
「新レギュレーション56人のデッキレシピから見るデータ分析」④
カード採用人数(3/3)
「新レギュレーション56人のデッキレシピから見るデータ分析」③から引き続き各主人公ごとの採用数から分析していきたいと思います。
データ分析結果はこちら
主要な主人公の分析
以下は主人公分布で上位だった主人公の各デッキごとに限定した集計結果の分析になります。ゼフィール
また黄をタッチではなく3種9枚以上採用された方が1名となります。
戦績は5-2以上の方が6名もいて環境トップの強さを誇っています。
採用率上位のカードは以前より大きな変化はないように見えます。
<悠遠なる未来に向かって チキ>や<混沌に迫る稀種蒐集 ニーヴ>の採用は構築の個性を見いだせるところかもしれません。
本大会でも多数上位入賞を果たした<ゼフィール>主人公、2020年も彼が大暴れすることは間違いないでしょう。
セリス
実質セリス専用サポートとも言える<愛に生きた魂 シグルド>は8名全員が採用。
<清光の雷姫 ティニー>の採用が多いのは早い段階で絆を使えるカードという意味合いでしょうか。
主人公に注目してみると1cセリスについては6名が<光の血を継ぐ者 セリス>、
2名が<グランベルの光の公子 セリス>を採用しています。
また<光の救世主 セリス>の採用有無も意見が分かれそうなところです。
最新弾の追加にて頭角を現してきたセリス主人公、今弾の流行デッキとしてよく見ることになりそうです。
リーフ
19弾カードでは<聖者の裔たる光女 ユリア>、<蘇りし風 レヴィン>が全員採用。
また強烈な妨害カード<暗黒を宿す皇子 ユリウス>も採用率が高かったです。
個人的に目を引いたのが1cリーフを<レンスターの光 リーフ>に据え、1cセリスを採用する構築。
序盤からリーフが50受けできる上、セリスが生き残ればそのまま<父に捧ぐ勝利 リーフ>のコストにも出来るのが強そうです。
黄のカードが増える度に着実に強化されるリーフ主人公、今後とも黄を代表する主人公としての活躍に期待です。
サナキ
<悠遠なる未来に向かって チキ>採用の緑紫黄無の4色構築がベース。
それに加えさらに赤を入れた型が1名となります。戦績は4-3が2名です。
<ついにドラゴン! エマ>、<竜の国の王子 クルトナーガ>、
<赤心の神竜騎 ジル>などが入った型は最新の構築の主流を感じさせます。
19弾のカードでは<セイロス聖教会の大司教 レア>の採用も。おそらくは<リーフ>などの退避から出撃系の対策と思われます。
<次代の竜鱗の王 クルトナーガ>で拾える点も良さそうです。
全盛期に比べるとサナキにとって苦手な相手が増えてきている印象ですが、なおも環境上位として意識しておきたい主人公です。
エーデルガルト
また4名は覇道を征く皇帝 エーデルガルトが主軸のようですが、
1名は神に刃を向ける者 エーデルガルトを主軸としたデッキのようです。戦績は5-2が1名です。
型がバラけてはいますが、<眠れる紋章学者 リンハルト>、<はじまりのもの ソティス>、
<炎をその身に宿せし者 ベレト>などの汎用性の高いカードはやはり採用率が高いです。
19弾のカードでは<好奇心旺盛な乙女 フレン>を3名が4枚採用している点に注目しています。
まだまだ発展途上で決まった型のない主人公ですが、今後の研究の結果が楽しみです。
クロイさんありがとうございました。
大会の結果や上位デッキは新黒い会Twitterにて紹介されています。
19弾の発売をうけてデッキの模索されている状況で、
今後どんなカードが評価されていくか楽しみですね。