今回は6月28日に発売する最新弾『炎と鋼と想と哀と』封入のカードについて、
現段階でのレビューを執筆いただく企画の第1回です!
今回は近松さん編です!ぜひご覧ください!
5cリン
【カード紹介】長き旅で少女が得たもの...それはかけがえのない仲間たち! ブレイドロードとなったリンは精霊を宿した剣を手に、最後の決戦に挑みます。倒すべき敵は強大無比...でも、私は一人じゃない! 彼女は仲間と力を合わせ、大陸の平和の為に戦います!(Illust:鈴木理華) #FEcipher pic.twitter.com/YRS22ZAU8N
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年5月25日
出撃コストが5cになったリン。CCSで主人公に対して神速回避ができない攻撃が可能になり、またターン中に相手のオーブを破壊していたら手札から無償で紫のユニットを出撃できます。支援スキルは前回の<4cSRリン>のものと逆で、裏向きの絆を参照します。
リンを主人公にすればCCしたターンからオーブを積極的に割りに行くことが可能であり、ユニットの踏み倒しも狙えます。先行でリンCC→相手主人公に攻撃で撃破→<ニノ>や<ルーテ>、<エリウッド>など高性能ユニットをいきなり出撃させるだけで圧がかかりそうです。
紫には竜人の紋章を持っているカードが2種類あるので、序盤に低コストを並べて竜人の紋章狙いで総攻撃し運よく絆ブーストに成功した場合、CCの遅さも気にならなさそうですね。この手の主人公は、油断していたら一気に詰められる可能性が十二分にあり得るので、新弾環境では警戒しておきたい主人公の1人。簡単にアドは稼げないものの、踏み倒しによってテンポは抜群に良いです。
支援力は裏向きの絆の数なので悪くない数値が期待できそうです。やはり絆は使ってなんぼのゲームであるので、ゲームコンセプト的にもマッチしている支援スキル。絆を積極的に裏返すデッキに支援力目的で採用しても面白いかもしれません。
また、その支援力のおかげでデッキのサブアタッカーとしても採用しやすいです。<ナバール>や<ワユ>の横でオーブを確実に破壊した後に、踏み倒しも狙えます。色々な場で見かけることとなりそうなカードですね。
3cニニアン
【カード紹介】「遭逢」とは予期せぬ巡り会いのこと。謎の男たちに狙われ、連れ去られようとしていた少女ニニアン。彼女は偶然通りかかった公子エリウッドに助けられます。それはまさに運命の遭逢。そして、そこからエレブ大陸を揺るがす壮大な物語が始まるのです。(Illust:とよた瑣織) #FEcipher pic.twitter.com/JXxQRTNqLe
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年5月24日
<7弾SR>と同コストですが、こちらは竜石持ち以外のユニットを絆1裏で再行動させることができます。また、絆が6枚以上の場合にニニアンを裏向きで絆ブーストを行える支援スキルがあります。
絆1裏による再行動は<3cオリヴィエ>や<リュシオン>などが存在しますが、紫にも登場。先述のリンでオーブを破壊した後にニニアンを出撃させてもう一度リンを攻撃させる......といったコンボも狙えます。支援スキルは現状やや使いづらいですが、6ターン目に<3cファ>か<3cミルラ>を出撃させて何かしらの手段でニニアンを支援で捲れば絆を利用するスキルを使っても戦闘力で80が維持されます。その2枚を対象にニニアンのスキルが使えないのもネックですが......。
単純に絆1裏再行動は強力ですね。支援力に目を瞑ればコンボやビートに狙えそうです。
5cエリウッド
【カード紹介】平和を願う熱き想いが、今、烈火となってほとばしる! 伝説の剣デュランダルを手にしたリキアの公子エリウッド。その新カードが新型スキル「インクリーズスキル」と共に、第13弾に登場です! 戦場を駆ける紅蓮の勇騎士...その活躍に期待ください!(Illust:鈴木理華) #FEcipher pic.twitter.com/CiXM4lA5RB
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年5月27日
新SRのエリウッドも5c。常時、エリウッドを除いた前衛の味方を+10するパンプ能力と、エリウッドの戦闘力以下の敵を移動させるスキルを持ちます。支援スキルは絆1裏で繰り返し使用することができるISで、戦闘ユニット以外の味方と敵の移動が可能となるスキルです。
目を引くのはやはり支援スキル。不滅の友情というスキル名が良いですね。
支援20で天空の紋章とシンボル縛りの無い計略の紋章を持ち合わせているのは破格の性能です。特に計略の紋章が何故シンボル縛りは無いのかがよくわからない......トップに積んでもよし、素捲りでも嬉しいことの多い支援スキルです。高い支援力を期待できる旧5cエリウッドと同じ名前であるのは積みづらくしている目的なのでしょうか? 正直、デッキに共存してもいいくらいには支援スキルへの評価が高いです。
前衛パンプは相手のターンでも適用され、エリウッドが後衛にいてもパンプが続きます。移動スキルも戦闘力とターン1以外の制限は無し。使いやすく強い便利カードという印象ですね。
セーラ
セーラが唱える祈りの言葉。「誰も死なずにすみますように...みんなを助けられますように...そして、ご褒美をもらえて、食事が豪華になって、みんなが私にひれ伏しますように!」 その自由奔放な願いは、敵も味方も振り回し、戦場をかき乱します!(Illust:クロサワテツ) #FEcipher pic.twitter.com/ByEYHoxxk3
— ファイアーエムブレム0(サイファ)公式 (@FEcipher) 2018年6月1日
1cのセーラの顔が可愛い。4cの称号も作中のBGM名にちなんでいて嬉しいです。
自分のターン中に支援した紫のカードを1回だけ手札と入れ替えることができます。地味なスキルに見えるかもしれませんが、紫単デッキや紫の比重が多い紫主人公にとって非常に便利なスキルだと自分は思っています。
支援失敗もスキル誘発タイミング上ケアでき、回避を回収しつつ支援を手札からやり直すことが可能です。デッキの中から支援で捲れて欲しいカードが手札に来てしまっても無理矢理支援を入れ替えることができ、活躍の幅が広いカード。手札に欲しい紫のカードをそのまま回収する動きも強いです。
<4cニノ>とつい比較してしまいますが、必ずしもニノと入れ替えを考えるカードかと言われるとそうでもない気がします。寧ろニノと共存させて4ターン目の出撃を厚くしても良し。ニノと違う点では戦闘中に支援の入れ替えを考えることが出来ることが挙がります。ただニノの場合はドロースキルもあるのでそれと比較すると確かに見劣りはするかもしれません。
しかしそれでも紫単デッキを使っている人には是非採用してほしいカードだと思います。特に<アル>主人公はアルの支援失敗が多かったり、手札にアルが多くなりすぎてしまうという悩みを抱えていますが、セーラがいれば支援失敗を運命の紋章に変更し、アルをデッキに仕込むことも可能です。
敵の支援失敗の際に必殺攻撃できないスキルもありますが、何試合も行っているとこれに助けられるシーンもあるかもしれません。インパクトは薄いものの、どこかで助けられることがあるかも?
【担当】
以上で今回のレビューは終わりです!近松さんありがとうございました!!