
「霧雨 魔理沙」ファイナル
ご挨拶
まいど!からあげです。今日はクーポン配布で生まれたハイパワーデッキ 東方混沌符「霧雨 魔理沙」ファイナルの解説記事です。
魔理沙は大阪地区で使用したのですが自身で全国使う可能性があったのとめんどくさかったので書いてませんでした。(正直)
今後chaosの大会がある際には参考にしていただけると幸いです。
2019年最終期環境ではシャロと並んで二強ともいえる中央です。 <アインズ>、<あやせ>のように突き放したような二強ではありませんがこの二つのデッキを前提に環境が動いていたかと思います。(個人差あり)
というわけでデッキレシピです。
デッキレシピ
東方混沌符「霧雨 魔理沙」ファイナル
キャラ
計24枚
イベント
計18枚
基本的な戦術は全部裏返して中央の連パン込みで序盤からたくさんアタックする、ただそれだけなのですが従来のデッキと違い、連パンのタイミングが早いためものすごい速度で相手の山札を溶かすことができます。
またモモンは相手と接触しないといけないといった制約もあります。
ですが、魔理沙は違います。後手を取ってセットさえ引けば1ターン目から連パンが可能です。さらに霊夢ネームを引いていると焼き払って無人の荒野を駆け抜けることが出来ます。
さらには<コンディションドテレポート>という最強アイテムもありますので攻めの強さが尋常ではありません。
さらにココアやモモンとの違いとしてあげるならば東方混沌符であるが故の空中受けがあげられます。
お決まりのコンディションドテレポート+登場時復帰(今回は霊夢ファイナル)に加えて、2016年を思い出す<萃まる夢>+<舌切雀>のパッケージも採用されていてそもそも中央を裏とってこないデッキに対してはかなりの防御性能を持っています。
弱点としましては中央がEXになるため<振り幸>に弱く特に2パン目の前にあてられると確定で止まります。
がそもそもとして一回殴っているのでダメージは入っていますからさしたる弱点でもないなと思います。
軽い解説はここまでにしてカード紹介行ってみましょう!
採用カード紹介
・東方混沌符「霧雨 魔理沙」ファイナル
テキストだけ読むとあんまり強くなさそうに見えるのですが(僕は見た時あんま強くないと思っていました)カードごとの噛み合いが素晴らしく、絶妙なハーモニーを奏でています。
一見するとバトルセット割で連パン阻止できそうなのですが<コンディ>+<文>で解決順を文からにすると中央の効果を解決する時にセットがついているのでスタンドしたり、そもそも<希望の面>と<風祝の支援>を同時に二枚割らないと連パンしてしまう等阻止されづらいです。
三枚公開のテキストはめったなことでは使いませんが<雄二>の攻めのターンに全焦土にして打点があまり抜かれないみたいなパターンを作ることも可能です。
・萃まる夢「伊吹 萃香」
というわけで2016年やってた人には懐かしの超絶パワーカードです。
<西行春風斬>というノーコストイベントが増えたおかげもあってセット割りも除去も受けも水増ししたい放題です。
<苗>とも相性が良く乱打することによって相手の控えを掃除したり受け面を減らしたりとかなりの有能ムーブ。
三手目が<レミリア>、<萃香>みたいな盤面でスタートする際に、一体目誘発させた後に再度登場しなおすなど出し直す機会が多めなので四枚です。
・東方混沌符「レミリア・スカーレット」
まあ入ってるよね的な。
紅魔館を捲る目的として採用されているが<霊夢ファイナル>でもめくれるため一枚削って三枚採用。
・東方混沌符「博麗 霊夢」夏祭り
中央がEXになりまくる関係上、ターン1とはいえ再スタンドは何枚あっても困らないですし、受けの起点にできるし、そもそも霊夢ネームだしと八面六臂の大活躍。
四枚から減らす理由が全くないので四枚。
・東方混沌符「博麗 霊夢」ファイナル
まあ霊夢ネームなのでEXの種になりますし、登場コストは<紅魔館>をめくることもできるしと有能。
四枚にすると過剰になるため三枚採用。
・溶けない炎天下の氷精「チルノ」
<萃香>や後述する<射命丸>との相性がよく出しなおして使うことをメインでの採用。
ショットのターンにハンドを大量消費するパターンの際には選択肢を増やしたいのでそういう時はなるべく出したいですね。
登場させる際には中央EXしてから出さないと真ん中にパンプが乗らないので注意しましょう。
毎回出したりすることを目的としていないので二枚の採用。
・東方混沌符「射命丸 文」
セットはめちゃくちゃにされやすいので予備のセットをこいつで付け直して攻めの起点にしたりします。
上記でちらっと触れていましたが行きにバトル割で割られた際には<コンテレ>で出すと魔理沙が起き上がります。
上記の状況で控えにセットがない場合はコンテレのコストでセット切って手札から<文>を出しましょう。やだぁ~便利~!
