8/3(水)「BCF2016 入賞デッキレシピ考察 その5(東京編)」 | ChaosTCG|カオス | トレカ通販・買取ならカードショップ -遊々亭-

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8/3(水)「BCF2016 入賞デッキレシピ考察 その5(東京編)」

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by あんずはピポサル

お疲れ様です。あんずはピポサルです(・人・ )


■はじめに
アップデートスリーブの発売で一気に研究対象が増えましたね!
直近に大規模な大会が控えている訳ではないので、この時期に色々と研究したい所です(・人・ )

個人的なお気に入りは IS<インフィニット・ストラトス> と魔弾の王と戦姫です。
IS の方は既に何度か大会で使っていますが、魔弾の方はあまり使っていないので、もうちょっとどこかで使いたいですね(・へ・ )


■BCF2016 入賞デッキレシピ考察 その5(東京編)
今回も入賞デッキレシピについて簡単に考察をしていきます。
今回は東京地区決勝の入賞デッキレシピになります。

○環境の傾向
BCFシーズンも後半になり、駒が出揃ってきたため、露骨な相性が浮き彫りになった地区でした。

ここまで来ても尚、『もふもふバンド「シャロ」』がトップメタであることは揺るぎないですが、それを食い物にして『設計図との悪戦苦闘「リンネ・オハラ」』や『プリンセスジェイドグリーン「洩矢 諏訪子」』が台頭してきました。
どうしてもバトル時に相手のパートナーと接触してしまうため、そこでひなたぼっこ互換や翼人互換、先防や舌切りを合わせられてしまうのがシャロにとって負けパターンです。

シャロ.jpg今期は飽きるくらいこのカードと付き合ってきましたね。。感慨深いです(・人・ )

しかし、リンネや諏訪子はシャロに比べると除去が乏しく、『"チマメ隊"「チノ」&「メグ」&「マヤ」』のような特殊な攻めを持ち合わせておらず、『運命に抗う執念"ラボメン"「岡部 倫太郎」』に対しては100回やって1回も勝てないほどの相性の悪さです。

そして、件の岡部はシャロに対して相性が悪く、チマメ隊のバルハルテキスト下でもガードに参加できるフレンドを用意しつつ複数の貫通を受けなければならず、仮にそれらを止めたとしても回収が止まらないと降り幸などの有効札を延々と拾われ続けるため、余程の事がない限りはシャロに分があります。

リンネ.jpg環境の一角。諏訪子と共にシャロに対して圧倒的な強さを誇るパートナーですが、岡部に対しては無力。。(;人; )

この3すくみの関係がトップメタ(いわゆるTier1)で、そこに『冒険者「カズマ」』が加わってきたというのが東京の環境でした。

他には依然として一定の人気を誇る緋弾のアリア全般や仙台で結果を残した『みんなのお姉ちゃん「モカ」』、何故か知りませんが常に懸念されている(...)『もうひとりの天才"ラボメン"「比屋定 真帆」』などがなどがちらほら居ましたが、結果はあまり奮わなかったようです。
(優勝は高千穂ですが...)


○入賞パートナー(Aブロック)
優勝 友情無罪「高千穂 麗」
高千穂.jpg幾度も入賞を飾った高千穂ですが、ついに優勝を果たしました。
専用フレンド2種+OS固有エクストラによる盤面完結は環境が進んだ今でも十分強力です。

レシピは環境を考慮してか、パートナーに補正の掛かるセットは外し、通信機互換(回収メタ+焼き3減少)のようなメタに寄せたり、先制防御付与や棄権互換のような受け札が多い印象を受けました。
個人的にはキャラ配分が気になりますが(『"パーソナル・アーセナル・アーマー"「水蜜桃」』の有無や『むき出しの嫉妬心「佐々木 志乃」』と『"水着"の「愛沢 夜夜」&「愛沢 湯湯」』の枚数など)、概ね意図が理解できたため、納得はしています。

ちなみに、パートナーやレシピとはあまり関係ないですが、このAブロックの決勝戦は一悶着どころか二、三悶着ありました。

・ダメージで山札をめくっていた際、パートナーが見えた所でさらにもう1枚下までめくって見えてしまう(しかもそれもパートナー...)
→お咎めなし(巻き戻し許可)

・エクストラデッキの『My dear friend「高千穂 麗」』を使いきっていたにも関わらず、コストを払ってエクストラ宣言
→お咎めなし(巻き戻し許可)

・棄権で起こしたキャラが戦闘した相手にダメージを与えている
→戻せないのでお咎めなし(そのまま続行)

・『麗の取り巻き「愛沢 夜夜」』(リベンジの方)が裏の状態で『麗の取り巻き「愛沢 湯湯」』(貫通の方)がバトルに参加し、先制攻撃を失っている事を忘れてバトル相手と戦闘してお互い裏に
→プレイミス。。このターン、高千穂のみを表にしてエンド(;人; )専用は2面とも裏。。

