第二十六回「2016年度前期 環境考察 その2」 | ChaosTCG|カオス | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

第二十六回「2016年度前期 環境考察 その.. | ChaosTCG|カオス

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第二十六回「2016年度前期 環境考察 その2」

posted

by あんずはピポサル

お疲れ様です。あんずはピポサルです(・人・ )
■2016年度前期 環境考察 その2
今回は前回に引き続き、2016年度前期の環境考察について書きました。
前回の続きになりますので、そちらから先に読んで頂けるとより楽しめると思います(^ー^ )

今回は環境の傾向と対策について書きました。
普段からプレイされている方にとっては当たり前な話になるので、退屈に思われる方もいるかもしれませんがご容赦を(;人; )
■環境の傾向
・セット嫁
今期は過去に類を見ないほど、セット嫁が中心の環境です。
『<もうひとりの天才"ラボメン"「比屋定 真帆」>』と『<腹ペコ女王「鳶沢 みさき」>』という歴代最強クラスのセット嫁は勿論のこと、それらには劣るものの『<UDヴィスラ公国総統側近“竜族”「セツナ」>』や『<双剣双銃「神崎・H・アリア」>』、『プリンセスジェイドグリーン「洩矢 諏訪子」 』も十分強力です。

ChaosTCG【もうひとりの天才“ラボメン”「比屋定 真帆」】デッキ RR腹ペコ女王「鳶沢みさき」

セット嫁に関しては過去に何度か書きました通り、構築に制約があるだけで全体的にスペックが高く、正面からぶつかり合うだけならそれ以外のパートナーにはまず負けません。
・ごちうさ
しかし、環境のトップに君臨するのはごちうさです。
とにもかくにも『<Uようこそ木組みの街へ!>』が強すぎます。。

Uようこそ木組みの街へ!

これだけでエクストラの不成立は有り得ず、回収によってキャラは途切れず、自由に裏が作れることから優秀な裏表フレンドが使えます。
また、『<U“チマメ隊”「チノ」&「メグ」&「マヤ」>』+『<Cパトリオットサーブ>』による高威力・ノーリスクのガード不可&フルパンによって、レベカの配置が弱いゲームは即ゲームエンドという理不尽さ。

U“チマメ隊”「チノ」&「メグ」&「マヤ」 Cパトリオットサーブ

加えて、『<Uごきげんよう症候群>』のおかげで後攻なりの勝ち筋もあり、まさに地区決勝を勝ち抜くためのOSと言えます。

環境は<もふもふバンド「シャロ」>や<もふもふバンド「ココア」>などのごちうさ全般をトップに据え、<みさき>や<比屋定>などのセット嫁たちが続き、その下に<友情無罪「高千穂 麗」>や<アリア>、<自覚宣言「火野 ライカ」>などのスペックの高い緋弾のアリア組や、特殊な受け攻めを持つ<RR運命に抗う執念“ラボメン”「岡部 倫太郎」>や<RR絶妙な組み合わせ「千石 唯華」>などが続きます。
・先攻と後攻
ChaosTCGは昔から先攻と後攻の格差が酷く、それが埋まることは今の今まで有りませんでした。
現在もその格差は広がる一方で、相変わらず先攻が強すぎます。

とは言え、「敗因が後攻だから」では先へ進めませんし、地区決勝で負けた際にそのような理由で終わってしまっては何しに行ったのか分かりません。
後攻でも負けが許されない以上、後攻を取った時にそれを逆手に取れるような動きを持っている事が望ましいです。

例えば<ひなたぼっこ>互換。

Cひなたぼっこ

後攻の時に真価を発揮するカードで、これを使い回せるデッキは後攻でも受けきれ、十分に戦えます。

比屋定やセツナも後攻での強みを持っています。
比屋定やセツナの除去は非常に手軽で、後攻1ターン目からテキストを喋るだけで相手のフレンドを退ける事ができるため、後攻1ターン目からダイレクトが狙えます。
これもまた「先攻よりバトルフェイズが1回多い」という、後攻を逆手に取った動きです。

...余談ですが、<ひなたぼっこ>互換を使いまわせるのが<シャロ>や<みさき>で、後攻1ターン目からテキストだけでダイレクトを狙えるのが<比屋定>ということで...まあお分かりだとは思いますが、これが環境デッキということです。。。
・ターン数とプレイ枚数
今期に限った話ではないですが、どうしても書きたかったので書きます(^ー^ )(←

ChaosTCGのゲーム終了までの基本ターン数は4ターンです。
これを長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれですが、私はどちらかというと短いと感じています。

しかし、それをつまらないと思った事はありませんし、悲観したこともありません。
大事なのは試合の内訳なのですから、その結果が3ターンだろうと10ターンだろうとその結果自体は些細な事です。

先日、この話題についてチョネさんと話す機会があったのですが、彼は「4ターンで終わるゲームの制限時間が40分な意味を考えた方がいい」と言っていました。
まさにその通りなので、そのまま引用させて貰いました。

少し話が逸れましたが...

