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【デッキ紹介】青黒コンプ

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    by yoku

    【デッキ紹介】青黒コンプ
    こんにちはyokuです。
    今回は10月に行われたDMGP2025-2ndのday2オリジナルに参加してきましたので、実際に使用したデッキのご紹介をします。
    私がGPオリジナルで使用したデッキは「青黒コンプ」です。「青単サイバー」や「闇王ゼーロ」、「デアリバイク」など他にも強力なデッキがある中でどのようにして「青黒コンプ」を使うことになったのか、各カード採用理由などを解説できたらなと思っております。

    それでは、GP2025-2ndの環境考察から振り返っていこうと思います。


    環境考察とデッキ選択
    まずは、GPのオリジナル環境による環境考察です。
    GP前の環境トップは「青単サイバー」「闇王ゼーロ」「デアリバイク」「ドリームメイト」などが活躍しており、この中でも特に「青単サイバー」が頭一つ抜けて強く、GPでの使用者も最も多いであろうと予想していました。

    そして次に注目していたのが、赤抜きの「4Cゼーロ」や「ドロマーゼーロ」です。突如として環境入りしたことでまだプレイヤー間でのデッキに対しての理解が追い付いていなかったり、デッキ構築にかなり自由がある為、人によって採用しているカードが違うことで初見殺しができるので、各チーム毎に調整された様々な「闇王ゼーロ」デッキと対面することになるのではないかなと考えていました。

    そして、自分が使用するデッキについてです。大会直前までは「青単サイバー」を使用する予定だったのですが、全てのプレイヤーが間違いなく「青単サイバー」を意識したデッキを持ち込んでくること、どの相手も「青単サイバー」対面をしっかりと練習した上でGPに参加してくることを考慮すると、強いデッキであることは間違いないが通りが良い環境ではないなと判断したので「青単サイバー」以外のデッキを模索することにしました。


    「青黒コンプ」を選択した理由
    自分の中で特に意識したのが「青単サイバー」と「闇王ゼーロ」2つです。この2つに対してアプローチできるデッキかつ、十分な受け札を採用できるデッキは何だろうと考えた時に思いついたのが「青黒コンプ」でした。
    「青黒コンプ」の主張点は主に3つあります。

    1つ目はハンデスです。「青単サイバー」と「闇王ゼーロ」はどちらも手札にパーツをそろえて一気に行動を開始するデッキなので、ハンデスでキーパーツを抜くことでかなり時間を稼ぐことができるのではないかなと考えました。
    この他にも「デアリバイク」や「トリーヴァバンデ」のようなデッキは手札リソースがかなり細いデッキタイプになるので、環境全体としてハンデスの通りが良いのではないかなと考えました。
    2つ目は優秀なメタクリーチャーを採用できることです。
    異端流し オニカマス>で<昇カオスマントラ>で出てきたクリーチャーや<DARK MEMORY CONTAINER>を手札に返すことができ、<ボン・キゴマイム|やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり>で出たばかりの<愛銀河マーキュリー・スターフォージ>を止めることができます。そして、<奇天烈 シャッフ>で5を宣言して<愛銀河マーキュリー・スターフォージ>をもう1ターン止めたり、8を宣言して<闇王ゼーロ>を止めることができます。
    そして、それぞれに対して有効なメタカードを駆使して相手の動きを遅らせながらこちらの盤面を広げていき、<奇天烈 シャッフ>や<飛翔龍 5000VT>でロックを掛けながらビートして勝ちに行くという寸法です。
    3つ目は無理なく受け札を採用できる点です。環境トップの2つが純粋にシールドを攻撃してこないデッキだからと言っても、大会にはアグレッシブに攻撃してくるデッキは必ずいます。そこで、受け札が「G・ストライク」しかないといったデッキはなるべく避けたいと考えていて、<同期の妖精|ド浮きの動悸>や<修羅の死神フミシュナ|「この先は修羅の道ぞ」>のような、ついでに「S・トリガー」を持っているカードや「S・トリガー」に頼らずとも手札から<裏斬隠 テンサイ・ハート>を「ウラ・ニンジャ・ストライク」で打点を止めることができます。
    この3つの主張点がある上で自分が使い慣れていることも含めて今回のGPは「青黒コンプ」で参加することを決めました。


