7/5(火)「BCF2016 入賞デッキレシピ考察 その4(仙台編)」 | ChaosTCG|カオス | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

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7/5(火)「BCF2016 入賞デッキレシピ考察 その4(仙台編)」

posted

by あんずはピポサル

お疲れ様です。あんずはピポサルです(・人・ )
■はじめに
私は平日の睡眠時間が大体3~4時間な生活をそこそこ続けているのですが、最近になって体にガタが来るのを感じ始めました。。 もう若くないということですね(;人; )老害プレイヤーとして頑張ります(?)
■BCF2016 入賞デッキレシピ考察 その4(仙台編)
今回も入賞デッキレシピについて簡単に考察をしていきます。
今回は仙台地区決勝の入賞デッキレシピになります。

私も参加した地区なので思うところも多く、アレコレ書きました。
...負けた腹いせじゃないですよ(・へ・ )←
○環境の傾向
『もふもふバンド「シャロ」』や『設計図との悪戦苦闘「リンネ・オハラ」』などの分かりやすく強いパートナーが多く、またそれらが勝ち進んだ地区でした。

シャロは言わずもがなの環境トップで、これは過去の地区のパートナー分布を見ても明らかです。
リンネはここまでの地区ではさほど人気のあるパートナーではありませんでしたが、仙台から急激に増えました。
OS:ISLAND 全般が苦手な『運命に抗う執念"ラボメン"「岡部 倫太郎」』が少なくなり、戦いやすい環境になったため、結果も付いてきたのだと思います。

予選終了時点で1敗ラインに居たのはほぼシャロとリンネだったため、基本的に決勝に進むパートナーは被らないレギュレーションにも関わらず、全勝以外からシャロが2人も決勝に進出しました。
勿論(?)、全勝のシャロは私ですよ(^ー^ )←

新弾の OS:この素晴らしい世界に祝福を! は全体的に使用者が多かったものの、全勝で決勝リーグまで勝ち進んだのは『冒険者「カズマ」』だけでした。
全体的にパートナーのテキストが尖りすぎているため、方向性が明確なのはよいですが、逆に見た目通りのデッキになりがちなのが奮わなかった要因かなと思います。

また、ここまでの地区で猛威を奮った『運命に抗う執念"ラボメン"「岡部 倫太郎」』はなりを潜めました。
ここまでシャロが増えるとやりづさらは否めず、3戦目の時点で全勝の岡部は0人で、予選終了時に1敗ラインにすら残りませんでした。
OS:緋弾のアリア も仙台ではそこまで活躍せず、同じくパートナーのスペックを活かした戦い方をする OS:ISLAND にお株を奪われ気味な印象を受けました(・へ・ )
○入賞パートナー
優勝 アークプリースト「アクア」
SPアークプリースト「アクア」(サイン入り)
仙台地区決勝は最新のこのすばからアクアが制しました。

アクアの特徴はサイズの前借りによる序盤の強さです。
補正値がない代わりに初期値から12/12という圧倒的なステータスを持ち、相手キャラとの戦闘ではまず負けません。
また、非ドロソでありながら『このすば』によって最低限のドローは確保できるため、見た目以上に安定はしています。
ただ、自身のタップ3点を喋るには専用フレンドの『アクアを見守る「カズマ」』が必須で、それを引けない事にはただの木偶の坊に成り下がります。

このレシピの特徴はアクアの強みや方向性を綺麗に伸ばしている所です。
アクアの強みは『アークウィザード「ゆんゆん」』から複数種の除去を飛ばせる事です。
これを自身のタップ3点や『紅魔族「めぐみん」』などでゆんゆんを乱入で戻して再登場させる事で、見た目からは考えられない量の除去を飛ばす事が出来ます。

また、『本当なら主人公「ミツルギ」』から派生する『ソードマスター「ミツルギ」』は初手に出せるフレンドの中では破格のステータスを持ち、アクアのステータスと組み合わせるとただの平パンですら十分驚異です。
専用カズマに加えてミツルギ、ゆんゆん、めぐみんという、アクアの方向性を活かしたフレンド選びは、まさにお手本です。

反面、イベントやセットの選び方には疑問が残ります。
ステータスの高さを活かして補正値のあるセットではなく、『キャベツ』(通信機互換)のような効果の強力なものを優先するのは分かりますが、尚更『チートの魔剣グラム』が3枚な理由が分かりませんでした。
また、『自分のぱんつの値段は、自分で決めろって......』(かぼちゃ互換)なしの通信機互換のみでシャロやリンネの動きを押さえ付けられるとも思えず、どうやって凌いできたのかは気になる所です。
除去や守り札の種類や枚数も微妙にずれた感じが否めず、この辺りは発売して日が浅い事も影響していると思います。

...とアレコレ書きましたが、最新OSをここまでの完成度で地区に持ち込み、見事優勝を飾った事は事実で、プレイヤーの実力は本物です。
まずはその結果に賞賛を(・人・ )おめでとうございます!
準優勝 設計図との悪戦苦闘「リンネ・オハラ」
RRR設計図との悪戦苦闘「リンネ・オハラ」
2位には OS:ISLAND からリンネが入賞しました。

リンネについては『第三十二回「デッキ紹介 リンネ編」』にそこそこ詳しく(...)書いているので、そちらを参照して頂けると幸いです(・人・ )
なので、パートナーの特徴などについては割愛します。

