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第三十回「手札の読み方」 | ChaosTCG|カオス

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第三十回「手札の読み方」

posted

by あんずはピポサル

お疲れ様です。あんずはピポサルです(・人・ )

■はじめに

気付けば2016年も6月に突入。もうそろそろ1年も半分ですね。。
残り半年で今年の全国決勝かと思うとソワソワしてきます(;人; )私も全国決勝に出たい!
今年も頑張ります!!(・へ・ )

■手札の読み方

今回は読みの基準になる行動や内容について書きました。
特に「手札コスト」と「ドロー」という当たり前な行動について掘り下げて書きました。

手札上限や手札コストがある以上、どれを残してどれを捨てるかの取捨選択は常に考えなければならないです。
そんな時に判断基準になるのが「読み」です。

ChaosTCGの行動はある程度パターン化されているので、「××してきたから○○だ」という判断が付けやすいです。
なので、この読みは経験則から来るものが多いです。
(状況から判断できるものもありますが)

今回はそれについて考えていきます。

○手札コスト

ChaosTCGはあらゆるカードにコストが伴います。
手札コストが入っていないデッキは有り得ませんし、ゲームを通して手札コストを一度も払わないゲームも有り得ません。
なので、ここから手札を読むことは基本中の基本になります。

特に重要な判断ポイントになるのがキャラです。

RR想いの奇跡「芳乃 さくら」


イベントやセットに比べると、エクストラへの派生やキャラ同士の繋がりなどから推測できる要素や判断基準が多いです。

また、ゲームを組み立てる上でキャラの優先順位はイベントやセットとは比較にならないほど重要です。
なので、まずは「手札コストでキャラを切った時の意図」を読みます。

・キャラが被っている

序盤はこれが一番ありがちな理由です。
むしろこれ以外にキャラを手放す理由はないといっても過言ではありません。

キャラが止まればほぼ敗け確定なため、最優先でキープするであろうキャラを手放しているのですから、そこから残りの手札を読むことは可能です。
1種では影響が低いですが、2~3種見えた場合には手札だけでなくデッキ構成すら見えてきます。

序盤にキャラを切るというのは、それだけ多大なリスクを背負っているのです。
特にエステル互換や項羽互換のようなタイミング次第ではゲームを決める力を持ったフレンドは、敢えて隠すプレイングも重要です。

R望む将来「エステル・フリージア」 U覇王「項羽」

・別のキャラを持っている

これは中盤にかけて有効な考え方です。
例えば、盤面にフレンドが3体出ている状態で、盤面には出ていない4種目のフレンドを切った場合はどうでしょうか。
有効なキャラであれば被っていると判断できますし、影響の低いキャラであればそれ以上に有効なキャラを持っていると判断できます。

Rバスジャック事件「遠山 キンジ」


相手のOSやパートナーがわかっていれば、5種目のフレンドを判断するのは容易です。
その情報を基に先手を打てれば完璧です。

・キャラを切っても問題ない状態になった

終盤はこの判断基準が効いてきます。
フレンドが4面埋まるとキャラの価値は一気に下がるため、単体エクストラなどのコスト用に残す以外はほぼすべて不要になります。

なので、このタイミングでキャラを切り始めたることは自然と言えます。
逆にそのような状態で有効なイベントを切ってきた場合、相手の手札は強いと読めます。
(優先順位が一番低いカードがイベントなため、キャラのようなもっと優先順位が低いであろうカードは手札にない)

Rうたたね


判断の理由や基準は様々ですが、行き着く先は「ゲームの勝利」です。
これに向かうかどうかが最大の判断ポイントです。
至極当然な事ですが、これを意識できてないと何が正しくて何が誤っているのかの判断が付きません。

■ドロー

ドローの有無は些細なことに思えますが、ここにも情報が詰まっています。
特にハンド枚数が上限に満たない場合のドローの有無は違和感の塊です。

・直前に山札の上を見ている

ドローを放棄したターン、直前にルックしているなら、パートナーを仕込んでる可能性が高いですし、そうでないなら山札にパートナーが眠っていると読めます。
よくある3ルックにはドローが任意のものと強制のものがありますので、どの互換がどちらなのかは正確に把握しておきたいです。
特に任意の場合、アタックドローの有無と同じ意味合いを持つため、見逃しは禁物です。

R幸せいっぱい「御厨 陽葵」


逆に自分が3ルック等でパートナーを仕込んだ場合は、ぱっと見は不自然にならないようにすると仕込んだパートナーが読まれづらいです。

例えば、攻め札を撃てば1パンで抜ける場面で敢えて使わず手札を7枚のままバトルに入り、アタックドローはせずに2パンして抜きにいくプレイング。
手札が7枚であればアタックドローをしないことに不自然さはないので、相手に読まれづらいです。

まあ、勘のよさや経験則から違和感を覚える相手も居るとは思いますが、その方は相当な手練れですね。。

・ゲーム終盤

ゲーム終盤になってくると、オートレベルアップ1回でゲームの勝敗が決まったり、手札1枚の差で攻め札や守り札が撃てる・撃てないの差に繋がったりと、わずか1枚のドローが試合を左右することはしばしばあります。
ゲームの結末を左右するような重要な行動に意味がない訳がありません。つまり、ここからも色々と読むことができます。

終盤にドローした場合に考えられる理由は

[1] 守り札・攻め札が引きたい
[2] 手札コストが欲しい

の2つです。
いずれにせよ、オートレベルアップ以上に価値のある守り札はないので、引いたらまずパートナーを引いている事を疑います。
例外は『溺れる魚』や『勝利の温泉』のようなオート1回を越える価値を持った守り札があるOSで、それらに限ってはドローをして手札コストを用意する動きも有り得ます。

PR溺れる魚 PR勝利の温泉


反対に、ドローをしなかった場合に考えられる理由は

[3] パートナーを引きたくない
[4] 山札を1枚も減らしたくない

の2つです。
ドローをした場合とは反対に、パートナーは引いていないと読めます。
もしくは1枚ドロー=直ダメ1点分と考え、不要なドローを抑えている可能性も有り得ます。

ここまではあくまで判断の基準の話であって、必ずしも読み通りにいくとは限りません。
パートナーは引いていないものの、オートレベルアップだけでは守りきれないような場面を想定していたのなら、パートナーを引くリスク覚悟でドローをして、守り札+オートレベルアップで捌くプランも有り得ます。

挙げた例はあくまで一例です。これが全てではないです。
理想は都度、理由を付けて判断することですが、こればかりは相当難しい話です。。
一朝一夕では身に付かないので、たゆまぬ努力(と言う名の思考と実践)が必要です。

■おわりに

今回は手札の読み方について書きました。

とりわけ大事なのは合理的な理由・基準です。
理由や基準のない判断でゲームに勝利したとしても、その勝利に価値はないです。
また同じ場面に出くわした時に、次は敗けるようでは意味がないからです。

あらゆる行動に「××だから○○だ」という理由付けが出来て、そこで初めて勝ちにも負けにも価値が生まれます。
どういった内容の試合であれ、そういった意識をもって臨めればベストかなと思います。


今回は以上です(・人・ )お疲れ様でした!

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