【新弾コラム】過去弾テーマに有利!!
剣獣デッキ解説
剣獣デッキ解説
はじめに
お疲れ様です。Llennです。今回は7/28発売の「原初の襲来」に登場する剣獣デッキの紹介です。
新規テーマであるにもかかわらず、既存のカードでシナジーがかみ合うものが多いことに加えて、環境上位に存在するデッキに対して有利が取りやすいデッキになっています。
今後の環境に入ることは間違いないと考えているので、ぜひ最後まで見ていってください!!!
剣獣デッキの解釈
僕なりの剣獣デッキの解釈は重疲労・トラッシュ除外・手元置きなどのメタ効果で相手の攻めと受けを妨害しながらダメージレースを行うミッドレンジデッキです。トラッシュを除外する効果は現環境流行りの「ハデス」を筆頭に「超星」「血契約」「王契約」「夜族」などの数多くのデッキにそれだけでゲームを決めてしまうほどのメタ効果があります。
重疲労は契約煌臨を行うデッキ全般に刺さる効果で、現環境だと「零契約」「造契約」「極契約」「雷契約」などのアタックによってカウントを増やすデッキに対して有効です。
手元に置く効果は契約煌臨や顕現を手元に置くことで使用不可能にすることが出来るので、新旧テーマ全般的に通りがいいことも追い風になっています。
また、今回紹介する構築は上振れによる2ターンキルを狙える構築にも成功しておりアグロも可能になっています。
様々なリーサルプランも後ほど解説していくのでそれぞれのカードの役割について詳しく見ていきましょう。
デッキレシピ
『剣獣』
スピリット
計24枚
採用カード解説
俊足の契約神ヘルメス
このデッキの核。メインステップでも使用可能な契約技を持っており、先攻後攻に関わらず安定してカウントを伸ばすことが出来るため、<テッペンバディ アイボウ>や<魔導の契約神ハデス>などの相手の攻撃に合わせてカウントを盛るデッキに対して無理して攻撃するリスクを負わないで済む点が優秀です。
受けとしての運用も除去を異なり契約スピリット/アルティメットを魂状態にしないで打点を抑えることができるのも高評価。
契約域は"このバトルの間"有効なので<覇王爆炎撃 Rv>や<氷刃血解>などの誘発除去を受けたとしてもバーストを止められることや召喚時効果を使わないでハンデスを行えることが剣獣の旧テーマに比べて差別化できていて強いです。
アタックした眷属・締皇持ちスピリットを顕現でアタックキャンセルを行い、召喚したスピリットで再度アタックすることでハンデス回数を増やして行く動きも覚えましょう。
創界神ヘルメス
剣獣デッキは秘契約のように序盤に一度マリガンできるかで動きが大きく変わることと足場を確保することを考えて採用。他のマリガンカードを同時に引いた場合には<創界神ヘルメス>の神技の優先度は最も低いです。
神域は打点を伸ばしつつハンデス回数を伸ばせることや覇王爆炎撃の破壊範囲を超えることに使うので極力コアの消費は抑えます。
勇士エウリュティオス、勇士メドーン
低コスト神託要員。カウントを盛れることが優秀で、契約域のカウント6達成に貢献します。
特に契約技を2回とこれらのスピリットを2体召喚することが出来れば先攻2ターン目からハンデスを行うことができます。
特に<勇士エウリュティオス>はハデスデッキに対して、<勇士メドーン>は契約煌臨デッキに対して重疲労を使う役割が大きいので採用する価値は非常に高いです。
知見の勇士エウドロス、英雄獣 老将タイガー・ネストール、予言獣カルカース
5コスト帯コアブ要員。フル軽減の場合は2コスト払って2コアブーストができるので無料で神託が出来ます。
ハデスデッキのデッキパワーが高すぎるので<英雄獣 老将タイガー・ネストール>も採用する必要があると考えます。
また<予言獣カルカース>、英雄獣 老将タイガー・ネストールは回復効果を持っているので<巨蟹神刀カニキリ>と合わせて複数打点を何度も出すことが出来ます。
早い段階にリーサルを決めることが出来ることを評価し、5コスト帯のカードを多く採用しています。
神火の英雄獣プロメテック・リュコス
序盤の受けの認識が大きいかもしれませんが、剣獣デッキにおいては神託を進めることによる影響が大きいです。汎用性も高く必須枠に思われているかもしれませんが、自分自身の強い動きを押し付ける動きにはならず、マリガンで引いたとして手札に腐り続けることが多いため採用枚数は抑えるようになる可能性があると考えています。
重弩の勇士レオンテウス
他のカードに比べてカードパワーは劣りますが、コアブーストを十分に行ったゲームは7コスト払って全体除去を行えることは多いです。眷属・締皇の枚数のかさ増しのために採用していますが、自由枠として扱って大丈夫です。
至高英雄獣トリスメギストス
フィニッシャー。単体で4点出せることは優秀ですが、<絶甲氷盾 Rv>を防ぐことがこのリストではできないので巨蟹神刀カニキリと合わせた3点攻撃を目指します。
特に言うことはないくらい強いので黙って3枚入れましょう。
フルアーマーケロロドラゴン
マリガンを序盤に一度行えるかどうかが鍵な剣獣デッキにおいて神託を外さないマリガン要員は本当に強いです。それに加えて巨蟹神刀カニキリも合体して回復を行えるため、3枚採用する価値もあります。
巨蟹神刀カニキリ
ハデスデッキがあまりにカードパワーが高すぎてこのカードの神域があるかどうかで、有利不利が大きく変わります。正直トラッシュ除外をするだけでは上手いハデスには勝てません。
早期にリーサルを組むこともでき、重疲労で契約煌臨デッキに対しても強く出れるこのカードは確定枠だと思っています。
つむじ風の螺旋道
5コスト帯のカードは必ずフル軽減で召喚したいので神託で回収しつつ、リソースも回収できるこのカードのシナジーはこのデッキリストにかみ合っています。3確定。フォルクリバース
神託で回収できるマリガンを増やすだけでも充分に価値があります。これも特に説明が要らないくらい強いです。
最後に
いかがだったでしょうか。新弾の中で最もカードパワーが高いデッキという訳ではありませんが、新弾によって大きく強化されたハデスデッキが今後台頭してくる中で剣獣デッキは環境デッキの立ち位置的にもかなりいいのではないでしょうか。今後もBlogや僕のXでも環境考察やリストの改定を行っていくので皆さんぜひ見ていってください。
それでは!!!