このレシピの特徴は OS:ISLAND の強みや方向性を活かしている所です。
『愛娘×愛弟子「枢都 夏蓮」&「山吹 桃香」』(マゼクック互換)や『しくじった「セツナ・オハラ」』(専用フレンド)、『バタフライ・エフェクト「リーン・カーネーション」』(レトロモダン互換)といった中堅サイズのフレンドを並べつつ、パートナーのテキストで相手のフレンドを除去し、パートナー同士でバトル→レスガ持ちフレンドでダイレクトという、お手本のような動きがイメージできます。 リンネのフレンドは基本的にアタックする事にリスクが少なく、レスガ持ちは勿論の事、マゼクックのような裏にしたいフレンドもアタックし得です。
また、『その少女の名は――――』も採用されており、これを2枚握っていればその前のターンには多少の無理攻めも可能です。

反面、採用カードの一部には疑問が残ります。
マゼクック種に採用している『玖音式勉強会「枢都 夏蓮」』(のぞみ互換)は弱いカードではないですが、このパンチャーを使う展開がイメージできず、方向性としてもいまいちな気がしました。
桃香ネームも『女の子大好き「山吹 桃香」』のみが採用されており、夏蓮ネームがのぞみ互換から入った際には1つの勝ち筋になりますが、マゼクックを意識するならやはり『反則的な仕草"大学院生"「山吹 桃香」』を使いたい所です。
イベントもこの配分で『ウェディングドレス』(翼人互換)を採用しない理由が分かりませんでしたが、この辺りは好みもあるかもしれません(・へ・ )

準優勝、おめでとうございます!
3位 みんなのお姉ちゃん「モカ」
SPみんなのお姉ちゃん「モカ」(サイン入り)
3位には OS:ごちうさ の地雷パートナー筆頭であるモカが入賞しました。
自身のテキストに書いてある通り、ひたすら連パンを狙うパートナーで、勝つのも負けるのも3ターンという潔さです。
しかし、レシピの方は正直、理解しがたい内容でした。。

このレシピの特徴は、『羊の防犯ブザー』(初出勤互換)や『ラビットハウスの新制服?』(カメオ互換)、『落ち着かない夜』(単独先攻互換)等の "対策の対策" が大量に採用されている事です。
初出勤互換とカメオ互換はかぼちゃ互換やひなたぼっこ互換による妨害を防ぐため、単独先攻互換はキャラ棄権互換によって不慮にフレンドと戦闘する事を避けるためと、いずれも『お店に刻まれた思い出「チノ」&「千夜」』の戦闘を円滑にする意図と言うことは理解できます。

しかし、これらは初動では殆ど役に立たないカードです。
枚数も多く、序盤に被った時の有効札の少なさが気になります。
ただでさえモカは1回目のバトルフェイズを迎えるまでは非ドロソのため、足回りを整えるようなドロソやキャラを多めに採用したいところですが、このレシピにはそういった意図は見られず、ただひたすらにシュートが決まる事だけを意識しているように見えました。。

「ここまでしなきゃ勝てない」と言えば、考え抜いた上での割り切りのようで聞こえはよいですが、逆に安定感をドブに捨てた構築とも言えます。
実際、そのような考え方で地区決勝をコンスタントに勝ち上がるのはかなり難しいです。

そもそも、割り切りは美徳ではありません。
1本勝負の戦いを7, 8試合も続ける地区決勝であっても、何回出ようが「自分が優勝する!」くらいの気概で臨むべきですし、そうであればこういった "数打てば当たる" 構築にはならないため、私には到底理解できそうにありませんでした。。(;人; )

ただ、モカは性質上、勝ちきるのは難しいパートナーですが、それでも入賞まで食い込む構築とプレイングは賞賛すべきですし、流石なのですが...(・へ・ )
このレシピは素直に評価できませんでした。。
4位 設計図との悪戦苦闘「リンネ・オハラ」
RRR設計図との悪戦苦闘「リンネ・オハラ」
4位は再びのリンネが入賞しました。
OSやパートナーの特徴等は2位の項で解説した通りなので割愛します。

レシピは私がイメージしているベストなリンネの構築そのものなので、特に言うことはないです。
強いて挙げるなら『秘めたる宿命』(通信機互換)が採用されていない所や、サラの種に『ガーランド枢機卿の娘「サラ・ガーランド」』(PR由美子互換)ではなく『裏切りの魔女「サラ・ガーランド」』を採用している所でしょうか。
ただ、前者はリンネのテキストとは相性が悪いため、後者は初動で出せるキャラを意識したためと意図が読めるため、これといって辛口コメント(...)もないです(・人・ )
通信機互換については代わりに『強引な客引き』(かぼちゃ互換)を4積みしている事からも分かる通り、決してそれを軽視している訳ではなく、むしろ意識していながら別の方向からアプローチしているので、かなり好感が持てます(^ー^ )

総じて綺麗に纏まった、理想的なレシピだと思います。
改めて入賞おめでとうございます!
○総評
今回のパートナー分布から、BCF環境はこのまま『もふもふバンド「シャロ」』、『設計図との悪戦苦闘「リンネ・オハラ」』、『冒険者「カズマ」』の3強になると思われます。
いずれも回収を多用するパートナーのため、通信機互換などで対策をしておきたいですね(・人・ )

また、パートナーが偏ると、予選は1敗しても抜けられる可能性が高くなります。
1位のアクア、3位のモカはいずれも予選は3-1の1敗ラインから決勝リーグに上がっています。

「環境落ちしたから...」と諦めたり割り切ったりせず、使わないパートナーであってもあらゆる可能性を考慮して研究を続けていきましょう(・人・ )
特に岡部のような対策を怠ると確実に勝てないパートナーも存在するため、どんなに使用者が減っても、油断は禁物です(・へ・ )


今回は以上です(・人・ )お疲れ様でした。

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