    デッキリスト
    青黒コンプ



    採用カード解説
    異端流し オニカマス
    主な使い方は「青単サイバー」の<昇カオスマントラ>で出てきたクリーチャーを手札に戻すのと、「闇王ゼーロ」の墓地から出てくる<DARK MEMORY CONTAINER>を手札に戻すために使います。似たような役割のカードとして<洗打の妖精>や<飛ベル津バサ「曲通風」>がありますが、<洗打の妖精>は相手のマナが溜まってしまうと有効にならない点、<飛ベル津バサ「曲通風」>は「青単サイバー」には有効ですが「闇王ゼーロ」に対して無力な点があり不採用になりました。
    そして、<異端流し オニカマス>の最も評価した点は、相手から選ばれない能力のおかげでとても場持ちが良いことです。<異端流し オニカマス>を越える手段がどのデッキも要求値が高く、デッキ構築の次点である程度工夫されていない限り多くのターンを稼ぐことができるので、その間にハンデスやメタカードを重ねていくことができます。

    ボン・キゴマイム|やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり
    主なメタ対象は「青単サイバー」の<愛銀河マーキュリー・スターフォージ>です。<愛銀河マーキュリー・スターフォージ>が自由に動ける状態で場に出てくると、手に負えない状態になってしまうので、仮に場に出てきたとしても動けなくすることが非常に重要になってきます。そして、相手は<愛銀河マーキュリー・スターフォージ>を場に出すために手札を3枚失っていますので<奇天烈 シャッフ>や2枚目の<ボン・キゴマイム|やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり>で続けて<愛銀河マーキュリー・スターフォージ>を止め続けることで、相手の動きを大幅に止めることが可能になっています。その間に相手とのリソースや盤面の数で差を広げていきながら、ビートを仕掛けていき勝利を目指します。

    冥土人形ヴァミリア・バレル / 修羅の死神フミシュナ|「この先は修羅の道ぞ」
    このデッキのハンデス枠です。GP前の環境ではハンデスデッキがいなかったので、相手のハンデス対するガードが緩くなっていたおかげでかなりハンデスの通りが良い環境であったと言えます。
    冥土人形ヴァミリア・バレル>は盤面除去とハンデスの両方を同時に行える上に「ハイパー化」することで相手は手札を増やすのが非常に困難になり、リソース回復を咎められる点が非常に優秀です。
    修羅の死神フミシュナ|「この先は修羅の道ぞ」>は数少ない自分の手札を増やすことができるカードです。ハンデスをして自分が1ドローできるので自分の手札を減らさずに相手の手札を1枚減らすことができます。そして、<修羅の死神フミシュナ|「この先は修羅の道ぞ」>が場にいる状態でさらにハンデスをすることでさらに1ドローできるので、さらに相手とのリソース差を広げることが可能です。

    奇天烈 シャッフ
    「青単サイバー」の<愛銀河マーキュリー・スターフォージ>のような<ボン・キゴマイム|やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり>で止めたクリーチャーを止め続けたり、「闇王ゼーロ」のような呪文を使ってゲームを作る相手に動きを妨害するために採用しました。
    相手の打点を止めるのが主な役割になるのであれば2~3枚の採用でも十分なのですが、環境に「闇王ゼーロ」がいることによって、必ず<奇天烈 シャッフ>をプレイしたい事やハンドキープ・マナ埋めの難易度を下げるために4枚フルで採用しました。<DARK MATERIAL COMPLEX>が殿堂入りしてから早い段階でビートを仕掛けることが多くなったこともあり、デッキとの親和性が非常に高いため、4枚採用はかなりの好感触でした。

    飛翔龍 5000VT
    私が「青黒コンプ」に目を付けた追加の要因がこの<飛翔龍 5000VT>を上手く扱えるデッキであるという点です。
    「青単サイバー」と「闇王ゼーロ」に対して<飛翔龍 5000VT>を召喚すると、相手はできることが非常に限られてしまいます。「青単サイバー」はループによるフィニッシュができなくなるのでゲームを決めるにはビートするしかなくなるのですが、そうなると<裏斬隠 テンサイ・ハート>1枚で全ての打点を止めることができるようになります。「闇王ゼーロ」は盤面が一気に減り<闇王ゼーロ>が使いにくくなる上に仮に使えたとしても、大型クリーチャーが1体出てくるだけなので大幅に行動を制限することが可能です。
    こうして「青単サイバー」と「闇王ゼーロ」相手には<飛翔龍 5000VT>を召喚すると相手は次のターン基本的に何もできなくなるので、実質的なトリガーケアができ安全に盾を詰めることができます。

