
【新弾コラム】
蒼空明王で大幅強化!
契約早雲デッキ解説
蒼空明王で大幅強化!
契約早雲デッキ解説
挨拶
皆さまこんにちは、しゅ美です!今回は、最新弾「契約編:環 第3章 覇極来臨」で強化された契約群青早雲デッキについて、構築内容や注目ポイントを交えながらご紹介・解説してまいります。
今記事のデッキリストは、私がエリア予選で使用することも検討していた候補の一つです。
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
デッキリスト
『契約早雲』
| 契約カード | ||||||
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<蒼海の契約神 群青 早雲>×1 |
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| スピリット | ||||||
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<青海童子LT>×3 <蒼空明王>×3 <孔雀明王>×3 <孔雀明王LT>×3 <蓮華王センジュX>×3 ディープフィッシャー×2 |
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| ネクサス | ||||||
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<群青 早雲 Rv>×3 <青の世界 Rv|青き異神 Rv>×2 <暁の寺院城アルンLT>×3 <阿弥陀如来像>×3 |
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| マジック | ||||||
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<ディープシードロー>×3 <マントラドローLT>×3 <マントラドロー>×1 <ソーンプリズンLT>×3 <ブリザードウォールLT>×1 |
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デッキ解説
早雲デッキは、「アニメブースター バーニングレガシー」発売直後こそ使用する方が見受けられましたが、その後は使用者が減少し、あまり注目される機会も多くありませんでした。
そのため、どのような動きをするデッキなのかご存じでない方もいらっしゃると思いますので、簡単ではありますが概要をご説明いたします。
基本的には<蓮華王センジュX>による高打点ワンショットを決めるデッキとなります。
<蒼海の契約神 群青 早雲>はバースト発動後に手札からバーストを再セットでき、複数並べば発動ごとにバーストを補充可能。(契約域のバースト発動後効果は1ターンに複数回使うことがないので、今回は1枚。)
本デッキにおける神託の対象カードは21枚とやや少なめではございますが、初動の《真・神託》でコアを伸ばせなくとも問題ございません。
蓮華王センジュXさえ召喚できれば、センジュX自身の召喚による1個、バースト発動による1個、さらにネクサス配置による1個と、合計3神託を確保することが可能です。
序盤は<青海童子LT>のオープンサーチや<マントラドローLT>などの多数のドローカードで手札を確保していきます。
蓮華王センジュXによるフィニッシュは、アタックステップ中ソウルコアが乗っている扱いとなり、フィールドの明王/童子/ネクサスの数だけ青シンボルを増やせます。
さらに真・起導でバースト発動後トラッシュから最大3枚のSバーストネクサスを踏み倒し、シンボルを追加。
Sバースト<暁の寺院城アルンLT>を発動すれば、相手のマジック・アクセルを封じ、センジュXに完全耐性が付与され、ワンショットを狙えます。
採用ピックアップカード紹介
蒼空明王
こちらは今回の新弾で登場したカードであり、契約早雲デッキにおける動きの幅が大きく広がり、さまざまな展開が可能となりました。特に目を引くのは召喚時効果で、起導を持ちながら、神託などでトラッシュに落ちた系統「締皇」のカードを手札へ戻すことができる点です。
基本的には、<孔雀明王><孔雀明王LT>のバーストを開き、3枚ドローして1枚破棄する際に<センジュX>を破棄することで、バースト発動後の効果によってそのセンジュXを回収できるようになりました。
これにより、実質的にディスカードが0となり、手札の枚数を維持しやすくなっています。
また、フラッシュ召喚効果も非常に有用です。
1回目のセンジュXのアタックがブロックされてしまった場合でも、フラッシュで<蒼空明王>を召喚してそのままアタックへ続行し、バトル終了時には2回目のセンジュXを召喚して攻撃を継続することが可能です。
さらに、現環境では多くのデッキに<サジッタフレイムLT>が採用されています。
センジュX+<アルンLT>のコンボで5シンボルを構えていても、サジッタフレイムLTによってネクサスを破壊され、打点を下げられてしまうことがあります。
そのような場面では、本カードをフラッシュで召喚し、センジュXのシンボル数を元に戻す、あるいはバーストを発揮してさらにシンボル数を増やすことも可能です。
このように非常に器用に立ち回れる優秀なカードですが、トラッシュ回収効果は"バーストを発動していること"が条件となる点には注意が必要です。
ディープフィッシャー
効果はシンプルで、召喚時にバーストを伏せていることを条件に、トラッシュにあるネクサスをノーコストで配置することができます。
<コアの光主・硯 秀斗>の方が適しているのでは、と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、硯は自身のコストが高いうえ、踏み倒せるネクサスがコスト4以下に限定されているという制約があります。
一方でディープフィッシャーにはコスト制限がなく、色も青を含んでいれば良いので、より柔軟に扱える点が大きな魅力です。
具体的には、先攻1ターン目に契約早雲を配置した後、バーストを伏せてディープフィッシャーを召喚し、効果でトラッシュの<阿弥陀如来像>を配置することで、4シンボル+1コアブが整います。
これにより、次のターンにセンジュXをメインステップで召喚する体制を作ることが可能です。
上記のとおり、このカードは青を含むネクサスであれば踏み倒すことができますので、<創界神ケイ>を採用して"GS風"の構築に寄せるのも面白い選択肢だと思います!