ターン数こそ短いものの、プレイできるカードの枚数は昔とは比較にならないほど増えました。
単純に1枚辺りのカードパワーが高くなり、少ない組み合わせで効率よく高い威力を出せるようになりました。
今期はそれが顕著で、歴代で最も効率のよいカードが揃った環境だと思います。
(少しずつインフレしているのですから、当たり前といえば当たり前ですが)

ならば、考えるべきはターン数ではなくプレイ枚数です。
負けた試合は自分と相手のプレイしたカードの枚数を数えてみると見えてくるものがあると思います。
相手よりもプレイした枚数が多いのに負けたのであれば、効率を考え直した方がよいです。

相手よりも少ない行動で相手よりも高い成果を出すこと。
この意識が勝率に繋がります。
■環境の対策
環境の対策と銘打ってますが、主にごちうさとセット嫁対策です。
今期はごちうさかセット嫁を使い、ごちうさとセット嫁を対策するのが勝利への最短ルートです。
なので、ごちうさとセット嫁以外の対策については「ついでに××にも有効」程度にしか触れていませんが、そこはご容赦を(;人; )
○回収メタを使う
ごちうさの<Uようこそ木組みの街へ!>や<シャロ>、ニトロの<比屋定>や蒼かなの<みさき>など、今期の環境上位デッキは回収を多用するパートナーが多く、回収メタは非常に有効です。
それらのパートナーは最大値が高い反面、対策されると意外と脆いため、しっかりと弱点を付けるような構築やプレイングができればそこまで怖くはないです。
回収メタとは言いましたが、プールによっては何種か存在するため、特におすすめできるものを紹介します。
・<"甘兎庵"の顔「あんこ」&「千夜」> / <ボートで競争「ココア」&「モカ」

C“甘兎庵”の顔「あんこ」&「千夜」 Cボートで競争「ココア」&「モカ」

ごちうさミラーにおいて有効な回収メタを内蔵したエクストラです。
PR四兄妹の末っ子「ココア」>も回収メタとしては優秀ですが、<R柔らかくなるコツ>でそのまま裏に→回収とループされてしまうため、できれば登場条件がないキャラを使いたいです。
とは言え、<千夜あんこ>や<サロメサ>も<R決死の抵抗>互換(表スタンド→裏リバースで6点ダメージ)で裏を取られるため、確実に安心とも言い切れませんが...

・<U作戦司令> / <UD決戦のシャベル

U作戦司令 UD決戦のシャベル

まだまだ互換数も少ない(後者は1種...)ですが、回収が中心のデッキに対しては確実にアドバンテージを取れるセットです。
特に<みさき>や<比屋定>、セツナが使うこれらは一方的な回収メタになるため、他のパートナー以上に価値が高いです。
手札コストが掛からかないので使いやすく、枠があれば是非とも採用したいカードです。

・<ましろ> / <かぼちゃ>互換

Rましろ色シンフォニー PR深衣奈特製 ほくほくカボチャ弁当

直接回収を止めている訳ではないですが、バックヤード送りも疑似的な回収メタです。
特に終盤、『<PR5人揃えば可愛さ無限大>』をケアする際には回収を封じても無意味なため、控え室の枚数を減らせる<ましろ> / <かぼちゃ>互換の方が有効です。
手札の枚数は減らないため、撃ち得な所はありますが、余計なドローのせいでパートナーを引いてくる可能性があるため、過信は禁物です。

・<一丸>互換

Rパギャルの恋愛事情「一丸 弓」

与ダメ時に3バック送りの互換。
恒久的なバックヤード送りで、ほぼ毎ターン、テキストを誘発させることができます。
乱入条件が軽いので盤面に出しやすく、自身でダメージを与える必要がないため、登場したターンに降り幸を受けても問題ない所がポイントです。
また、自身で貫通も持っているため、初期ステータスでは心持たないものの、パンプしてあげればアタッカーとしても運用できます。
ネームの兼ね合いさえよければ是非とも採用したい互換です。
○セットを割る
セット嫁が多いからといって、セット割が強いかと言われるとなかなか難しい所です。
確かにセット嫁はセット割に弱いですが、セットを割ることによって封じられるのはセットを戻すテキストだけです。
みさき>や<比屋定>のように、セットを拾いやすいパートナーにとってはその場の解決にしかなっていません。
セットを割るのであれば、バックヤード送りのカードと併用して確実にリカバリーさせないようにしたいところです。

また、セット割自体はそれなりに有効な相手が多いですが、自分のパートナーに合った選び方が重要になります。
大規模なシュートを撃つ際に使うのであれば全割りがよいですし、通信機1枚を退けるだけであればピン割で十分です。

勿論、そのOSに存在するセット割の性能にも左右されます。
ニトロは1:1交換が可能な数少ないピン割<C改変された世界>があるため、通信機互換を苦もなく退かせます。
アリアは除去としても優秀な最強クラスの強さを誇る全割り<U悪夢>があるため、ピン割を入れる必要がありません。
このようにOSによってもピン割と全割りで強弱がハッキリしています。
○ばら撒く / 焼く
プラメモ辺りから焼きメタがプールに殆ど収録されなくなり、焼きの価値が高くなっています。
特に<エステル>互換(基本3オール。上昇キャラが居ると7オール)は、昨今の永続上昇エクストラ+剥がれる単体エクストラの必須デザインを一撃で打ち砕く、ある意味での環境への回答です。

R望む将来「エステル・フリージア」


エステル互換も昔は独立したネームの裏リバ登場が多かったですが、最近は乱入を持っていたり、登場条件が裏→表になったりと、使いやすいものが増えてきました。
また、ステータスが下がった代わりに直ダメメタなどの追加のテキストを得て、より広い範囲を見られるようになったのもポイントです。
総じて追い風の互換なので、特定のデッキ勝てないようであれば採用を検討してみるとよいかもしれません。
■おわりに
今週末の博多地区決勝から、いよいよBCFシーズンの開幕です。
今年もどんなパートナーが勝ち抜いてくるのか楽しみですね(^ー^ )
勿論、一プレイヤーとしての目標は地区優勝! 頑張ります(・人・ )


今回は以上です(・人・ )お疲れ様でした!

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