あと<霊夢ファイナル>常駐の際にはこいつが中央復帰のトリガーになったりと、書いてあるテキスト以上にいろんなものとシナジーを形成しています。
でもギリギリでいつも生きていたいから二枚。
・ChaosTCG情報局「是空 とおる」
<真夜中のコーラスマスター>のほうが相性はいいのですが<ルナ>(というか<サイネリアネリネ>)がいる環境ではイベントカードの振り幸はコストにしかならないのでこちらを採用。
ルナが少ないと思われる環境においては真夜中のコーラスマスターを採用することをお勧めします。
是空は是空でドローがついてたりするのがいいところ。
・コンディションドテレポート
・奥義 西行春風斬
なんでコストなしのイベントなんですかね...?
<萃香>でループできるのが謎のイベント。
セット割はたくさんほしいが<白玉楼>でループしたりするので一枚引けたらいいと考えての三枚。(雰囲気)
・亡我郷 -さまよえる魂-
<夢想封印>よりも優れているのは送る枚数に関係なく焼きが飛ぶことですね。
<風祝>と組み合わせて4点まで焼けたりと取り回しがききます。
地味なんですけど<月符 サイレントセレナ>よりこちらのほうがいいことが一つだけあります。
それは<白玉楼の宴>と同作品であることです。
後手の際、サイレントセレナでは作品が紅魔篇のため<博麗神社>が裏の状態で白玉楼は表にできませんが<亡我郷>であれば元々の作品が同じなため表にすることができます。
これは手札に<レミリア>しかなく<春風斬>も持っていないときに有効なプレイですので覚えておくと損はしません。
ほんとは四枚入れたいところですが泣きの三枚。
・恋風 スターライトタイフーン/恋符 ノンディレクショナルレーザー
対<シャロ>戦と<こころ>戦以外は焼きメタが二面立つことが少ないためこの本数。
・騒符リリカ・ソロライブ
相手の中央を効率よく落とせるカードでありながら足りないキャラなどを引っ張ってこれる神カード。
焼きだけ見るのであればピン6でもいいですが個人的にはキャラもって来れるのでこっち派。
対<シャロ>の時あるのとないのとでは話が違うため二枚は最低でも欲しい。
ちなみに対<レミリア>はピン6のほうが欲しい()
・こころのルーレット
<シャロ>の横にいる<エリー>を狙い撃つカード。
たまに減少解除としても使います。
用途が結構限定的なので一枚。
・舌切雀 大きな葛籠と小さな葛籠
・希望の面
セットが中央についてることが必須+複数枚張ることによってバトル割による被害をおさえることができるという二つの案件から複数枚引いても問題ないため増量。
・風祝の支援
もともと四枚だったが<ケータイ>入れたかったため減らした。
・早苗の御幣
イベント回収で柔軟性UP!
