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【初心者向け】5つのポイントによるサイファのデッキ構築(基本編)

posted

by 近松

こんにちは。
今回は1年以上前の自分のブログの記事ですが、初心者向けの記事としてアップした
「聖戦スターターでデッキの組み方を考えてみる」
というものをリテイクして、初心者向けのデッキ構築の参考になるような記事を更新します。

サイファ11弾では構築済みスターターが発売されませんでしたが、今回の一番の目玉であろう作品『聖魔の光石』の<エフラム>を挙げて、実際にどのようなプロセスを経てデッキを構築すればいいのか、という観点に注目して5つのポイントを紹介します。
記事は二本立てで、前半は構築の際に知っていると役立つポイントを押さえた「基本編」、後半は実際に聖魔のカードを使用した構築を行ってみる「実践編」です。
※この記事はサイファのルールを最低限知っている前提で書きました。体験会でティーチングを受けたり、ルールが一通り分かるようになったりした初心者の方に特にオススメしたい記事です。

1.主人公を決める
このゲームでは、出撃コスト(以下、〇cと略して表記します)が1cのユニットであるならばどのカードでも主人公にすることが可能です。11弾時点では、1cのカードは同名を含みますが423枚あるので、主人公の数は423種もの膨大な数になると言えますね。
では、その中から主人公に適しているユニットを探すにはどうすればいいのでしょうか。デッキの一番の特徴となる主人公ですが、一つの大きな指標として、「主人公の戦闘力」を自分は挙げたいです。

今まで発売されているスターターデッキが推奨している主人公は、エコーズのセリカ以外は皆戦闘力が70となっています(セリカは射程1-2)。戦闘力70のスターター主人公は1弾が発売してからずっと変わっていないです。スターター主人公以外にも活躍している主人公は戦闘力が60~70であることが多く、上級職の戦闘力はやはり大きくて損はしないでしょう。射程1-2の戦闘力60ユニットもありですが、ここではスターターに倣って射程1の戦闘力70ユニットを選びましょう。

単純な話でありますが、戦闘力が高ければこちらの攻撃を通しやすく、また敵からの攻撃を防ぎやすいメリットがあります。相手のオーブを5枚割り、その状態で攻撃を通すという勝利条件を達成するには、戦場にずっと居座ることのできる主人公が攻撃を通しやすいと必然と楽になります。戦闘力が高いに越したことはないので、まだそこまでサイファで対戦をしたことのない方がデッキを組む場合、上級職の戦闘力が高めのカードを選ぶと構築も対戦も自然に容易になるはずです。サイファに慣れてくると、低い戦闘力の主人公でもその性能を活かすためのデッキ構築や戦略を思いつけるようになりますよ。
自分がスターター主人公の戦闘力を推奨する理由として、攻撃をし続けて勝利する「ビートダウン」デッキの特徴を使う事で把握する、というものもあります。
例えば、射程1戦闘力70の主人公では下級職の敵からの攻撃が通りづらかったりするという長所があります。しかし、自分の状況が危険な場合などに主人公が後衛へ逃げると射程1なので攻撃出来なくなってしまったり、その状況を見たお相手の方は「もう回避もなくすぐに負けそうなのか」と伝わったりと短所も勿論あります。
スターターデッキを持っている方は、サイファのルールだけではなく「何をしたら強いのか、弱いのか」という感覚を是非掴んでみてください。原作のFEのゲームでもある、強いユニットが無双して沢山の敵の攻撃に当たってロストしてしまうやっつけ負けのような「実際にやらないと分からないこと」がサイファにもあるのではないかと自分は考えています。
2.支援力に注目する
サイファで欠かせない戦闘。その戦闘を大きく左右する二つの要素が先述の戦闘力と、支援力です。
支援力は基本的には10,20,30の3種類がユニットに振り分けられており、魔物やラスボス系統のユニットは支援力0のものが多く、また紫のカードには支援力Xで様々な数値となるユニットもあります。ここでは基本の支援力10~30について考えます。
10,20,30の3種類しか支援力が無い場合、一番高い支援力はどれでしょうか? 火を見るよりも明らかで30ですね。この大小の概念は初心者の方には地味に役立つと思います。サイファでは戦闘において支援力も含めて同値の場合、攻撃側が勝利判定になります。逆を言うと、お互い素の戦闘力が同値の時に防御側が攻撃側より10高い支援力のカードを捲れば防御成功となります。これも当たり前のことかもしれませんが、3種類の支援力で大小関係を並べた際に、10よりも20、20よりも30となります。つまり、自分のデッキに支援力30が多ければ多いほど、ある程度のデッキに対してオーブを破壊しやすくなり、逆にこちらのオーブを守りやすくなるというメリットが生まれます。反対に支援力10が多いと、相手のオーブどころか他の敵ユニットを撃破しづらくなり、自分の戦場の場持ちも悪くなってしまいます。

概念を分かりやすく伝える為に長くなってしまいましたが、支援力の重要を分かっていただけたら幸いです。プレイヤーとの会話で支援が高いor低いという話を聞いたら、「支援が高い」は支援力30以上、「支援が低い」は支援力10以下のカードを示すと考えて支障はないでしょう。デッキの支援力が高ければ高いほど、戦闘が有利に進む機会が多くなると意識しておいてください。