ソーンプリズンLT
センジュXにアンブロ効果を付与する目的で<インビジブルクローク>の採用も検討いたしました。しかし、契約早雲デッキは擬似界放効果や阿弥陀如来像によって十分にコアを増やすことができます。
フラッシュタイミングで召喚される多くのスピリットは、<群青 早雲 Rv>の神技や<ソーンプリズンLT>などを用いることで、相手のライフへと繋げる動きが可能です。
以上の点から、攻防の両面で活用できるこちらのカードを選択いたしました。
採用検討カード
天井大曼荼羅
新弾カードの1枚であるソウルバーストネクサスですが、バースト効果は攻守の両面で相手の動きを制限できる非常に強力なものです。しかし、自分のターンで発動させる場合は<暁の寺院城アルンLT>の方が、優先度が高いため今回は不採用となっています。
また、<蒼空明王>を組み合わせれば<天井大曼荼羅>と暁の寺院城アルンLTのどちらも発動させることが可能ではあるものの、その構築には<蓮華王センジュX>と合わせて計4枚を手札に揃える必要があります。
ディスカードが多く発生する青属性のデッキでは、この条件を満たすのは難易度が高いと判断しました。
Lv2のアタックステップ終了メタ効果は、センジュXのバトル終了時効果で召喚を狙う際にあると心強い要素ではあります。
しかし、2ターン目の時点では防御札を十分に確保できていないことに加え、アタック対象となる明王が減少時の手札提示やバースト効果などで除去されてしまうと、そもそも召喚までつながらない可能性があります。
そのため、アタステ終了効果については、過度に重視しなくてもよいのではないかと感じました。
轟鉄の覇王サイゴード・ゴレム
ゲームが長引いてしまうと、センジュXとアルンによるコンボを決めたとしても、相手に対応されてしまう可能性があります。そのような状況では、むしろデッキ破棄を狙った方が勝利につながる場合も考えられます。
早雲のデッキ破棄といえば<蒼海明王X>がよく知られていますが、系統「締皇」を持たないため、蒼空明王でトラッシュから回収できない点が少し悩ましいところです。
そこで、系統「締皇」を持つこちらのカードを1枚採用し、デッキ破棄プランも選択肢として残しておくことも有効かもしれません。
紫蓮明王LT
このカードは、新弾発売前の構築では3枚採用しておりました。軽減シンボルが多く、真・起導によってコアを増やせるうえ、自分のネクサスと同じコストのマジックおよびバーストに対するメタ効果も発揮できるため、非常に扱いやすい印象を受けておりました。
本構築で採用しているネクサスのコストは2・3・6となっており、これらのコスト帯を制限したとしても大きな影響はないと判断したため、最終的にはすべて蒼空明王へと入れ替える形にいたしました。
終わりに
いかがでしたでしょうか。現環境では召喚時効果を多用するため、孔雀明王が非常に活躍してくれますw
また、早雲は人気の高いキャラクターであり、今後もまだまだ可能性を秘めたデッキですので、ぜひ一度お試しいただければ幸いです。





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