    裏斬隠 テンサイ・ハート
    主に「青単サイバー」と「トリーヴァバンデ」を意識して採用しました。
    「青単サイバー」にはメタクリーチャーやハンデスでループを咎めてビートプランに誘導します。そして相手がビートプランを取ってきた時に手札から「ウラ・ニンジャストライク」で<裏斬隠 テンサイ・ハート>を使ってコスト5のカードを切ることで、相手の打点を大幅に減らしてリーサルを阻止することができます。
    「トリーヴァバンデ」は<俳句爵 Drache der'Bande>を何度もアンタップさせてワンショットキルを狙ってくるので、<裏斬隠 テンサイ・ハート>でコスト3のカードを切ることで<俳句爵 Drache der'Bande>を止めます。<俳句爵 Drache der'Bande>はブロックされず「G-NEO進化クリーチャー」なので除去耐性があったり、<同期の妖精|ド浮きの動悸>で選べないような状態でリーサルを狙うデッキですので、「S・トリガー」による対処が難しく<裏斬隠 テンサイ・ハート>の採用が非常にポイントになる為、しっかりと3枚採用することにしました。

    超暴淵 ボウダン=ロウ
    デッキリストを見た時に気が付いた方もいらっしゃると思うのですが、「青黒コンプ」と言いながらこのデッキに<DARK MATERIAL COMPLEX>は採用されておりません。<超暴淵 ボウダン=ロウ>が元々<DARK MATERIAL COMPLEX>だった枠で入れ替えた形になるのですが、なぜ<超暴淵 ボウダン=ロウ>と入れ替えたのかというと、<DARK MATERIAL COMPLEX>を引いて使うのが最初の1~2ターン目しかないからです。
    基本的に「青黒コンプ」はマナカーブ通りに動くのが理想なので、2・3・4・5ターン目まではコスト通りにカードをプレイしていきます。そうなると<DARK MATERIAL COMPLEX>を出すタイミングが無かったり、仮に<DARK MATERIAL COMPLEX>を出したとしても下に8枚溜まりそうにない。といった状況であることがほとんどでした。ですので、ゲーム序盤にしか使うことのない<DARK MATERIAL COMPLEX>は不採用にして、ゲーム中盤以降であればいつ引いても強い<超暴淵 ボウダン=ロウ>を採用しました。


    デッキの回し方
    まずは「青黒コンプ」のデッキコンセプトについてですが、「青黒コンプ」はハンデスや盤面除去もできるのでコントロールデッキだと思いがちですが、基本的にはメタビートだと思ってプレイしていった方が勝ちやすいです。大まかなゲームプランは、メタクリーチャーやハンデス・除去を用いて相手に返されないようにしながらじわじわと盾を詰めていくデッキです。

    基本的にマナカーブ通りにカードをプレイしていくのですが、マナカーブ通りに動くことが理想であるからこそ序盤のマナ埋めがかなり重要になってきます。特に黒マナを1枚でもいいので準備出来るかどうかが重要です。デッキ内の闇のカードが合計17枚でその内8枚が多色、そして〈アーテル・ゴルギーニ〉は5ターン目に最優先でプレイしたいカードなのでなるべく手札にキープしたいです。ですので、<冥土人形ヴァミリア・バレル>や<修羅の死神フミシュナ|「この先は修羅の道ぞ」>が手札にある時はなるべく1ターン目にマナチャージしておくことで手札に多色が嵩張るのを避けつつ黒マナを用意することができます。
    次にプレイするカードについてですが、相手のマナチャージをよく観察してどのようなデッキタイプであるかを予想しながらプレイしていきます。踏み倒しを多用してきそうなら<異端流し オニカマス>を優先して召喚しますが、踏み倒しをしそうにない場合や序盤からビート仕掛ける必要もないのであれば何も出さないことも一つの手です。なぜかというと、「青黒コンプ」は基本的に手札を増やす手段が無いのでクリーチャーを出さずに手札の枚数をキープことも重要になってきます。しかし、相手が沢山ドローするデッキなのであればとりあえず2ターン目にクリーチャーを出した後に<冥土人形ヴァミリア・バレル>を召喚して「ハイパー化」することで相手にドローをさせなくすることができます。
    そして、メタカードが有効な相手には<ボン・キゴマイム|やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり>や<奇天烈 シャッフ>で相手の動きを妨害し、逆にメタカードが有効ではない相手や相手のデッキタイプが読めない場合はハンデスで相手の動きを妨害します。
    こうしてメタカードやハンデスで相手が思うように動けない隙に少しずつ相手のシールドを減らして数ターン掛けてダイレクトアタックを目指していきます。