では、実際にデッキ構築する時にはどのくらいの配分にすればいいのか悩むのではないでしょうか。これは個人の感覚に大きく依存するものだと思いますが、支援力30は50枚中15~20枚あるといいなと考えながら自分自身が構築していることが多いです。採用の枠が厳しくても、頑張って支援力30を15枚入れる枠を無理矢理作ることもあります。20枚を超えると、体感ですが攻撃が通りやすくなり、敵からの攻撃を防御しやすくなると感じることが多々ありますね。

デッキの主人公自身の支援力次第ですが、なるべく支援力が低いカードを除いて構築していけばデッキの形としては一気に完成し始めます。ただし、支援力30を仮に16枚採用したとしても、その16枚が全て同じ名前のカードである場合、そのユニットの戦闘の支援は、支援力30は必ず失敗するため支援の期待値が低くなります。そのような状況も想定しておきましょう。
4cフレデリク>など、支援力が低くても高いパワーを持っているカードも勿論あります。パワーが高いカードをとことん押し付ける、自分のやりたいことやコンセプトを一貫して構築したい場合にはある程度の支援力は無視しても構わないと思います。先ほどと言っていることが全然違うじゃないかと思われるかもしれませんが、基本的にデッキの構築は人それぞれなのです。支援力30を意識した構築は一つの初心者の方への指針ということで知ってもらいたいなと思い紹介しました。ただ、個人的には慣れない内にはとりあえず支援力が高いカードを多めに入れておこうという精神で組むと、いざ対戦してみると支援に助けられる場面に出会うことがあると思いますよ。
3.射程に気を付ける
サイファの戦場には前衛と後衛の概念が存在します。ユニットを出撃させるエリアは自由であり、ゲーム中には行動権を使ったりスキルによって移動したりさせたりすることがあります。その為、どうしても処理したいユニットが後衛に逃げた場合、何かしらの対策が必要となります。よく使われる方法は「敵を移動させる」「射程が2以上あるユニットで攻撃する」の2つが挙がります。
どちらも必須という訳ではないですが、ある程度意識していると相手の戦略に思うようにされないシーンも出てくるでしょう。保険のような感覚で採用していると、役に立つ場面は意外と多いかもしれません。実戦を積んで考察してみましょう。
4.サポートするカードは入れておきたい
サイファにおいて、毎ターン絆エリアに1枚置いて複数のユニットを出撃していると、自分の破壊されたオーブを考慮しない場合には毎ターン手札の数が減っていきます。しかも必殺攻撃や神速回避を実行すると更に減ります。やがて息切れして思うように戦えなくなってしまいそのままズルズル引きずって負けてしまう......なんてことも大いにあり得ます。そのような場合に備えて、サポート役割を持つカードはデッキにいくつか採用したいところです。

分かりやすいカードがライブ、春祭などのスキルを持つ1cシスター系ユニットでしょう。ライブは自身を行動済みにし絆を2枚裏返して、退避エリアから同名カード以外のカードを1枚手札に加えるスキルです。ライブ自体も便利なスキルですが、ライブを超えるコストパフォーマンスで手札にカードを増やすユニットも高コスト帯にいます。手札を増やすスキルでは「自身を行動済みにして絆を2枚裏返して1枚増やす」というライブの基準を覚えておきましょう。この基準よりコストパフォーマンスが良いカードを採用しておくと手札が枯渇することが減ります。勿論、ライブも便利なカードです。デッキによって応じて手札を増やすカードを使い分けましょう。
また、敵をスキルで撃破するユニットもサポートカードですね。後衛に手を伸ばしづらくても、撃破スキルで処理してしまえば問題はありません。
他にもサポートしてくれるカードは様々な種類がありますが、とりあえず「手札を増やすカード」はデッキ構築をする際にまず意識しておきたいカードですね。

5.同名カードは多いと得することがある
サイファでは戦闘の際に手札の同名カードを退避エリアに置くことで必殺攻撃・神速回避を行うことが可能です。その為、同名カードがデッキに多ければ多いほど必殺攻撃・神速回避を行える場面が増えます。ただし、支援失敗のシステムもあるので一概にはメリットしかないとは言いづらいですよね。自分は、支援失敗を恐れるよりメリットを意識して同名カードを増やすことが多いです。この要素も個人の感覚によって大きく分かれるところだと思うのですが、サイファの戦闘は先述した通り攻撃側が有利なので防御側は大体負けると思って臨んでいます。どうせ負けるならば回避できると強くないか? という単純な考えです。

特に主人公ではなくサブのカードにおいて、この悩みはつきものだと思われます。必殺・回避のために持っておきたいが支援失敗も怖い......十分分かります。もし支援失敗を恐れるようならば必ずしも4枚ではなくとも大丈夫でしょう。本当に感覚次第の話題だと思いますし、自分もこの5節のタイトルを「得することがある」と曖昧にしてしまいました。これも実戦を積んで必殺・回避が強い場面を見極めてください。ただし、<無色リン>のような攻撃を確実に通したい支援力の低いカードは、支援失敗したくなくてデッキの支援力も下げたくないという観点から、ピン刺しや2枚採用されることが多いかもしれません。

まとめ
今回紹介した5つのポイントは、ある一つの指標です。必ずしも指標通りに構築を行わなければならないということは絶対にありません。ただ、構築において迷った際にはこのポイントを思い出して参考にしてみてください。
次回は、今回の記事を踏まえながら実際にどのようにデッキを構築していくのか、というプロセスを紹介していきます。更新までしばしお待ちください。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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