用途が限定的+ついてる時の2焼きがない(<風祝>がつよい)ため一枚採用。
・博麗神社/幻想郷の宴/白玉楼の宴/紅魔館の宴/天狗山の宴
・花風異変「博麗 霊夢」&「霧雨 魔理沙」
<春風の夢>だとコストのためにデッキの中身に別の魔理沙を採用しなければなりませんがこちらにすることでどのデッキにも入っている霊夢からショットが可能になります。
<春風の夢>だと魔理沙をバックヤードに送られてコストが払えないなんてことがありますが、こちらはそんな心配もなく手に抱えておくだけで安定して焼き払うことができます。
それから<天狗>でパージしないことで<風祝>の隠されしテキストが発動します。
紅魔館により5/5貫通を得るためサイズはそれほど変わらず前衛ガード不可とかになるので<空白>や<雄二>が前衛2枠にキャラを置いてきた場合、やる価値はあります。
今回は採用を見送ったカード
・"復刻"霊符 夢想封印
今環境ではオーバーロードは存在しないと考えていたため、採用を見送っていますがオーバーロードや<春風斬>が増えそうな環境にもっていくのでしたら何枚か<苗>と差し替えるといいと思います。
フレンドにしか当たりませんが焼きが3点なので<風祝>と中央テキストの3点を組み合わせて8まで落とせるのもたまに役立つかも。
・厄をため込む厄神様「鍵山 雛」
<振り幸>の中でもイベントが多いな?と感じた時にでも入れてください。
レベルは<天狗>と<ピン5のレベカ>で勝手に上がります。
・蓬莱の玉の枝
まあ一枚くらいならよいのでは?みたいな感覚。
決めたれやけくそタックル!
各中央への立ち回り
対シャロ
基本的に<振り幸>系列は五本以上入っていると想定されるので1パン目で比較的全力でも可。
相手のオート後にイベントを使わずちょろぬけ位を作れるのが理想。
打点で落ちた防御札を優先的にバックヤードに飛ばしながら何が飛んできても返せるような手札にしときましょう
地味に舌切りでタッチレストをよけれるので覚えておくといいかもですね。
あとは中央のテキストを保存しておいて中央VS中央の後、フレンドのダイレクトを確実に通したりといろいろやれることは多い。
とりあえず<エリー>にはキャッチされないように立ち回るのが大事。
対『 』
<コンテレ>で<文>を出せるようにすると<ステフ>が飛び出してきても一回は受けさせないようにできる。
ここで減少解除を打ってもらってから<振り幸>を投げられると相手はハンドを使うしかなくなるためじり貧に持ち込むことができます。
対雄二
つまり頭だけ上がっている<レミリア>を吸わせないように<チルノ>を登場させないほうがいいってことですね。
あとは<文>を登場しておいて頭減少を雄二にあてとくのもいい感じですね。
耐久残り2だと<ワン・ダウン>でセットごと処されるパターンがあるので生き残りたい場合は耐久3残しがいいかと思われます。
バックで死ぬ場合は<霊夢ファイナル>登場から復帰してからどつきましょう。
大体のデッキ共通なのですがパージ後の中央テキストは残したままバトルに入るのが一番強いです。
こちらの脇パンチを<真紀>でキャッチが一番嫌なので中央テキスト+<苗>でケアを怠らないようにしましょう。
対レミリア
<専用の咲夜>が焼きメタなこともあってそもそも焼きが通りずらい。
さらには相打ちをとってくる確率が非常に高いのと、そもそもサイズがでかいから落としずらい+落としても魔理沙で復帰されるとまあやりたい放題されます。
まあ当たったら速度でパなしてお祈りくらいですね。
<ルーレット>の当て方が肝になります。
こいつだけ見るなら<苗>を1枚<夢想封印>に変えて<春風斬>に対抗できるようにしておくのがいいかもしれません。
対霊夢ファイナル
速度でごり押せたら魔理沙の勝ちで3手目までに山がたくさん残ってると絶望します。
序盤は霊夢が弱いタイミングなのでそこを狙えるとベスト。
対ココア
ダメ無効系防御札があるとこ全般にいえるのですが<夢の中で>をケアして<レミリア>のパンプは中央ではなく脇に振りましょう。
焼きメタセットを積んでいることが多いのでセット割は切らさないように。
先手を取った場合は二ターン目<コンテレ>を駆使してフレンド1体で返しましょう。
後手の場合はひき肉にしましょう。晩御飯のハンバーグについてでも考えながら攻めるのがいいでしょう。(?)
こんなところでしょうか?
終わりに
というわけで魔理沙の記事でした。調整段階では26-2とバケモン勝率をたたき出した最強の焼き中央だと思っていますが、全国では魔理沙を意識してくるプレイヤーが多そう+地区より<レミリア>にあたりそうと思ったため使用しませんでした。
ですがまあ今後大会とかあれば使いそうですね。回してて楽しいですし。
こちらのデッキ意外と繊細な動きを要求されるので細かいミスをなるべく消していけたら使いこなせたも同然です!
楽しいので回してみてね!
今回はここまで!また次回をお楽しみに!