    最後に
    いかがでしたでしょうか。

    「青黒コンプ」は序盤からビートを仕掛けていくのか、ハンデスや盤面除去でコントロールしていくのか、自分の手札や相手のデッキに合わせてどんなプレイを取るのか変わって試合ごとにプレイを考えるのが非常に面白いデッキです。
    メタカードや受け札など、かなり自由に組み替えることができるデッキですので、今回ご紹介したデッキリストを元に環境に合わせて採用カードを入れ替えて遊んでみてください!


    ここまで読んでいただきありがとうございました。

【デッキ紹介】「グレンモルトの書」改造案

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    by yoku

    【デッキ紹介】「グレンモルトの書」改造案
    こんにちはyokuです。

    今回は11月15日(土)発売「グレンモルトの書」のデッキ改造案をご紹介したいと思います。
    「グレンモルトの書」とは、「ドリーム・クリーチャー」に選ばれた「グレンモルト」の戦略を開けてすぐに遊ぶことができるデッキとなっています。
    箱の表紙にもなっている<伝説龍覇 モルトLEGEND>をはじめとした様々なドラグナーと8枚のドラグハートが収録されており、このデッキ1つで優秀な再録から強力な新規カードを一気に手に入れることができます。
    「グレンモルトの書」の戦略がDM25-EX2収録の<双龍覇王 モルトVERSUS>と相性が良く、<双龍覇王 モルトVERSUS>を採用することでさらに強力なデッキにすることができますので<双龍覇王 モルトVERSUS>を採用した改造案とデッキの回し方をご紹介していきたいなと思います。


    まず最初は新カードの紹介です。


    新カード紹介
    龍覇皆伝 スコッチ・フィディック|「勇愛龍、これぞ爆流の神髄なり」
    クリーチャー面では相手のコスト3以下のエレメントを全てマナに送ることができるので、<とこしえの超人>のようなメタクリーチャーを一気に除去することができます。選ばずに除去することができるので<異端流し オニカマス>や<洗打の妖精>などの選べないクリーチャーであっても問題なく除去できる点が優秀です。
    呪文面ではたったの1コストで山札の上からドラグナーかドラゴンを回収することができ、序盤ならマナブーストカードで中盤以降は強力なドラグナーを探すことができ、デッキの再現性を上げてくれる呪文となっています。

    伝説龍覇 グレンアイラ
    出た時にタップしてマナブーストし、マナに落ちたカードによって追加でマナか手札のどちらかを増やすことができます。
    マナに落ちたのがドラグナー・カードであればさらに1枚マナブーストができ、ドラグナー・カード以外であれば1ドローすることができます。マナブーストをした後に手札かマナのどちらを増やすか選ぶことはできませんが、<メンデルスゾーン>や<ボルシャック・栄光・ルピア>のようにハズレということがないのは嬉しいポイントです。
    こうして手札やマナを確実に2枚分増やすことができ、なおかつ種族にドラグナーを持っているので、後に紹介する<ガイアールの伝説>の「龍魂解放」の条件達成に活躍してくれます。

    響命龍覇 リンクウッド&ヒビキ
    相手の盤面除去と「ドラグハート・ウエポン」の装備を同時に行える「シールド・トリガークリーチャー」です。
    登場時に1ドローがあり、ドローした後の手札の枚数以下のコストを持つ相手のエレメントを1つ破壊することができます。
    自分のターン中に出した場合であれば盤面除去しながら<銀河大剣 ガイハート>を装備して攻撃に参加したり、相手ターン中に「シールド・トリガー」で出てきたときは<伝説龍覇 モルトLEGEND>を装備して「ブロッカー」を与えることで、一人で2打点分止めることができます。

    伝説事変 ガイグレン
    「龍マナ武装7」で攻撃時に「ドラグナー・メクレイド10」ができるドラグナー・クリーチャーです。
    登場時に火のコスト6以下のドラグハートを出すことができ、さらに攻撃時には「ドラグナー・メクレイド10」ができるので、<伝説事変 ガイグレン>1人で一気に盤面展開を狙うことが可能です。
    コストが12ということでかなり扱いにくそうに見えますが、<炎龍覇 グレンアイラ|「助けて!モルト!!」>があれば5コストで出せたり、実は「ガードストライク」を持っているので受け札になったりと優秀な1面もあります。

