラスパーの復権もあるかもしれませんね。
蒼狼の大王 イザナギテラス
ブロッカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から5枚を見る。その中から1枚を手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。その後、コスト3以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。
このカードは出たときに見ていたカードを相手に見せることなく手札に加えることができます。このため<ガイアッシュ>のような回収した際に相手に見られると弱いカードを見せずに回収することができる点が優れています。
しかも、手札の3コスト呪文を唱えることができ、3コストだと<瞬閃と疾駆と双撃の決断>と<T・T・T>を唱えられたりします。具体的には少し前に流行っていたラッカスコーラーに採用するとサーチしたターンに動けたりするのはなかなか強そうだなと思っています。
ドラゴンを持っている水文明のクリーチャーなので<ボルシャックサイバーエクス>や<ラフルルラブ>にも革命チェンジできるのもなかなか強力だと思います。
神歌と繚嵐の扉
S・トリガー
自分の山札の上から4枚を表向きにし、その中からクリーチャーを1体、相手に選ばせる。そのクリーチャーを出し、残りを好きな順序で山札の下に置く。このターンの終わりに、そのクリーチャーを山札の下に置く。
自分と相手のクリーチャーを1体ずつ選んでもよい。その2体をバトルさせる。
自分の山札の上から4枚を表向きにし、その中からクリーチャーを1体、相手に選ばせる。効果は残っており出したらそのターンの終了時に山札の下に行ってしまいます。
なので、全盛期で使われていたような<ヴィルヘルム>や<鬼丸>は場には残りません。では、相手のターンに出して強いクリーチャーなんなのか。それはディスペクターだと思います。
ディスペクターはEXライフを持っているので2回除去されないと場から離れません。そのため<神歌と繚嵐の扉>で踏み倒したとしても盤面に残るためこのカードを使う際はディスペクターを採用するといいかもしれません。
個人的にターン終了時にEXが離れた際にまた神歌と繚嵐の扉を唱えることができる<ロマイオン>を出すのが1番出して強いかなと思います。ほかにはコスト指定がないので<ドキンダンテ>を踏み倒して相手の展開を抑制するのもなかなか強力に感じます。
今回は11月20日発売のレジェンドスーパーデッキ 神歌繚嵐について紹介していきました。
今回のデッキ蒼龍革命に比べると微妙と言われている評価が多いですが、蒼龍革命も最初は値段が高いと言われていたのでの点は後で評価が逆転するのではないかと思います。
今回はデッキに封入されているスリーブのイラストもかなりいいため僕はスリーブをたくさん買ってしまいそうです。
このデッキは大型クリーチャーをたくさん出すことのできる派手なデッキなので皆さんも神歌繚嵐でド派手なギミックを体感して自分なりのデッキに構築していきましょう。