【新弾コラム】巡るキセキで超強化!
星竜デッキ解説!!
星竜デッキ解説!!
はじめに
お疲れ様です。Llennです。今回は先日発売された「巡るヒカリ」によって強化された星竜デッキの紹介になります。
今までの星竜デッキは他の創界神デッキと比べてどこか見劣りする印象でしたが、新弾のカードによって大きく強化されており、再現性やリーサルの質がかなり向上しています。
さらには「眷属」「締皇」持ちのカードも多く登場していることから<炎輪の契約神アポローン>の契約域効果のヒット率も高くなっているのも魅力です。
今回紹介する構築は以前僕がXで話したあの結論構築です!!
Xの投稿はこちら!
今後のショップバトルや非公認大会でも対面する可能性は十分にあると思うので、組む人も組まない人もぜひ見ていってください!
デッキリスト
『星竜』
スピリット
計29枚
「え?!あのカード入ってないの?!」
って思う方もいるかもしれませんが、しっかり説明するので最後まで見てください!
星竜デッキの構築論
採用カードを紹介する前に、まずは大前提としてどのような目的をもって構築を行っているかを説明することで、リストの解釈や皆さんが構築を行う際の手助けになると考えています。様々なトピックの中でおそらく多くの方が悩んでいるであろう以下の3点をあげたいと思います。
- そもそも星竜デッキは何を重視して組むべきか。
- ドローマジックはなにがいいのか。そもそも必要か。
- 眷属・締皇の純度はどの程度上げるべきか。
1.何を重視して組むべきか
今までの星竜デッキの価値観だと、受けが弱いのでアグロで最速キルを目指すというのが定石で、<炎輪の契約神アポローン>の契約域効果を強く使うために「眷属」「締皇」の比率を上げることが重視されていたでしょう。しかし、現在の環境は<ブルーフィールド>などの創界神のシンボルを消すマジックや<闇輝石六将 砂海賊神ファラオム>などの妨害カードが多く存在していることから、自分のつよい動きを押し通すだけの構築では勝つことが難しいです。
<絶甲氷盾 Rv>などの受け札が流行していることも考えるとある程度のダメージレースは避けられないため、受け札を一定数採用することや初動を安定させることは必然と言えます。
2.ドローマジックは何がいいか。そもそも必要か。
今までの星竜デッキが<スタードラゴンドロー>を入れるのが定石で、新規カードである<エクストラドローLT>の採用が期待される中でドローマジックの採用は当たり前だと思っている人は多いのではないでしょうか。しかし、ドローマジック以上に強いカードが存在しています。それが、
この<三賢神ラルヴァンダード>です。
<銀河竜アンドロメテオスLT>の青軽減を満たして0コストでだせることや、契約技から射出することで2軽減を用意するなど試して回すと想像以上に感触がいいです。
神託で落ちることを危惧する人がいると思いますが他のドローマジックと条件は同じです。
後述する<大天使イスフィールXV>の黄軽減を満たせることも強く、単純なコアブーストも次ターンの最大値を上げてくれるのでマジで入れ得です。
炎輪の契約神アポローンの神託や契約域の確立を上げるために各種ドローマジックとの併用は難しいですが、役割が圧倒的に多いです。
3.眷属・締皇の純度はどの程度あげるべきか
ここまで記事を読んでいただいた方ならもう分かると思いますが、構築の優先順位が再現性と受けである以上、「無理やり眷属・締皇を採用してデッキパワーが下がるのであれば入れない方がいい」と言えます。しかし一方で、契約域のヒット率が高くないとリーサルが出ない可能性があることも事実。
「眷属・締皇」を持ちながら神託・契約域の邪魔をしない受け札を探していると、
この2種類にたどり着きました。
どちらも単体性能が極めて高く、受けで使った後にも役割があることの評価が非常に高いです。
しかし、序盤の足場だけは同時に解決するカードが存在しないため<太陽樹>や三賢神ラルヴァンダードなどの採用をしています。
今後新弾が発売されていく中でどう転ぶ方は分かりませんが、足場以外は基本的に眷属・締皇で組むように意識することが重要です。
採用カード紹介
今更解説する必要がないカードもあると思いますので、前期までと評価が変わったカードや新規カードに絞って解説します。龍星皇メテオヴルムXV
<太陽神星龍アポロヴルム Rv>などの対面にとって処理優先度の高いカードと同時に手札に構えることで圧を与えるように使います。受けに構えられる点も強く、「妖蛇」や「造契約」などの面処理が多いデッキに対しても強く出れることや、相手のターンに召喚して<炎輪の契約神アポローン>の契約技を使用することでリーサルターンを1ターン速める使い方があります。
<三賢神ラルヴァンダード>や<太陽皇ヘリオスフィア・ドラゴン Rv>が誘発対象外なので、攻めるときは自壊するプレイは頻出です。
銀河竜アンドロメテオスLT
実質3コストでありながらも、序盤の神託を進めながら次の動きを探しに行ける強力なカードです。三賢神ラルヴァンダードと組み合わせることで0コストで着地する意味不明な動きが可能になっています。
追加効果のコストの支払いにSコアしか使えず、支払うとこのスピリットが消滅してしまう場合は効果が使えない裁定は要注意です。
昔のU武装デッキの<電人トレイン>の裁定と同じですね。
ベータレジオン
炎輪の契約神アポローンと<創界神アポローン>の除去範囲が跳ね上がり、「ハデス」や<鋼鉄魔神>を引けていない「アテナ」に対して有効です。受けを厚くしつつ眷属を持ったスピリットであるため、このデッキのコンセプトと相性が良く2枚目の採用もありです。
大天使イスフィールXV、大昂愚龍ジゴ・トゥール
受け札&神託対象&契約域対象。上記の内容だけでもすでに優秀ですが、使用後も場に出ればライフ回復をしてさらに受けを硬くしたりドローをしたりと単純な受け札で役割が収まらないことの評価が非常に高いです。
汎用カードで持っておいて全く損は無いので今後のために所持しておくことを強く推奨します。
三賢神ラルヴァンダード
この構築の目玉。<銀河竜アンドロメテオスLT>や<大天使イスフィールXV>の軽減を取れることが非常に強いです。
炎輪の契約神アポローンの契約技から実質0コストで2シンボルの足場を用意できるため、1ターンに動ける回数が飛躍的に上昇します。
まだ試したことが無い方はぜひ一度使ってみてください。世界が変わります。
太陽樹
ドロソと足場を同時に満たすことができ、今まで使用用途が微妙だった系統「星竜」が銀河竜アンドロメテオスLTの回収対象として輝くようになりました。デッキのコンセプトとして確定枠です。
ブリザードウォールLT
神託や銀河竜アンドロメテオスLTの効果でトラッシュに落ちても効果を発揮できるため、ダメージレースを見据えた質の良いアグロを行うことが出来ます。公開情報の防御札であるためケアがされやすく、このカードのみに受けを任せることはオススメしません。
バーストや他の防御札と併用のために枚数は1~2を推奨します。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。先日の僕のXの投稿では大変多くの方から反響をいただき、この記事がそんな皆さんの参考になればと思っています。
今後も話題性のあるデッキの紹介を行っていきますのでぜひチェックしてください!!
それでは!