    伝説龍覇 モルトLEGEND
    イメージとしてはマナからも召喚できるようになった<超戦龍覇 モルトNEXT>です。
    出た時にマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ「ドラグハート・ウエポン」を装備して、「龍マナ武装5」を達成すればブロックされない状態で2回攻撃することができます。9コストの3色持ちなのでマナに埋めることでゲームの序盤はマナで色基盤として活躍し、マナが伸びてきたらいつでもマナから召喚することができます。
    文明に火・水・自然を持っていて2回攻撃することができるので<熱血剣 レジェンドホーン>を装備すると能力を3つ付与されながら<熱血剣 レジェンドホーン>の龍解条件を達成させることができ、とても相性の良い組み合わせとなっております。

    ガイアールの伝説
    自分のマナゾーンに「ドラグナー・カード」があれば超次元ゾーンからプレイできる「ドラグハート・タマシード」です。
    ガイアールの伝説>がバトルゾーンにいる間は自分の「ドラグナー・クリーチャー」の召喚コストを1つ下げることができるので、マナブーストカードが引けなかった時に手札以外から使える初動になってくれます。
    ガイアールの伝説>は自分の〈モルト〉とある「ドラグナー・クリーチャー」が出た時に場とマナに合計10枚以上「ドラグナー・カード」があれば名前に〈モルト〉とあるクリーチャーに装備させることができます。「ドラグハート・ウエポン」になると装備したクリーチャーのパワーは+100万され相手のシールドを無視してダイレクトアタック可能になります。これにより「シールド・トリガー」で逆転を狙うデッキ相手には「シールド・トリガー」を使われることなくゲームに勝利できるようになりました。

    熱血剣 レジェンドホーン
    出た時に山札の上を1枚見て手札かタップしてマナゾーンに置くことができる「ドラグハート・ウエポン」です。
    特にマナゾーンに置くことができる点は評価が高く、相手から早期に攻撃された時に<響命龍覇 リンクウッド&ヒビキ>などを踏んで<熱血剣 レジェンドホーン>を装備することでマナを伸ばすことで相手の速度に追いつくことができたりします。
    また、装備したクリーチャーが持つ文明によって与える能力が変わります。<熱血剣 レジェンドホーン>を装備したクリーチャーが水なら「ブロッカー」、火なら「スピードアタッカー」、自然なら「マッハファイター」を与えることができます。
    そして、「龍解」の条件が自分のクリーチャー攻撃する時それが最初の攻撃でなければ裏返すことができるので、<銀河大剣 ガイハート>のように攻撃したタイミングに回数の指定がないので攻撃の途中で出てきても「龍解」できるのは非常に優秀です。


    デッキリスト
    呪文
    4
    ツインパクトカード
    10


    採用カード解説
    次世代龍覇 Q.E.Deux
    青単色の「ドラグナー・クリーチャー」として採用しました。
    改造前の構築では青単色のカードが無かったのでせっかく<伝説龍覇 グレンアイラ>が手札にあるのにマナに青が無いから召喚できないといった状態を避けやすくなっています。
    次世代龍覇 Q.E.Deux>も<響命龍覇 リンクウッド&ヒビキ>と同じ「シールド・トリガークリーチャー」で、ドローは付いていませんが、コスト指定無しで相手のエレメントを1つ手札に返せる点は優秀です。

    双龍覇王 モルトVERSUS
    「グレンモルトの書」の戦略と相性が良い「ドリーム・クリーチャー」です。
    「グレンモルトの書」で新たに登場した<ガイアールの伝説>を場に出せたり、<熱血剣 レジェンドホーン>を装備した時に火・水・自然の3色を持っているので「ブロッカー」「スピードアタッカー」「マッハファイター」を全て付与されることができ非常にデッキと噛み合っており、<双龍覇王 モルトVERSUS>の為に発売されたデッキと言っても過言ではありません。

