第九回「デッキ紹介(凪) その2」 | ChaosTCG|カオス | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

第九回「デッキ紹介(凪) その2」 | ChaosTCG|カオス

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第九回「デッキ紹介(凪) その2」

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by あんずはピポサル

お疲れ様です。あんずはピポサルです(・人・ )

■解説の続き

凪の攻め


凪の攻め方について解説します。

・リベンジ+攻め札


凪は自身のリベンジテキストと、セット嫁らしくイベントループで攻めます。

リベンジ.jpg初出はストパン。
上昇を無効化するテキストもったキャラ・テキストそのものを、このカード名にならって呼ぶことが多いです(・人・ )

凪は攻め札を2枚ずつ拾って使うことができますが、拾った攻め札を常に2枚ずつ撃つ続けると手札がもたないため、実際には攻め札+守り札の組み合わせで拾い、どちらかを温存することで手札を温存します。
行きに攻め札を撃たなければ打点が入らず、返しは守り札を撃たなければ守れないという状況になったら手札を温存できませんが、そのような状況に陥った時点でそもそも勝てません。
まずはこのような状況を作らないための展開を意識します。 ※1

実際、序盤は攻め札を撃たずに済む場面が多いです。
リベンジを相手のパートナーに当てた状態で、こちらの凪+『ネコ写真部部長「土岐 のぞみ」』or『家族候補「白崎 さより」』の攻撃を守り札なしで受けるのはほぼ不可能です。
これだけで打点が入る限りは、攻め札は温存できます。

のぞみ.jpgのぞみ互換。その初出。
手札消費の少ない優秀な乱入条件に加え、最大12点まで伸びる貫通として人気のサブアタッカーです(・へ・ )
攻撃力が上昇するテキストにはターン1が書いていないため、何らかの方法で登場回数が増えると攻撃力は12に留まりません。

3~4ターン目にかけて、スタンドしているキャラが増えてくると、相手の『つぐみのスピーチ』(通称懇願。お互いの全体貫通無効)だけで捌かれるような状態になります。
このタイミングから攻め札を使っていきます。
パートナーにはリベンジを当てるため、基本的にフレンドさえ退かせられれば打点は入ります。

フレンドを退かす方法は色々ありますが、凪のメインは『お目付役「高峰 一景」&気付いてた「筧 京太郎」』です。

かけいっけい.jpg初出はバカテス。
攻めのピン5点と守りの焼き3減少を併せ持った強力なフレンドです。
レベルアップは種を『ウェディングドレス』(セット時にキャラ回収)でキャラを拾って使い回します。

焼きメタは『路電事故と痴漢と』(通称凹む。相手のフレンドを1面裏)や『夏の終わり』(通称強襲。相手のフレンドを1面裏+控え室2枚バック。手札コストが凹むより重い)で裏にして、残ったフレンドを一景&京太郎で退かすのがメインの攻め方です。
一景&京太郎はエクストラ登場からレベルアップまでいけば、相手のパートナーを裏にすることもできますが、凪に限ってはあまりそういった使い方はしません。
パートナーはリベンジで無力化するため、無理に裏にする必要はありません。ピン5点はあくまで脇を退かす用です。

・攻めると決めたら攻める!


セット嫁は攻守のバランスがよいため、逆にどのタイミングで攻めたり守ったりしてよいかが見えづらいです。
なので、慣れない内は攻めると決めたターンは、次の攻めも守りも考えずに、思い切って手札を使い切るくらいの気持ちで攻めた方がよいです。

返しの守りを考えたがために、攻めが中途半端になると、オートレベルアップや少ない守り札で捌かれて終わり...という事が頻出します。
セット嫁は攻め札を使い回すことはできますが、その枚数自体は少ないため、一度控え室に置いてしまうと除外の的になってしまいます。

ましろ.jpgバックヤード送りの代表格。
タイミングで撃たれてキーカードを除外され、そのままゲーム終了...ということも、有り得ない話ではないです(;人; )

なので、やるなら相手のオートレベルアップの上から踏み倒すか、守られたとしても相手の手札をすべて使わせるくらいの勢いが大事です。
相手のフレンドすべてを退かした上で、相手のパートナーにはリベンジを当て、こちらのフレンドは『謎のメイド少女「筧 京子」』や『膝枕ゲーマー「嬉野 紗弓実」』で強化している状態が理想です。

ですが、凪はドローの方法が乏しく、手札を増やす手段がパートナー頼みなため、一度手札を投げつけるとなかなか元の枚数には戻りません。
攻め時を見誤ると自爆しかねないので、軽率に「最終ターンだから...」と判断しないことが賢明です。

攻め時をキッチリ見極める。
攻守のバランスがよいからこそ、中途半端な攻めにだけはしないこと。
これだけ注意していれば、凪の攻めは完璧です。 ※2

凪の守り


凪の守り方について解説します。

・リベンジ+守り札


凪は意外にも紙装甲です。
テキストで3上昇かリベンジのいずれかを選択するにせよ、必ず自身のセットカードを戻す必要があり、戦闘ではステータス負けしやすいです。
が、逆に言えばその超過ダメージ以上は受けにくい一面もあります。

凪は自身がリベンジを得る訳ではないので、全体攻撃3上昇のようなテキストとは相性が悪いものの、それ以外の上昇テキストに対しては相手の上昇を見てから対応できるます。
そのため、必ずしも自身がガードに参加する必要はなく、柔軟に受けることができます。

由美子.jpgこういうのは天敵です...(・へ・ )リベンジが活かせない!

