
【ぱられる】2020前期地区予選振り返り 前編
先日、北海道・東北地区予選を終えました。結果から申し上げると予選落ちとまあ、いつも通りなわけで。
結果が全てとは言いますが、地区予選に向けて費やした時間はそれなりなので環境考察からデッキの選択に至るまで、語ろうと思います。良かったら最後までお付き合いください。
2020前期地区予選振り返り
目次
1.新環境考察
レギュレーション変更後、初の地区予選
サイファが発売されてから、今までと大きく変わったことが1つ! 1弾から4弾のカードが使えなくなった。16弾(4年分のパック)も発売したカードゲームにしては、禁止も制限も無いまま、今に至っているのはすごいことじゃないかなと思っている。
キャラクターカードゲームである以上、好きなキャラクターが使えなくなると言うのは寂しいもので気持ちもわかる。
個人的には、レギュレーションの掛け方に対する不満もあれば、公式が提示してくれた新ルールを思い切り楽しもうと思っている。2020前期地区予選でデッキを考える上で、今まで日の目を見なかったキャラクターとの出会いもあり、正直楽しかった。
歴戦のキャラクターたちをおさらい
1弾発売から今でも多様なデッキで使われやすいカードがいなくなることでどう変わるのか?確認してみると以下のようなカードがいる。(このカード無いじゃないか! ってのがあったらごめんなさい)
【1弾】
<3cマリア>、<5cチキ>、<2cエリス>、<3cリズ>、<3cノノ>、<1cサーリャ>、<3cヘンリー>、<1cヘンリー>
※番号違いで赤青の竜人2種は健在
【2弾】
<1cヒノカ>、<1cタクミ>、<1cセツナ>、<1cカンナ女>、<1cレオン>、<4cエリーゼ>、<1cオフェリア>、<1cシェイド>
【3弾】
<3cアイク>、<3cグレイル>、<4cエリンシア>、<4cセネリオ>、<1cヨファ>、<4cカムイ女>、<1cエリーゼ>、<1cキサラギ>、<3cキヌ>、<4c黒アクア>、<4cフローラ>
【4弾】
<4cマルス>、<1cユベロ>、<1c弓弦エレオノーラ>、<1cルキナ>、<1cルフレ男>、<4cティアモ>
大きい変更点は、『弓の攻撃の紋章』と『手札4枚以下+10の暗闇の紋章』が紫を除いたら姿を消した点と、一世を風靡した主人公が使えなくなったことかなと。
影響が大きい主な主人公
上で挙げられたカードが無くなった結果、活躍していた主人公はどうなったのかについて触れてみる。マルス

<英雄王マルス>と<1cユベロ>がいないので魔術型は消滅。現在、主流の<制圧マルス>は<エリス>と<中継の3cマルス>が無くなることで序盤のオーブを守る選択肢が減った印象。青型は選択の幅が狭くなった。
リズ

最近の大型大会では見かけないが日本一決定戦に出場した主人公。リズヘンリーは代名詞。メイン上級が使用不可となった。
チキ

相手によっては乗り先を変える<5cチキ>無し。赤青はハンデス手段<3cヘンリー><1cヘンリー>に<ジェニー>を拾える<マリア>などで弱体化。青紫型は変化が少ないが環境的に逆風であると感じる。
カムイ(男)

英雄王グランプリにて優勝した通称カムオボロの主力である1cが全て使えなくなる。特に、白の竜人の紋章である<1cカンナ>の存在が大きい。
カムイ(女)

<3cノノ>と<1cレオン>は痛い。ノノについては代用とまではいかなくても<4cノノ>がいるにはいるが、射程1-2の戦闘力40で1cカムイ女の戦闘力を上げるレオンの代わりはいない。近頃は見なくなっているが<炎刃カムイ女>型も使えなくなった。
エリーゼ

誰もが一度は苦しめられたであろうエリーゼ主人公。前回の日本一決定戦にもいたが、メイン上級が使用不可となった。
キヌ

こちらも第2回日本一決定戦にて、準優勝をおさめた主人公。メイン上級が使用不可となった。
アイク


貴重な射程1-2の中継点が無くなったため、序盤の被弾を防ぐ手段が減少。
ガウェイン(グレイル)

アイク同様に中継点が無くなったため、序盤の被弾を防ぐ手段が減少。
オボロ

カムイ(男)同様に主要な弓が無くなる。また、暗闇オボロも1cの暗闇の紋章が全て使えなくなり実質消滅。真ん中のポテンシャルは高いため、中速ビートの道はある。
影響が少ない主な主人公
1-4弾のカードが無くなってもほとんど、影響が無いのは?
紫色の主人公全般
制限に含まれておらず、全てのカードが使用可能である。特性上単色で完結することが多いので影響は少ない。(例:ゼフィール、アル、エフラム、ジストなど)




黄色の主人公全般
紫色同様に影響は少ない。(例:リーフ、エルトシャンなど)


サナキ

<4cセネリオ>と<4cエリンシア>が無くなっているが、ほぼノーダメージに近い。(個人的には、<3cシェイド>が環境にいたら無色と一緒に入れて試したかった)
地区予選で多いのは紫主人公(ゼフィール)

影響を受けずに様々な主人公が存在する紫主人公が、地区予選で最も多く使われる主人公であると予想できる。
特にゼフィールは苦手だった白の速攻がいなくなり、誰が使っても一定の強さと運による戦局の覆しがあることで堂々の環境トップへと登り詰めている。 支援10とは言え、<アル>や<エフラム>にも採用されるケースは多く、ゼフィール環境と言っても過言ではないだろう。
ゼフィールを追って、他の紫主人公や<サナキ>、<リーフ>といった主人公が多く見られる。
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