    夢双龍覇 モルトDREAM
    夢双龍覇 モルトDREAM>を採用した1つ目の理由は単純に「ドラグナー・クリーチャー」の中で最強のドラグナーであると考えている為です。コストが14で<伝説事変 ガイグレン>の「ドラグナー・メクレイド10」から出せない点は惜しい所ではありますが、<夢双龍覇 モルトDREAM>にはそれを上回るほどのカードパワーがあります。
    2つ目の理由は今回ご紹介した構築は初動の事故を減らすために緑単色と青単色をそれぞれ4枚ずつ採用しているため、ゲーム中盤で「マナ武装」が達成していないタイミングが起こりやすくなっています。ですので、出た時にマナのカードに左右されにくい点を評価して採用されました。

    熱血剣 グリージーホーン
    主な採用理由は<夢双龍覇 モルトDREAM>と合わせて使用する為です。相手の場にクリーチャーがいる時に<夢双龍覇 モルトDREAM>を出して火のドラグハートを10コスト分出すときは、<熱血剣 グリージーホーン><爆熱剣 バトライ刃><爆銀王剣 バトガイ刃斗>を選んで、相手のクリーチャーに攻撃しながら2回踏み倒すという動きを2回することができます。
    この動きはとても強力ですので<夢双龍覇 モルトDREAM>を採用する際には<熱血剣 グリージーホーン>を一緒に採用することをおすすめします。

    爆熱剣 バトライ刃
    3コストという非常に低いコストで踏み倒しができる為、<夢双龍覇 モルトDREAM>で他の「ドラグハート・ウエポン」と一緒に装備できたり、<響命龍覇 リンクウッド&ヒビキ>や<炎龍覇 グレンアイラ|「助けて!モルト!!」>が「シールド・トリガー」で出た時に装備して自分のターンになった時に攻撃してドラゴンを捲りに行くことができます。

    爆勇王剣 ラッシュ・ギガハート
    響命龍覇 リンクウッド&ヒビキ>や<炎龍覇 グレンアイラ|「助けて!モルト!!」> 、<次世代龍覇 Q.E.Deux>が「シールド・トリガー」で出た時に装備することで2面除去ができたり、手札に<伝説龍覇 モルトLEGEND>が欲しいから山札に探しにいくといったシーンでのサーチとしての役割として採用しました。
    超次元ゾーンに1枚採用しておくことで選択の幅がかなり広がる1枚ですので、ぜひ1枚だけでも採用しておくと戦いやすくなるかなと思います。


    デッキの回し方
    このデッキの目指すところは<伝説龍覇 モルトLEGEND>や<伝説事変 ガイグレン>の「龍マナ武装」、そして<ガイアールの伝説>の「龍魂解放」です。
    そのためには、まずはマナを伸ばす必要があるので、<メンデルスゾーン>や<伝説龍覇 グレンアイラ>でマナを伸ばしていきます。
    この時に初動が無い場合は<龍覇皆伝 スコッチ・フィディック|「勇愛龍、これぞ爆流の神髄なり」>で初動を探したり、超次元ゾーンから<ガイアールの伝説>を出していきましょう。
    ある程度マナが溜まってきたら<双龍覇王 モルトVERSUS>で盤面を作ったり、<炎龍覇 グレンアイラ|「助けて!モルト!!」>から<伝説龍覇 モルトLEGEND>や<夢双龍覇 モルトDREAM>を出して一気に盤面展開を狙います。
    ここまでの間に相手のマナや墓地などの公開領域から相手のデッキに採用されている「シールド・トリガー」をイメージして予想される「シールド・トリガー」の種類や採用枚数から<伝説龍剣 ガイLEGEND>が必要そうなデッキなのかどうか判断します。<伝説龍剣 ガイLEGEND>が必要そうであれば、なるべくマナやバトルゾーンにドラグナーを並べて「龍魂解放」を積極的に狙っていきます。
    逆に<伝説龍剣 ガイLEGEND>が無くても勝てそうなデッキであれば、ガンガンバトルゾーンを広げてリーサルを狙っていきましょう。


    最後に
    いかがでしたでしょうか。

    ドラグナーという種族は非常に強力なクリーチャーやウエポンが多く使いたいカードがデッキに収まらないほどあります。
    もし、もう少し遊び要素を増やした構築にするのであれば、<伝説事変 ガイグレン>を増やして「ドラグナー・メクレイド10」で大型ドラグナーの大量展開を狙うデッキなんかも面白そうだなと思いました。
    今回ご紹介したデッキを参考にして皆さんの使いたいドラグナーやウエポンと入れ替えて遊んでみて下さい!

    ここまで読んでいただきありがとうございました。

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