また、攻め札と同様、1ターンに2回イベントを拾えることから、セット嫁らしい複数の守り札を組み合わせた守りもできます。
単純なイベントによる守りは、その場で拾い直せる『確かな繋がり「朝倉 音夢」』や『未来を創る姉妹の絆「ウルスラ」』に劣りますが、凪の場合はここにリベンジが加わるため、見た目以上に打点を貰いづらいです。 ※3

・守ると決めたら...守る?


攻めと同様に、守ると決めたら手札をすべて投げ捨ててでも守る...というのは、間違いです。
攻めの場合は攻めきれればそれで終わりなので全力を尽くす価値がありますが、守りの場合はそうはいきません。
守れたとしても、ターンを貰って勝てなければ意味がありません。

なので、守る場合もある程度、返しの攻めを考える必要があります。
返しのための攻め札と手札コストを温存できるのがベストですが、相手の攻めの威力が高かった場合、そうはいきません。
結局、手札をすべて投げないと守れない...という状況が頻出します。

そういった状況に陥った時に重要になるのが守り札の投げ方です。
相手の攻撃を誘い、少しでも多くアタックさせることで、ターンを貰った際に少ない攻め札で攻められるような状況を作ります。

例えば『未来へのオーダー』(通称失策/振り幸。このターン登場したキャラをレスト)。
これを何も考えずに第一アビリティステップに投げるのは愚策です。

振り幸.jpg通称失策/振り幸。
ちなみに私は2バックが付いてようが付いてまいが全部「振り幸」と呼んでます。
凹むと一蹴と強襲は使い分けてますが(・へ・ )謎のこだわり(←

こちらのキャラの耐久力が相手のキャラの攻撃力を上回っている場合、それを先に撃ってしまうと相手は以降は攻撃せずにエンドしてしまいます。
なので、あえてすぐには撃たず、相手が1回攻撃してきたタイミングで撃ちます。
そうすることで、相手には余計な1パンをさせた=1面分退かす必要がなくなったことになります。
さらに追加で攻撃してきた場合に『つぐみのスピーチ』を撃つなど、守り札は相手を引きつけて撃つのがポイントです。

その他の守り札にも言えますが、このように守り札にはベストなタイミングの"撃ち所"があります。
勿論、正解は状況次第なので何とも言えませんが、守り札も意識して正しく使えば、攻め札の温存に繋がります。 ※4
凪は攻め札と守り札をそれぞれ1枚ずつ拾っても、その両方を撃ち続けるができるほど手札の枚数が多くありません。
なので、このような小細工(...)を駆使して、攻め札も守り札も節約していきます。

凪の総評


凪は攻めと守りのバランスが取れたパートナーです。
手軽に使えるリベンジテキストは勿論のこと、3種類のセットカードを使い回せるため、状況に応じて最善手を取れます。

反面、選択肢が多く、難しい場面に出くわすことも多いです。
攻め札・守り札をどのくらいのバランスで手札に集めるかもそうですし、いざ集めた攻め札・守り札をどう撃っていくのかも重要です。

ですが、それらの立ち回りを学ぶには丁度いいパートナーとも思います。
過去にセット嫁の導入として『潜在能力無限大!「星井 美希」』を推しましたが、凪はセット嫁の"応用編"としてお勧めです。
記事はこちらにあります

■終わりに


今回でセット嫁シリーズは終わりです。
ご愛読有難う御座いました(;人; )勝手にシリーズ化しててすみません。。

次回からはデッキ紹介ではなく、もう少し掘り下げた内容で書きたいと思ってます。
(「デッキの作り方」や「強いことと当たり前なこと」、「運とプレイング」「敗因から学ぶこと」...などを書きたいなと。。)
いまはオフシーズンなので、余裕がある限りは書き続けます笑

この手の考察系と日常系は分けて書いているので、日常系は日常系で書いていきます!
(日常系は「2015年を振り返って」の途中ですね。これが日常なのか?って疑問はありますが。。)


今回は以上です(・へ・ )お疲れ様でした。

※1... 凪に限った話ではないですが(・へ・ )
※2... これもまた凪に限った話ではないのですが(・へ・ )攻めと守りのバランスが取れているデッキ全般に言えることです。
※3... 音夢は回収以外にもアプリオをセットすることで山からも守り札を探しにいったり、ウルスラはステータスを脇に振ることができるのでリベンジに耐性がある等、そもそもの強みが違うため、一概にこれらを比較して優劣をつけることはできませんが。。
※4... 何度目か分かりませんが...これは凪に限った話ではありません!(・へ・ )そろそろいい加減にしろって感じしますね...(←

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