・開始30分経過時点で先攻3ターン目までしか進んでおらず、お互いに20枚近くの山札が残っていた
→お互いに時間を掛けていたのでお咎めなし(注意なし)

・結局、先攻4ターン目のバトルフェイズで時間切れ。しかもこの時点で後攻(高千穂)側が山札の枚数で勝っており、ターンが来れば勝ちの状態で、先攻(一夏)側のアタックできるキャラが残り1体のみで実質その場でゲーム終了。
→ノーコメント。。

...等、お互いにプレイミスや処理ミスが目立つ試合でした。
全国権利の掛かった最終戦に落ち着いてプレイしろという方が無理な話ではありますが、かといってそれがプレイミスをしても許される言い訳にはなりません。
テンパった時に冷静な状態を取り戻すのも大事な技術だと思わされた試合でした(・へ・ )


準優勝 ヒーローの否定「織斑 一夏」
一夏.jpg準優勝はまさかまさかの一夏です。
この時点ではアップデートスリーブによる追加はなかったため、10ヶ月近くプールが変わっていないOSになります。。
それでもここまで勝ち上がって来たプレイヤーの実力・デッキパワーは間違いなく本物です。

明らかに不利な『運命に抗う執念"ラボメン"「岡部 倫太郎」』と2回もマッチングしていますが(『過去への跳躍"ラボメン"「椎名 かがり」』や『未来からの復讐者「天王寺 綯」』で主力のフレンドが無力化され、相手のフレンドを裏にする手段が殆どないのでスキル無効や全体貫通無効がどうしようもない...)、『サマーバケーション「セシリア・オルコット」』(乱入やカードの効果による登場キャラをレストに)を駆使し、見事に打ち破っています。

レシピについては特に目新しいものではないですし、件の決勝戦では色々ありましたが、ここまで勝ち上がった実力と準優勝という結果に賞賛を(・人・ )おめでとうございます!


3位 アークウィザード「めぐみん」
めぐみん.jpg3位には OS:この素晴らしい世界に祝福を!から、めぐみんが入賞しました。
めぐみんの特徴は専用イベントの『爆裂魔法』を使った大規模な焼き+ドローと、専用フレンドの『めぐみんに付き合う「カズマ」』が叩き出す高威力のダメージです。
パートナーがアタックできなかったり効果によるドロー枚数が選べなかったりと不自由な部分が多いですが、入賞レシピはそういったリスクも補った形に仕上がっています。

特にダクネスネームの使い方が素晴らしく、序盤は『めぐみんに絡む「ゆんゆん」』(専用フレンド。中央にスキル無効付与)と『あの夜のこと「ダクネス」』(スキル無効+直ダメ)、自身のルックによる強固な受けで盤面完成まで耐え、中盤は『隠せぬ興奮「ダクネス」』(早苗単体。復帰+2ドロー)で復帰と手札を補い、終盤には『デュラハン討伐の報酬「ダクネス」&「アクア」』(2減少オール)の減少シュートにスイッチするという動きが明確にイメージできます。

めぐみんは専用イベントの性質上、オートレベルアップの上からダメージを入れることが難しい反面、多面裏にした状態でバトルに入るため、必ずオートレベルアップまではもっていけます。
そのため、序盤は耐えてから、中盤以降にフレンドが並ぶ+めぐみんのレベルが上がってから『爆裂魔法』を撃ち始める方が素直です。
専用フレンドのカズマも3面以上並んではじめて貫通を得るので、そういった意味でも3ターン目から本気を出すこのレシピ・コンセプトの完成度は流石ですね。

『冒険者「カズマ」』に人気が寄っているOSですが、めぐみんも十分に勝ち進めるパートナーということが証明された結果だと思います。
入賞おめでとうございます!


4位 設計図との悪戦苦闘「リンネ・オハラ」
リンネ.jpgのサムネイル画像4位にはリンネが入賞しました。
仙台から続けて入賞しているパートナーで、スペックの高さが伺えます(・人・ )
ただ、ここまでの成績が 2位/4位/4位 とイマイチ勝ちきれていないのが気になります。。

レシピは今までの入賞のものとは少し毛色が違うものの、狙いは明確で威力も申し分ないです。
『職務質問「播守 太郎」』+『裏切りの魔女「サラ・ガーランド」』の岡部にも強く、見る相手さえ絞れば苦手も克服できるよい例です。
(それでも大分厳しい事に変わりはないですが...)

改めて掘り下げる事もありませんが、まずは4位という結果に賞賛を(・人・ )入賞おめでとうございます!


○入賞パートナー(Bブロック)
優勝 運命に抗う執念"ラボメン"「岡部 倫太郎」
岡部.jpgBブロックの1位はなんと今期3回目の優勝となる岡部です。
シャロ以外にもカズマや比屋定などの苦手なパートナーが多く存在する中、それらを掻い潜って優勝したのは流石の一言です(・人・ )

構築については細かい違いこそあれど、基本的に岡部自体の方向性は変わらないため、改めて掘り下げる事はないかなと思います。
強いて言うならキャラやイベントの配分が細かすぎてそれぞれの意図を読み解くのに時間が掛かりました。。(そして結局、何を意図していたのかが読み解けなかったので感想も書けず...)

また、エクストラデッキの『"ラボメン"浴衣の「椎名 まゆり」』は OS:ニトロプラスのセットしか回収できないため、OS:科学ADV の『マウンテンビュー』は回収することができません。
これは明らかな構築ミスですが、それをものともしない岡部のスペックやプレイヤーの手腕、そしてマッチング運などは、すべて総合して優勝に相応しい"実力"です。
まずは優勝という結果に賞賛を(・人・ )おめでとうございます!


準優勝 プリンセスジェイドグリーン「洩矢 諏訪子」
※画像はありません。。

準優勝は諏訪子です。
冒頭でも述べた通り、シャロには強いものの、岡部には逆立ちしても勝てないパートナーで、件の決勝戦も岡部側の圧倒的なワンサイドゲームで、試合になっていませんでした。。
岡部も諏訪子も相性によって左右されがちなパートナーなため、最後まで苦手なパートナーを潜り抜けた岡部が優勝し、最後の最後でどうしようもない相手を踏んでしまった諏訪子が準優勝という結果になったのだと思います。

レシピは『舌切雀 大きな葛籠と小さな葛籠』(トップの種類当てクイズ!外すとターン中の断金付与)を減らして『夜雀 真夜中のコーラスマスター』(振り幸互換)を増やしていたり、キャラを大幅に削っている割にはそれに見合ったリターンが感じられない等、疑問が残る部分が多かったです。
それ以外についてはオーソドックスな内容で概ね納得できました。やはりシャロのような接触する相手に対しては圧倒的に強そうなキャラ/イベント郡ですね...(・へ・ )
入賞おめでとうございます!


3位 アークプリースト「アクア」
アクア.jpg3位には仙台地区に引き続きアクアが入賞しました。
圧倒的サイズを軸に、除去やメタのバランスがよいパートナーです(・人・ )

レシピは仙台優勝のものから大きくは変わっておらず、これ自体が安定したレシピと言えますね。
ただ、イベント選びについては疑問が残る部分も多く、これについては仙台感想の際にも書いた通りです(・へ・ )

とはいえ、連続して入賞したアクアのスペック、それを活かすこのレシピ、そして使いこなしたプレイヤーの実力は間違いなく本物です。
入賞おめでとうございます!


4位 前向きムードメーカー「ココア」
旧ココア.jpg4位には旧ココアが入賞しました。使用者は我らが遊々亭ブログチームのチョネさん!
珍しいパートナーですが、レシピについては以前、チョネさん本人から見せて頂いた事があるため、コンセプトはすぐに理解できました。

狙いはごちうさらしくガード不可ですが、シャロのような頭減少+チマメ隊以外にも『神出鬼没「青山ブルーマウンテン」』を使った耐久減少によるシュートも可能です。
青山テキスト1回目→単体エクストラ+解除で2回目→『まだまだ私と踊ってもらうよ』で再登場から3回目→青山戻して『レトロモダン「千夜」』乱入→青山通常登場から何らかの方法でドローして4回目。
ここに千夜の2減少オールが入るため、実際にはなんと14減少!
この減少をすべて相手のパートナーに与えるとオート後にも表にならないため、シュート時の威力ははかり知れません。。

実際には足りない打点は『トラウマ』の3点で誤魔化せるため、ここまでの威力を出さなくても十分な程です。
『マスターのおしかり?「青山ブルーマウンテン」』を叩く関係で『ココアを鍛える「マヤ」』(リベンジ単体)が使えませんが、代わりにココア専用リベンジである『もの知りウェイトレス「シャロ」』(リベンジ+1ドロー。謎のパワカ...)が存在し、ココアの強みを存分に活かしたデッキと言えます。

得意・不得意な相手はシャロに近く、シャロの防御をすべて攻撃に振ったイメージですが、何より予選で被らないデッキ選びが素晴らしいです。
(名古屋地区では増えたようですが、それはまた別の話。。)

入賞おめでとうございます!


○総評
環境終盤ということもあり、環境デッキに対するプレイヤー全体の理解度が高かった故に"一周回って"岡部や高千穂のようなパートナーが優勝を飾ったのではないでしょうか。
一夏の準優勝もあり、何が勝ってもおかしくない環境でしたね。。これぞ魔境!!


今回は以上です(・へ・ )お疲れ様でした。

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